リコー、LED照明事業に参入

~7月に直管形LED照明を発売

 リコーは21日、省エネ効果の高い製品群と、それによるソリューションを提供する「エコソリューション事業」を新規に立ち上げると発表。同事業の第一弾として、LED市場に算入する。

 リコーはLED事業参入の理由について、従来の照明より消費電力が少なくCO2排出量も抑えられることから、市場が大きな広がりを見せている点、リコーの技術とグローバルな販売・サービス網が活かせる点を挙げている。今後は省エネに関する法規制の対応で、オフィスにおけるLED需要増大が見込まれることから、まずは2011年7月より直管形LED照明を発売する。省エネ性の高い複合機やプリンタに加えてLED照明を提供することで、オフィスのCO2削減に貢献するとしている。

 LED事業のグローバルな売上目標としては、2011年に100億円規模、2013年には1,000億円規模以上の売上を目指す。





(正藤 慶一)

2011年4月21日 13:10