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ヤマハ、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車「YPJ-C」

 ヤマハ発動機は、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車「YPJ-C(ワイピージェイシー)」を、10月27日に発売する。価格は19万9,800円(税込)。

クロスバイクタイプの電動アシスト自転車「YPJ-C」

 スポーツ電動アシスト自転車「YPJ」シリーズの新モデル。2015年12月に第1弾としてロードバイク「YPJ-R」を発売し、スポーツ自転車の長所と電動アシスト機能のメリットのハイブリッドというコンセプトが支持を得たという。

 今回発表したクロスバイクタイプは、もっと気軽にスポーツ自転車の走りを楽しみたいというニーズの高まりを受けて開発。ロードバイクの性能に、快適性と使いやすさを組み合わせたとしている。

 フレーム基本形状や、搭載するドライブユニット(PWユニット)はロードバイク「YPJ-R」と共通。タイヤは快適性を重視し、太めの700×28Cサイズを装備。リラックスした乗車姿勢を取れるフラットバーハンドルとエルゴノミックグリップを採用しており、ハンドルのスイッチ類は扱いやすく配置したという。

フラットバーハンドルとエルゴノミックグリップを採用

 メインコンポーネントは、Shimano SORAを採用。変速方式は外装18段(前2速×後9速)。ギヤ比をワイドレンジ化し、さまざまな走行シーンをカバーするという。

 液晶マルチファンクションディスプレイで常時表示される項目は、「速度/パワーメーター/ケイデンス/時計/バッテリー残量/走行モード」。切り替え表示で平均車速や消費カロリーなども確認できる。着脱式なほか、夜間も見やすいバックライトを搭載している。スイッチユニットはmicroUSBポートを備え、スマートフォンなどの電子機器へ給電できる。最大出力はDC5V、500mA(USB2.0対応)。

バックライトを搭載した液晶マルチファンクションディスプレイ

 バッテリーはリチウムイオン電池を採用。充電時間は約1時間。1回の充電で走行できる距離は、HIGHモードでは14km、STDモードで22km、ECOモードで48km。電動機形式はブラシレスDCモーター(240W)。

 フレームサイズはMとXSの2タイプを用意。Mサイズは1,720×590×865~1,000mm(全長×全幅×サドル高さ)で、重さは16.1kg。XSサイズは1,720×590×805×940mm(同)、重さは16.0kg。本体カラーは、マットブラックとピュアホワイトの2色。

マットブラック
ピュアホワイト