やじうまミニレビュー

小林製薬「チンしてこんがりモーニングカップ」

~朝ごはんの定番メニューを電子レンジで一気に作る
by 林 佑樹


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


小林製薬「チンしてこんがりモーニングカップ」

 絶賛独り暮らしライフを満喫し、最近ではお母様から「そろそろ決めることがあるんじゃなくて?」などと言われている。そんな独り暮らしで大変といえば、小生からすると料理。寒い時期になるとキッチンに長く立ちたくないので、どうしても出来合いのモノが増えてしまう。そんなことを察してか、心優しい編集部から小林製薬「チンしてこんがりモーニングカップ」が届いたので、今回はレッツクッキング!


メーカー小林製薬
製品名チンしてこんがりモーニングカップ
希望小売価格262円
購入場所近所のスーパー
購入価格262円

 「チンしてこんがりモーニングカップ」。ネーミングで説明不要のような気もするが、説明しておくと、ウィンナーや目玉焼きなど朝ごはんの定番メニューを電子レンジで作ってしまおうというカップ。内側はアルミニウム製で、それが加熱されて容器内の食材に熱を伝える仕組みのようだ。サイズは155×80×37mm(幅×奥行×高さ)で、国内で流通する、どんな電子レンジにも対応する大きさ。1つのパッケージには5パック入っており、基本使い捨てとなっている。

パッケージの側面には推奨の加熱時間が記載されている「チンしてこんがりモーニングカップ」の本体。1パッケージに5つ入っている

 用途としては、ベーコン、ハムステーキ、ウィンナー、目玉焼きに対応と書かれている。また、レシピブログの朝食レシピコンテストサイトというサイトでは、モーニングカップを使ったレシピの数々が紹介されている。

 というわけで、実際に使ってみよう。まずは目玉焼きとウインナー。そして、アスパラガスも入れてみた。パッケージにブロッコリーが写っていたので、生野菜も行けるのかと気になったからだ。加熱前の準備は、少量の油をカップに薄くひいて、卵を割る。卵は加熱時の破裂を防ぐため、黄身にフォークなどで穴を開け、白身をほぐしておく。また、ウィンナーにも切れ目を入れておく。

 ここまで準備したら、加熱スタートだ。まずは2分間で試してみたが、軽く焦げ目が付いてちょうど良い仕上がりとなった。アスパラガスのほうも十分に熱が通っていたので、細身の野菜であればまとめて調理しても問題なさそうだ。

目玉焼きを例に流れを見てみよう。油を薄くひいてからタマゴを投下。黄身に穴を開けて、白身をほぐすウィンナーに切れ目を入れて3本、アスパラは2本をカットして入れてみたレンジで2分加熱して完成。アスパラガスがない場合は1分40秒程度で問題ないだろう

 そのほか、ハムステーキ2枚、豚肉入り野菜炒め、ビビンバ風のモノ、ホットケーキも作ってみた。いずれも問題ナシで、朝食以外でもおつまみ作りにも活用できる。豚肉入り野菜炒め、ナムルと肉味噌を一緒にしたビビンバ風おかず、ホットケーキを作る場合は加熱時間を調整する必要がある。以下、写真とともにレシピを記載していこう。といっても、加熱時間だけとなるのだが。なお、電子レンジの出力は500Wとなっている。

ハムステーキ2枚。出力500Wで約2分10秒でできあがるナムルと肉味噌をのせて、約4分30秒加熱した、ビビンバ風おかず。白いご飯に良く合う野菜炒めはふたり分くらい、という目分量。4分30秒ほどでできあがり。野菜にはしっかりと熱が通っていたのだが、豚肉に赤い部分がわずかにあったので、4分40~50秒がよさそうだ
ホットケーキはカップ1杯で1.5人分ほどになる。卵の関係で3人分(卵1個、牛乳100ml、ホットケーキミックス150g)を準備してから、カップに入れ、3分加熱で完成した。けっこういい感じの焦げ目がついたホットケーキをひっくり返す前は、どうみても蒸しパン。このまま食べてもいいような

 ちなみに使い捨てが、推奨されているが貧乏くさく2回目も大丈夫じゃないかな! と試してみたところ、ハムステーキや野菜炒めは問題なかった。

 というように、カンタンな調理なら「チンしてこんがりモーニングカップ」で済んでしまう。製品名通り、シンプルな調理に向いているので、朝食をささっと作りたいという人にオススメ。本製品での調理に慣れてきたら、レシピサイトなどを参考に少し手の込んだ料理にもトライしてみるのも面白い。



2011年 1月 27日   00:00