やじうまミニレビュー
今年はチョコフォンデュでハッピーバレンタイン!
by 石井 和美(2015/2/10 07:00)
娘が「今年のバレンタインは、みんなでチョコフォンデュしようよ」と言い出した。正直、準備や後片付けが面倒そうで気乗りしなかった。
そんなときに、手軽にチョコフォンデュができるという、電気式チョコレートフォンデュ器「ハートフルII」を見つけた。これなら手軽に楽しめるかもしれない。
メーカー名 | パール金属 |
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製品名 | ハートフルII ホワイト D-138 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 1,536円 |
電気式なので簡単! フルーツを準備して、チョコレートを溶かせば準備完了
ハートフルIIは、火を使わない電気式なので、気軽にチョコフォンデュが作れるキットだ。「加熱/保温」のスイッチがあるため、チョコを焦がさずに楽しめる。
本体のサイズは145×140×130mm(幅×奥行き×高さ)で、とてもコンパクト。ミニ鍋は取り外し可能となっており、フッ素樹脂塗膜加工で汚れがこびりつきにくい。セット内容にはフォークも4本用意されており、すぐに始めることができる。
さっそくミニ鍋にチョコレートを入れて溶かしてみた。先にチョコレートは細かく砕いておく。レシピによると180gだ。購入したチョコレートは1枚50gだったので、4枚弱使用した。こんなに小さくみえる鍋だが、チョコレートがたっぷり入るので驚いた。
チョコレートを入れたミニ鍋を、本体にセットしたらスイッチを「加熱」に合わせる。すると、ゆっくりとチョコレートが溶けていく。全部溶けるまでにかかった時間は15分ほど。その間にフルーツやマシュマロを準備することができた。
チョコレートが溶けたら「保温」にする。トロトロのあたたかいチョコレートに、フルーツをつけていただく。今回はミルクチョコレートを使ったが、大人が食べるならビターチョコレートも美味しそうだ。
鍋が小さいので、一度にチョコをつけるのは2人が限界だ。我が家は子供達がまだ小さいので、フルーツの取り合いのようになってしまい、あまりゆっくりと味わう感じではなかったが、それはそれでワイワイ楽しい。
子供達にはぶどうやバナナ、マシュマロが人気だった。大人にはキウイやポンカンなど、酸っぱいフルーツと甘いチョコの組み合わせが好評だった。
好みにもよるが、フルーツはドボンとたっぷりつけるより、ちょっとつけるほうが美味しい。全て食べてしまうと、チョコレートを4枚近く食べてしまうことになる。ダイエット中の方や、小さいお子さんが食べる場合は、注意していただきたい。
ミニ鍋は取り外せるので、洗うのも簡単だった。
チョコフォンデュは準備が大変かと思っていたが、あっという間にできる。思い立ったときにすぐにできるのは嬉しい。
バーニャカウダも大好評!
アンチョビ、ニンニク、オリーブ・オイルを混ぜ合わせた熱いディップソースに、野菜をつけて食べるバーニャカウダもできる。
取扱説明書にレシピがあったので、その通りに作ってみた。別に小鍋を準備し、そこでオリーブオイル、アンチョビ、にんにくを煮込み、好みでバターと生クリームを入れて加熱しておく。しっかり煮込む必要があるため、ハートフルIIでは調理できない。消費電力は15Wと低いため、加熱といっても、グツグツと煮込むことはできないからだ。
煮込んだら、ソースをハートフルIIのミニ鍋に移す。冷たい野菜に熱々のディップがとても美味しい。ボイルした帆立や海老も合うとのことだったので、一緒に食べたが、これも大好評だった。
外のレストランで食べると高いバーニャカウダだが、家でならたくさん食べることができる。とても好評だったので、また作る予定だ。
今年のバレンタインはチョコフォンデュに決定!
個人的には、バーニャカウダの美味しさにも驚いた。レシピは本格的で、味も申し分なし。ちょっとした高級レストランにいるような気分になれた。子供が小さいとなかなか外食には行けないが、久しぶりにゆっくりときれいなグラスを出して、お酒も楽しむことができて満足だ。
チョコフォンデュは、パーティなどにもぴったり。家族4人でワイワイ楽しみ、7才になる息子と旦那は大喜びだった。温度を気にしながらチョコレートを作るよりも簡単なので、今年のバレンタインは、ハートフルIIでチョコフォンデュを楽しむ予定だ。