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東京都、自宅で使っている白熱電球2個とLED電球1個を無償交換する“省エネムーブメント促進事業”を7月10日よりスタート

 東京都は、本日7月10日より「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」をスタートした。都内の家電店等において、自宅で使用している白熱電球2個以上を持参した都民に対して、LED電球1個との無償交換及び省エネアドバイスを実施するもの。LEDの普及と家庭での省エネ行動の拡大を目的としてスタートする。

 LED電球と交換できるのは、白熱電球2個以上で、都内に住所を有する18歳以上の都民が対象。交換時には運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどの本人確認書類と、参加協力店で配布される「受領書」が必要になる。

 交換回数は1人1回まで。持参する白熱電球は2個以上で、以下3つの条件を満たすものが対象となる。「1・自宅で使用中のもの」、「2・36W以上の消費電力があること」、「3・2個のうち1個は口金サイズがE26であること」。

 お店で提供されるLED電球は口金サイズがE26、電球の形式がA型、電球60W形または40W形相当。使用用途に応じて、家電店が適した電球を選ぶ。なお、ボール型やシャンデリア型などの形状をしたLED電球とは交換できない。参加協力店は831店で、「クール・ネット東京」のホームページで検索するか、コールセンター(Tel.0570-066-700)に問い合わせる。

 今回の事業では、100万個のLED電球を用意する。東京都では、交換開始直後は、混雑が予想されるため、余裕を持ってお越しくださいと呼びかける。