パナソニック、“ながら美容”ができる美容家電製品群を公開
今回公開された美容家電製品。左からナイトスチーマー、イオンスチーマー、デイモイスチャー、ローラー式美容器 |
パナソニックは、“ながら美容”できる美容家電製品として、スチーマーや電動ローラー式美容器具など全4製品の美容家電製品を報道陣に公開した。
働く女性をターゲットとした美容家電の製品群。お風呂に入りながら、仕事しながら、など何かをしながら美容のケアができる点が特徴となっている。
■テレビを見ながら使えるスチーマー
9月1日発売の「イオンスチーマー ナノケア EH-SA91」は、テレビを見ながら、マッサージしながら使えるスチーマー。希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後。
イオンスチーマー ナノケア EH-SA91 | 本体操作部 | フタを閉めた状態 |
スチームが発生するノズル部分の角度は手動で調節できる。写真は一番上向きにしている状態 | 製品上部。本体は楕円形の形になっている | カットモデル |
製品使用イメージ |
通常のスチームより粒子の細かい「プラチナスチーム」を肌の奥まで浸透させることで、肌の乾燥を防ぎ、肌のハリやツヤを保つスチーマー。EH-SA91では、肌の内部に浸透した水分を保つために、従来のプラチナスチームに、同社独自の“ナノイー”イオンを含ませた。
ナノイーは水分に高電圧をかけて作り出す同社独自のイオンで、肌の表面の皮脂膜を親水化させ、肌の水分を保持する効果があるという。
また、顔だけでなく首元までスチームを当てることができるように、従来は1つだったスチーム噴射口を2つに増やし、スチームの発生量を従来の約2倍に増やしている。
運転コースでは肌の状態に合わせた自動モードとして「クリア肌」「ハリ・弾力」「皮脂ケア」の3つのコースを搭載。自動コースでは温かい「温プラチナスチーム」と冷たい「冷マイクロミスト」が選んだコースによって、交互に発生し肌の状態を整える。
スチーム噴出口。従来の1つから2つに増やしている | 電源を入れると、運転状態を示すLEDがカラフルに点灯する | スチームが発生している様子 |
本体サイズは、251×184×205mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.2kg。消費電力は580W。温スチームの発生量は1分間に約12ml。
■お風呂に入りながら使える電動式ローラー
ローラー式美容器 エステローラー EH-SP30 |
11月1日発売の「ローラー式美容器 エステローラー EH-SP30」は、ローラーによる振動を顔の筋肉に働きかけることで、小顔効果を狙う美容器具。価格はオープンプライス。店頭予想価格は14,000円前後。
本体は充電式で防水加工が施されているため、入浴しながら使用できるほか、移動時間や空き時間に手軽にマッサージ出来る点が特徴。また、電動式にすることでマッサージによる手の疲れなどを解消し、1回約3分という短い施術時間を実現した。
ローラー部分では、プロのエステシャンが、顔のリフトアップや皮膚表面を整える時に施術するハンドテクニックを再現するため、本体上部のローラー 部分にはアルミとシリコン2種類のローラーを搭載した。シリコンで指の柔らかなタッチを、アルミ部分で肌を引き上げるような動きを、それぞれ再現する という。
本体は片手で操作できるコンパクトサイズ | ローラ部分 | ローラーは素材の異なる2種類を搭載。手前がシリコンローラー、奥がアルミローラー |
ローラーが回転している様子。速さはLOWに設定している
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顔の形状にフィットするように、ヘッド部分は上下方向にクッションが入った「フロートヘッド」を採用する。写真は通常の状態 | 押すとヘッドがへこむ | 回転速度は「SLOW/NORMAL/HIGH」で調節可能 |
本体サイズは、76×49×185mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約210g。1回の充電時間は1時間で、1日1回3分の使用で約1週間の連続使用が可能。
■「ナイト」と「デイ」で、24時間をカバーする2種類のナノイー発生器
デイモイスチャー ナノケア EH-SA42 |
同社が昨年11月に発売した寝ながらエステができる「ナイトスチーマー ナノケア」は、15万台を超える販売台数を記録した。同社では、この反響を受けて、夜だけでなく昼間もケアできる製品として「デイモイスチャー ナノケア EH-SA42」を11月1日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は17,000円前後。
EH-SA42は、デスクワークしながら肌や髪のケアができるコンパクトなナノイー発生器。オフィスに置いても違和感のないよう、本体サイズを150×150×168mm(幅×奥行き×高さ)にしたほか、スチーム発生機構を省略し、水補給を不要とした。
「ナイトスチーマー ナノケア」と「デイモイスチャー ナノケア」を並べた所。デイモイスチャー ナノケアでは、本体をコンパクトにするため機能などを省略している | ナノイー発生口は手動で調節可能 | カットモデル |
ナノイー発生口 | 本体上部。ナイトスチーマーと同様に球体をモチーフとしたデザインになっている |
本体から発生するのは、水に高電圧をかけて生成する同社独自の「ナノイー」イオン。ナノイーイオンは、肌表面の皮脂と親水化することで、水と混じりやすくなり、肌を保湿する効果があり、長時間継続して使用することでキメの整った肌になるという。
本体サイズは150×150×168mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約0.7kg。消費電力は5W。本体には8時間自動OFFタイマーを搭載する。
ナイトスチーマー ナノケア EH-SA41 |
また、ナイトスチーマーナノケアも9月1日にリニューアル発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は23,000円前後。
新製品の「EH-SA41」では、就寝中の使用に考慮して運転音を従来より約2dB抑えたほか、表示ランプの色を目立たないものにした。
本体サイズは、200×210×230mm(同)で、重量は約1.5kg。スチーム発生時の消費電力は150W、ナノイー発生時は5W。
ヘアメイクアップアーティストの小椋ケンイチさん |
会場では、有名人のヘアメイクを多く手がける「おぐねー」こと小椋ケンイチさんによるトークショーも開催された。
小椋さんは同社の美容家電製品について「おうちにパナソニックコーナーがあるぐらい大ファン。友達が来て製品の取り合いになっちゃうんです」と話した。また製品の効果については「メイクをするのも、高い化粧品を使うのも全て肌の土台があってのこと。パナソニックの製品はその土台作りのお手伝いをしてくれるのでとても重宝しています」と話した。
(阿部 夏子)
2009年7月30日 16:41