やじうまミニレビュー
手軽にビアホールのビールを再現できる「ビアフォーマー」
by 藤山 哲人(2015/8/5 07:00)
昨年あたりから登場しはじめた、ビールにうまそうな泡を作るグッズ。でも今までは持ち運ぶにはちょっと大きかったが、今年はペン型が登場した!
これだけ小さいと毎日会社に持って行き、帰りの公園で仲間と安上がりなビアホールを楽しめる。さらにBBQパーティーでサッと取り出して泡立てれば、大盛り上がりすること間違いない!
メーカー名 | グリーンハウス |
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製品名 | ビアフォーマー GH-BEERC-WH |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,918円 |
使い方は超カンタンで、ビールの中にスティックを差し込みスイッチを押すだけ。先端から細かい泡がたくさんが湧き出し、あっという間にビアホールででてくる、あのビールが完成する。なお駆動は単四形電池2本で、10杯ぐらいはいけそうな感じだ。
写真では500cc(中ジョッキ程度)を使ったが、だいたい5秒ぐらいで3cmの泡の層ができた。泡のキメ細かさは、写真を見てもらえば分かるとおりで、バシャバシャと注いだビールとはまったく違う泡ができあがる。
まぁ普段の記事なら泡の効能がうんぬん書き始める俺だが、このうまそうなビールの前には説明不要! うまそうだから、効能なんていいじゃん! なのだ。
この泡発生器。面白がって泡を出しまくっていると、ビールの炭酸成分がなくなっちゃうので要注意。感覚から言うと、だいたい5~10秒に抑えておかないと、炭酸が抜けちゃってビアホールの味から離れてしまう。
なおビールの泡立てはもちろんだが、炭酸が苦手という人にもオススメだ。この夏からストロングな炭酸飲料が登場したが、「俺はオランジーナみたいな微炭酸が好きじゃ!」という人も多いハズ。
そんなときはポケットからコイツを取り出して、炭酸の量を微調整してやればOK。だいたい30秒もやれば、炭酸はほとんど抜けるので、その手前で微妙に調整してやろう。
こうすればストロングペプシが、微炭酸ペプシに早変わりする。
本当に超音波なのか調べてみた
超音波の振動なので、スイッチONにしてもガタガタ言うわけでもなく、指で触れてもまったく振動を感じない。そこでスマホのスペクトラムアナライザというアプリを使って、どんな周波数の音が出ているかを調べてみた。
酔っ払ってるのでカンタンな実験だが(笑い)、グラフ右側の20kHzに大きな山ができている。20kHz以上の音(グラフだと山を含め右側)は、超音波で人には聞こえない音。でもスマホのマイクは、はっきりと超音波を拾っていたようだ。
ちなみに実験をしていたら14歳の娘が「さっきから何の音!?」とその音に気がついたようだ。モスキートノイズのように、若い耳には聞き取れるらしい。
さらについでに、犬に向かってスイッチONしたら、そそくさと部屋から出て行った。犬の耳にも聞こえる超音波のようだ。
キャンプやBBQを盛り上げるアイテムとして!
たとえ缶ビールでもワンランク上のうまさになる超微細泡立て器beer foamer。みんなのビールを泡立てて美味しくするビール天使になってもよし、炭酸飲料を砂糖水に変える悪魔になるもいい。どちらにせよキャンプやBBQでウケること確実!
さらにスマホのアプリで超音波がでていることを実演してドヤってもいい。また指先に水を一適つけてbeer foamerに軽く触れると、超音波加湿器のように煙も出てくる。とにかく面白いアイテムだ。