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パナソニック、三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化へ

〜「SANYO」ブランド廃止、「Panasonic」に統一

 パナソニックは、パナソニック電工と三洋電機の発行済み株式を、公開株式買い付け(TOB)にて取得、2011年4月を目処に完全子会社化していくことを発表した。

 パナソニックでは、創業100周年となる2018年に、グループ全体で「エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』」を目指すビジョンを打ち出しており、現在、このビジョンの実現に向けた最初のステップとして「GT12」をスタートしている。今回の両子会社の完全子会社化により、意志決定を迅速化し、グループのシナジー効果を高めることで、GT12を加速、さらなる飛躍を目指す狙いがある。

 また、子会社化後の2012年1月には、3社の事業・販売部門を、「コンシューマ」「デバイス」「ソリューション」という3事業分野に統合し再編。各事業にて、グローバルな競争を勝ち抜ける体制を確立していくという。

 さらにこの再編に合わせて、ブランドもすべて「Panasonic」に統一するとしている。ただし、事業・地域によっては、一部で「SANYO」ブランドを継続するという。

 株式の買い付け価格は、パナソニック電工1株当たりが1,110円。三洋電機1株当たりが138円。株式の買付価格は、最大で8,184億円となる見込み。期間は8月23日から10月6日まで。また、TOBに応じなかった株主に対しては、2011年4月を目処に、パナソニック株との交換を行なう。

 パナソニックは現在、パナソニック電工の株を51%、三洋電機の株を50.05%保有しており、連結子会社としている。





(正藤 慶一)

2010年7月29日 18:34