タカタレムノス「ティッシュケース STOCK」

タカタレムノス「ティッシュケース STOCK」

　今や生活必需品といっても過言ではないティッシュペーパー。鼻をかむのはもちろん、ちょっとしたものをこぼしてしまった時や、メイクの仕上げなど、様々なシーンで活躍している。特に今の時期、花粉症で大量にティッシュペーパーを使うという人も多いのではないだろうか。そんな人にお勧めしたいのが、今回紹介するタカタレムノス「ティッシュケース STOCK」だ。

　STOCKという製品名とおり、ティッシュケースにティッシュボックスをストックできるという製品で、本体には2つのティッシュボックスを重ねて入れることができる。買ってきたティッシュボックスをそのまま置くと、生活感が出るから……と、ティッシュボックスを入れるための専用ティッシュケースを用意している人は多いが、その入れ替えが意外と面倒だったりする。STOCKは、そんなものぐさな人にぴったりの製品だ。

　本体は、「プライウッド」と言われる、曲面に成形加工した一枚板から成る。椅子などによく使われる技法で、木のぬくもりが感じられる優しいデザインだ。2つのティッシュボックスが入ると聞いて、かなり大ぶりな製品かと思っていたが、実際はそこまで大きくない。一般的なティッシュケースよりも少し背が高いかなというぐらいで、本体サイズは280×130×150mm(幅×奥行き×高さ)だ。

本体と蓋だけのシンプルな製品

裏面には、ブランドの刻印がある

一般的なティッシュケースと並べたところ。大きさはそれほど変わらない

背はSTOCKの方が高い

　さっそく、ティッシュボックスを2つ重ねてセットして入れてみた。蓋はケースに固定するタイプではなく、ティッシュボックスの上にそのまま置く仕組みだ。今回入れたのは、薄型タイプのティッシュボックスだったので、中のスペースにかなり余裕があったが、高さがあるティッシュボックスだと、もしかして2つ重ねていれられない場合があるかもしれない。その場合、紙製のボックスから中身だけだして、STOCKにセットするという方法もアリだろう。

薄型のティッシュボックスがすっぽり入ってしまう

本体にティッシュボックスを入れたところ

セットしたところ

　使い始めて気付いたのが、蓋の構造の便利さ。ティッシュボックスの上に載せる仕組みなので、2つ重ねてある上のティッシュボックスがなくなってしまったら、上のボックスを捨てて、そのまま下のティッシュボックスの上に蓋を置ける。蓋が固定式だと、高さが足りないので、もう1つティッシュボックスを持ってくるか、空のティッシュボックスを下にセットしなければならないのだ。シンプルな製品だが、細かいところまでよく考えられていると感じた。

蓋は本体に固定する方式ではなく、ティッシュボックスの上に載せて使う

シンプルながら高級感のあるデザインで、生活感を感じさせない

　ティッシュケースとしては高額の製品だが、ストックできるという発想はもちろん、デザインそのものも優れていて、高級感がある。気に入ったティッシュケースが見つからないという人には一度チェックしてみて欲しい。