やじうまミニレビュー

無印良品「アルミカードケース」

~名刺入れの定番製品
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無印良品「アルミカードケース」

 社会人にもなれば、1つは持ってるであろうグッズが名刺入れ。高価なブランド品から、文具メーカーの実用品まで、まさにピンキリの世界である。その分野で、永く愛される定番製品といえるのが、無印良品の「アルミカードケース」だ。




メーカー無印良品
製品名カードケースLカードケース 厚口
カードケース 薄口
無印良品ネットストア販売価格599円399円367円


 無印良品の製品だけに、ロゴも模様もない、アルマイトの素材感を前面に出した名刺入れだ。サイズは45枚入る「L」、30枚の「厚口」、18枚の「薄口」の3種類がある。以前は、表裏両面にフタが付いたタイプがあったが、無印良品のWebサイトを見る限り、現在はラインナップに入っていないようだ。一時期、実際に使っていたが、可動部の質感が低く、デザイン的にもシンプルさに欠け、すぐに使わなくなってしまった。

左から「薄口」「厚口」「L」厚み止め金の大きさが異なる

 なんといってもこの製品の魅力は、価格に対しての質感の高さだろう。数百円で買えるのに、安っぽい感じがまるでしない。アルミだが強度にもさほど不安はなく、踏んづけたりしない限りは変形しないだろう。

 サイズ選びだが、個人的には真ん中のサイズの「厚口」を推したい。デザインと実用性のバランスがよいのだ。「L」は収納量が45枚と「厚口」の1.5倍でしかないが、厚みは2倍。見た目も「厚口」のほうがスマートでカッコいい。

 「薄口」もシャープでカッコいいが、18枚という収容力は頻繁に補充が必要になりそうで、個人的にはつらい。価格も「厚口」と30円しか変わらないため、迷ったら「厚口」がいいだろう。

「L」は厚みが目立つ「厚口」の側面はななめのカットになっているのが特徴「厚口」に名刺を入れたところ

 「厚口」を推す理由はもう1つある。フタの部分の側面加工が「厚口」だけ違うのだ。写真を見てもらえばわかるが、「厚口」だけ、フタの側面が斜めにカットされている。実用面ではたいした差はないが、見た目が美しい。

 老若男女、フォーマルだろうがプライベートだろうが、誰が持ってもサマになり、しかも安価ときている。万人に勧められる定番製品であることは間違いないだろう。




2009年 6月 26日   00:00