やじうまミニレビュー
スマホアプリも楽しめる「ハイブリッド式」のT字カミソリ
by 中野 信二(2014/4/3 07:00)
今回は、貝印より発売された5枚刃のT字カミソリ「Xfit(クロスフィット)」を紹介しよう。2カ月でパッケージごと買い替えるという、斬新な手法を世に広めようとしている製品だ。
メーカー | 貝印 |
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製品名 | Xfit(クロスフィット) |
希望小売価格 | 735円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 718円 |
Xfitは、ホルダー1本と替え刃4個を同梱したパッケージ。刃の劣化や衛生面を考慮して2週間ごとに替え刃を交換し、さらに8週間(2カ月)で新しいパッケージを購入することが推奨されている点が特徴だ。一定の期間でパッケージごと買い替えるこの手法をメーカーは、従来の替刃式と使い捨てのディスポーザブル式の中間ということで「ハイブリッド式」と称している。
さらに、Xfitはスマートフォンとの連携もしている。これについては後ほど説明するが、いろいろ新しいことにチャレンジしている製品なのだ。
ヘッド部分は、肌の凹凸に合わせて首を振る「3Dヘッド」や、替え刃をワンタッチで着脱できる「イージードッキングシステム」を採用している。
なめらかな剃り味。余計な力を入れずにヒゲが剃れる
さて、早速使ってみよう。いつもの通り、お風呂で洗顔後、洗顔用の泡を残したまま髭を剃ってみた。
ホルダーは、樹脂製だからか重みがなく安っぽく感じる。いつも使っているT字カミソリが替え刃式の「シック プロテクターIII」なので、余計にそう感じるのだろう。
剃り味は、首振り機能のない「シック プロテクターIII」よりも、引っかかりが少なくスムーズだ。スムーズに剃れるのは、Xfitのヘッドが全方向に首を振り、頬や口の周り、下あごにフィットするからだろう。「シック プロテクターIII」だと、口の周りや下あごに剃り残しができるが、Xfitだと剃り残しもない。
また、ときどきカミソリ負けして肌が赤くなることもあるが、アロエとビタミンEを配合したスムーザーのおかげか、剃り負けもしなかった。
現在使用中のT字カミソリの替え刃がなくなったらXfitに乗り換える!
剃り心地に不満はなかったので、単純にコストパフォーマンスだけを比較しても、“これは買い”とオススメできる。現在愛用している「シック プロテクターIII」は本体価格が約600円、替え刃が4個入りで約900円なので、合計すると約1,500円になる。Xfitなら2つ買える金額だ。
一般的には、替え刃だけでも5枚刃の4個入りが約1,200円、8枚入りだと約2,000~3,000円はする。それに比べてもXfitはかなりお得。
ちなみに、剃り味が気に入らなかったら返金する「Xfit体感キャンペーン」が7月31日まで実施されている。Xfitの購入日の次の日から30日以内であれば、応募用紙のアンケート、必要事項を明記して、レシートと一緒に郵送すると返金される。こういう仕組みも用意されているので、興味のある人は気軽に試してみてはいかがだろうか。
専用アプリ「HIGE LIFE」と連携。自分に似合うスタイリングを発見!
Xfitは、3月17日より配信中の専用アプリ「HIGE LIFE」と連携している。HIGE LIFEでは、「Xfit」利用者のヒゲを診断する「HIGE KARTE」と、1分間のヒゲソリ情報音声番組「HIGE FM」の2つのコンテンツを楽しめる。
HIGE KARTEは、ユーザー専用のコンテンツなので、まずXfit本体の形状をスマホのカメラで認証する。認証後、ヒゲの形状がわかる写真をスマホのカメラで撮影し、前回ひげを剃った日、ひげ剃りをする時間、年齢を入力して送信する。問診票の内容からヒゲの特徴が分析された診断結果が、早ければその日中に、遅くなると数日後に送られてくる。診断結果は「ひげの濃さ」「剃り方」「スタイリング」の3項目で表示される。
ちなみに、自分の診断結果は、ひげの濃さが最低のレベル1(最高はレベル5)、剃り方は順剃り、スタイリングはフェイスラインに沿ってヒゲを均一の太さと長さで残すことで、顔に影ができ小顔効果が期待できる「シャドースタイル」だった。