やじうまミニレビュー

生クリームを入れて振るだけ! 自家製バターが作れる「ふんわりバタークック」

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです
東洋アルミエコープロダクツ「ふんわりバタークック」

 今回は、生クリームをシェイクして、自家製バターが作れる「ふんわりバタークック」を紹介しよう。

メーカー東洋アルミエコープロダクツ
製品名ふんわりバタークック
購入場所Amazon.co.jp
購入価格1,540円

生クリームを入れて振るだけ!

 ふんわりバタークックは、マラカスのようなユニークな形をしている。本体両端に単体でも容器として利用可能なメタクリル樹脂の透明容器がついている。組み立て時のサイズは67×180mm(直径×高さ)。攪拌棒としても使えるシリコーン製の攪拌スプーンと、透明容器用のフタが2個、4枚のレシピカードが付属する。

パッケージ
キャップは透明容器につけられる
レシピカードが付属する

 使い方は至ってシンプル。透明容器1個に生クリーム約80ml入れ、透明容器でしっかりフタをしたら、中身が動かなくなるまでシェイクするだけだ。ポイントは、乳脂肪分45%以上の生クリームを使うこと。中に攪拌スプーンを入れずにシェイクすると空気感のある「ふんわりバター」ができる。

 レシピによれば、シェイク時間の目安は「ふんわりバター」なら1分半、「しっかりバター」は3分間とのことだが、約2分くらいシェイクすると、中の生クリームはほとんど動かなくなるようだ。透明容器にフタをすればそのまま冷蔵保存でき、必要なときはテーブルに直接並べられる。

透明容器の目盛りを見ながら、生クリームと塩をいれる
攪拌スプーンを入れて、もう1つの透明容器でフタをする
3分間振る
自家製「しっかりバター」のできあがり
約80mlの生クリームで透明容器丸1個分のバターができた。レシピには水分(バターミルク)が分離するとあるが、筆者のケースは分離しなかった。左は固形の市販バター
「しっかりバター」用の残りの生クリーム120mlを使って作った、攪拌スプーンと塩を入れない「ふんわりバター」2個

 バターといえば、黄みの強い固形のイメージが強いが、ふんわりバタークックで作れるバターは白っぽく、とてもクリーミーで、ミルクの風味をしっかり残している。

 もちろん、普通のバター同様さまざまな料理に使える。バターの味わいと、ふわっとした質感を生かした料理はレシピカードでも紹介されているが、ホームベーカリーでの食パン作りにも使ってもいいし、焼いた餅の上に乗せ、お醤油を垂らして食べると絶品だ。生姜焼き作りに使ってみたところ、サラダ油とは違ったコクが感じられた。

柔らかいので塗りやすい
優しいミルク風味がおいしく、ついついたっぷり塗ってしまうので注意したい……
お醤油との相性もバッチリ

手作り大好きのアレンジ派におすすめ!

 塩加減や味を自分で調整できるというメリットもある。いつものバターがちょっとしょっぱいかな? と思ったら、お好みで塩を減らせばいい。逆に、砂糖やリンゴのようなちょっとしたドライフルーツを混ぜてシェイクすれば、優しい甘さのスプレッドが作れる。生クリームのみならず、オイルや酢を入れて振ればドレッシング作りにも使える。

 ふんわりバタークックは、アレンジ次第でいろんな楽しみ方ができるアイテムといえよう。

すずまり