やじうまミニレビュー
ルクエ「スティミュル フットマット」
ルクエ「スティミュル フットマット」 |
冬はお風呂が気持ちいい季節。女性の中では、毎日1時間はお風呂に入るという人も少ないだろう。半身浴による血行促進効果や美容効果が注目されてからは特に、お風呂で使える美容グッズの種類も増えている。今回は、その中でもユニークな足用のブラシ、ルクエの「スティミュル フットマット」を紹介する。
メーカー | ルクエ |
製品名 | スティミュル フットマット |
希望小売価格 | 3,150円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,940円 |
スティミュル フットマットは、マットの上で足を動かすだけで、足の裏をくまなく洗えるという足用のブラシマットだ。足専用のと聞くと、正直違和感を感じたが、改めて考えてみると、足の裏は確かに洗いにくい場所だ。体が固くてかなり無理をしないと足の裏まで手が伸ばせないという人や、お腹が邪魔して……なんていう人もいるだろう。
スティミュル フットマットでは、足をマットの上に置いて前後に動かすだけで、足が洗えるブラシマットだ。ブラシ部分は、毛ではなくてシリコン製のブラシを採用している。シリコン製なのはブラシだけではない。マットそのものもシリコン製で、手に持つとぐにゃりと曲がる非常に柔らかい造りだ。衣類を着ていない浴室で使うことを考えるとこれは安心。また、足が滑りやすい浴室での使用に配慮して、マットの裏には滑り止め用の吸盤も配置されている。
本体表側 | 裏側。滑り止めのための小さな吸盤が付いている | 本体は全体がシリコン製で、柔らかい |
使い方は至って簡単。浴室にマットを用意して、足を乗せて前後に軽く動かすだけだ。使ってみた最初の印象は、ブラシというよりもマッサージマットに近い感覚だ。
前述したように、スティミュル フットマットのブラシは毛ではなくシリコン製なので、マットに直接ボディソープを垂らして、スティミュル フットマットの上で泡立てるというような使い方は向かない。実は一番最初に使った時、そのような使い方をしたが、ほとんど泡立たなかった。私は、どうしても泡できちんと洗いたいタイプなので、タオルやスポンジなどであらかじめ泡立てた泡を足の上にたらすようにして使った。ブラシ間の間が広いシリコン製のブラシなので、うまく空気が取り入れられて泡がつぶれるというようなことがない。
ブラシ部分 | あらかじめスポンジで泡立てたボディーソープを使う | 使っているところ |
シリコン製のブラシの特徴は、肌への辺りが柔らかく、痛さが全くないというところ。毛のブラシの場合、マットの上で立ったりしたら、その重さでブラシが曲がってしまったり、肌に刺さるなんてことが考えられるが、スティミュル フットマットでは全体重を掛けてその上で立ったりしても、ブラシが柔らかく支えてくれる。しっかりしたシリコン製のブラシが足の指の間までしっかり入り込んで汚れをとってくれる。ブラシの間には、小さな凹凸が並んでいるので、ちょっとした指圧効果も期待できそう。
何でもゴシゴシと洗いたい性分の私は、最初シリコン製のブラシでは辺りが柔らかすぎて物足りないかもと思っていたが、まるで人工芝の上を歩いているような柔らかさは1回体験するとヤミツキになる。足を動かしながら、上半身や頭を洗うということもできるので、利便性も高い。
ブラシ部分は柔らかく、適度な刺激がある。ブラシが足の間まで入り込んでしっかり洗える | ブラシの間には小さな凹凸が並んでいて、ちょっとした指圧効果も |
注意したいのが、足の裏を刺激するとくすぐったいという人には向かないということ。これは個人差の問題だが、足の裏が敏感な妹が使ったところ、とても耐えられないと話していた。
気に入っているのは、お手入れが楽ということ。使った後は、浴室の壁に掛けて置けば水分が勝手に飛んでくれるのでカビの心配がなく、いつでもきれいに使える。これは、水はじきの良いシリコン製ならではだろう。
使用後はシャワーなどで泡をしっかり落とす | 浴室などに掛けておけば、自然に水分が飛び、カビたりすることもない |
これまで、足の裏を徹底的に洗うという経験はあまりなかったが、やってみると思った以上に気持ちよく、スッキリとする。また、お年寄りなど体を動かすのがキツイと言う人にも便利に使える製品だと感じた。ただ、足を動かすだけでいいので、面倒な美容グッズは続かないという人にもおすすめだ。
2010年 2月 15日 00:00
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