パナソニック、家族でシェアできるデザインの電動アシスト自転車

リチウムビビ・FP　BE-ENU033

　パナソニックは、家族で使えるデザインにこだわった電動アシスト自転車「リチウムビビ・FP　BE-ENU033」を、2月3日に発売した。希望小売価格は110,000円。

　20インチの小径タイプの電動アシスト自転車で、幅広い年齢層を狙った点がデザインが特徴。従来モデルの「BE-ENU032」は、小柄な人や、26/24インチの自転車の運転に自信のない年配層をターゲットとしていたが、デザインがシンプルだったため、おしゃれにこだわる人のニーズに応えられなかったという。

　そこで本製品では、ファッション性を高めるために、丸形のパイプバスケットやリヤキャリア、黒塗装のハンドルなどを採用。若年層にも支持される、おしゃれなデザインにしたという。また、フレームは従来と同様、小柄な人でも乗りやすい低床フレームを継承。同社では、扱いやすさと乗りやすさを求める小柄な人から、ファッション性を重視する若年層のニーズを同時に応えることにより、家族でシェアできる電動アシスト自転車が実現したとしている。

　アシスト機能では、スタートから中速域となる時速約15km/hまでにおけるアシスト出力を変更。走行がよりスムーズでなめらかに感じられるプログラム設定になっているという。また、アシスト比率は1：2(人力：動力)で、急な上り坂や発進・低速時の安定性を向上し、女性や年配の人など脚力が弱い人でも安定走行できるという。

　アシストモードは、走行条件によりアシスト力を調節する「オートマチック」と、常に強い力でアシストする「パワー」、オートマチックよりもややアシスト力を抑える「エコ」の3パターンを用意。エコモードでは、充電1回当たり最大約32kmの走行ができるという。なお、パワーモードの走行距離は約21km、オートマチックモードは約23kmとなる。

　このほか、バッテリーには容量5Ahのリチウムイオン電池を採用。気温が低い時のバッテリー充電量低下と、繰り返し放電によるバッテリー蓄電量の低下を抑える改善を施しているという。

　本体サイズは1,652×575mm(全長×全幅)で、重量は24kg。適応身長は138cm以上。バッテリーの充電時間は約3時間。本体カラーはピュアブラック、アイボリーホワイト、モダンブルー。