やじうまミニレビュー
スケーター「電子レンジで作るカンタン目玉焼きメーカー(60秒)」
スケーター「電子レンジで作るカンタン目玉焼きメーカー(60秒) 」 |
自炊は好きなのだが、おかずを1品から2品に増やすとキッチンが狭い、フライパンが足りないといったイベントが頻出して、けっきょく1品と野菜サラダだけとなってしまいやすい。そこに一計を投じる形で最近は電子レンジを活用するアイテムが気になっている。今回紹介するのは、スケーター「電子レンジで作るカンタン目玉焼きメーカー(60秒) 」。お弁当作りや朝の忙しいときに便利そうなアイテムである。
メーカー | スケーター |
製品名 | 電子レンジで作るカンタン目玉焼きメーカー(60秒) |
購入場所 | 楽天 |
希望小売価格 | 609円 |
購入価格 | 420円 |
「電子レンジで作るカンタン目玉焼きメーカー(60秒)」。非常にわかりやすいネーミングである本製品のサイズは、108mm×147mm×47mm(直径~取手を含む場合×高さ)で、見た目はちっちゃなお鍋といった印象である。円形のポリプロピレン容器はいくらでも見かけるが取手ついたものはなかなか見かけない。またフタが付いており、わざわざラップをかける必要もなく、使い勝手が考慮されている。
パッと見ではわからないのだが、本製品は足が約1cm高い。電子レンジ内に割り箸で足場を作ると熱の通りがよくなるというテクニックは不要なのだ。この点もキッチン事情をよく把握しているなと感じる。
しっかりとしたフタと太めの取手が目立つ | 使い方はカンタンだがパッケージ裏の注意書きは要チェック。とくに出力500Wが前提になっている点が重要 |
本製品で目玉焼きを作るときの条件は、500W出力が可能な電子レンジがあること。700Wや900Wの電子レンジでもOKなのだろうが、そうするとタイマー設定がシビアになるため、500Wを推奨しているものと思われる。
手順はフタを開けて、そこに生卵を割って入れ、白身と黄身の部分を爪楊枝か竹串で十数カ所の穴を開けてからフタを閉め、レンジで60秒間回すだけ。実にお手軽である。ちなみに穴開けを怠ると加熱中に破裂して、レンジ内が汚れてしまうので、そこだけは忙しくても面倒でもしっかりとやっておきたい。
少しだけ面倒だが、白身と黄身に穴を開ける作業アリ。黄身のときはスッと入れて、角度そのままスッと抜くこと |
電子レンジで60秒は完熟での設定で、50~55秒に設定すると半熟の目玉焼きになる。ファーストトライは、筆者宅の電子レンジのタイマーがアナログということもあるが、1分10秒くらいになっていたようで加熱しすぎてしまった。食感もボソボソしている。時間はシビアに管理したい。
取り出すときに手間が少なくて済むと感じたのは、取手とフタのつかみ部分。この部分は分厚く作られており、1~2分の加熱ではまったく熱くならない。つまりは、鍋つかみなどをわざわざ用意する必要がないのだ。
また名称こそ目玉焼き専用となっているが、自己責任でトライした結果、そのほかの調理も問題なかった。「ベーコンエッグはちょっと多めに回せばいい」という母のアドヴァイスを元にトライしてみた。ベーコン2枚の場合は1分20秒程度でちょうど半熟となったし、アスパラベーコン巻きは3分30秒程度でほどよく仕上がる。いろいろ試したくなる調理グッズで、目玉焼き以外にもちょっとしたおつまみ作りにも活躍してくれそうだ。
ファーストトライ時の目玉焼き。ちょっと加熱しすぎてコンビニ弁当風である | ベーコンエッグにもトライ。1分20秒程度で半熟となった。後ろにあるのは同時進行で作っていた野菜炒め | ベーコンアスパラ巻きのファーストトライ結果。4分ちょっとかな~とテキトーに決めたため、焦げが多め。3分30秒を目安でレンジを回すとよさそうだ。なお水を約20cc入れておくとパリパリになりにくい |
フタがキャラクターになっているタイプも存在する本製品だが、かわいい見た目以上に実用性があり、朝食時だけでなく、毎食1品を追加してもまったく苦にならないお手軽さが魅力だ。もちろん、効率のいい調理が前提のアイテムなので、時間を有効に使いたいという人にもオススメである。
2009年 7月 17日 00:00
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