やじうまミニレビュー

無印良品「LEDミニ懐中電灯 9YYA12AZ03」

〜ちゃんと15時間点灯するキーチェーンライト

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです

安くなった今がチャンス

無印良品「LEDミニ懐中電灯 9YYA12AZ03」

 ある日、無印良品の店頭をチェックしていたら、去年の秋頃に発売されたキーチェーンライト「LEDミニ懐中電灯」が、ちょっと安くなっているのを見つけた。

 キーチェーンライトは、キーホルダーやバッグに取り付けるミニサイズの懐中電灯だ。発売された時も、ちょっと変わった形に心を惹かれていたのだが、790円という価格に手が出ずに購入を見送っていた。それがちょうど3割引きの553円になっていたのだ。

 もともと興味のあった製品なので、値下がりを理由にして買ってみた。期間限定の値下がりなのか、ずっとこの価格になるのかはわからないが、私のように興味があった人にはチャンスだ。なお、2月13日時点では、ネットショップでも同じ値段で販売されている。

メーカー 無印良品
製品名 LEDミニ懐中電灯 9YYA12AZ03
購入場所 無印良品 店頭
購入価格 553円

無印らしいデザインのキーチェーンライト

 この無印良品の「LEDミニ懐中電灯」は、いくつか特徴がある。

 まず、デザインだが、本体が樹脂製で無印の一連のLEDライトの共通したモチーフに沿っている。無印のLEDライトはポリカーボネート樹脂の本体で、LEDの先の部分が広がっているのが主流だ。この広がった部分がLEDの光を受けて反射するので、前方だけではなく、ランタンのように周囲も照らしてくれる。

いつもの無印良品の段ボール箱に入っている
電池などの仕様が書かれている
LEDは白色が1個
先端部分が広がっており、三味線のバチのような形をしている
本体上部のスイッチをスライドさせると点灯する
広がっている部分も光る

 LEDミニ懐中電灯も、本体が白い樹脂で、LEDの先が広がったところまではうまく真似ている。ただし、広がった部分は、大きなLEDライトでは円錐形になっているが、LEDミニ懐中電灯では縦方向に潰れた長方形になっている。ちょうど三味線のバチのような形だ。モチーフは借りているが、ミニチュアというほどは似ていない。ただ、写真で見るよりもずっと小さい製品(53×22×9mm、8g)なので、“カワイイ”と言ってもらえると思う。

本体幅は5cm強しかない
四角くて薄い不思議な形だ
キーホルダーに付けた状態

 ちなみに、LEDミニ懐中電灯の操作部分は、スイッチが1つだけだ。このスイッチを押すとLEDが点灯し、スライドさせると連続点灯する。キーチェーンライトというジャンルではボタンを押した時だけ点灯し、連続点灯してくれない製品も多いので、連続点灯してくれるのは魅力だ。

 LEDは白色の約72mWが1個なので、そんなに明るくはない。光は数m先まで届くが、レンズで集光されていないので、なんとなくぼんやりとした感じの照らし方だ。また、写真だと分かりにくいが、光が円ではなく横に長い四角に見える。もっともキーチェーンライトは、ごく近い距離でドアの鍵穴を探したり、暗い場所でバッグの中を照らして物を探したりするのが主な用途なので、それには十分だ。

50cmぐらい離れた位置からドアの取っ手部分を照らす
2mほど離れた位置から壁を照らす。肉眼では四角く照らしているのが見える

 電源にボタン電池2個を使用しているが、連続で15時間と電池寿命が長いのも特徴だ。電源がボタン電池なのは、100円ショップの製品でも多いが、これだけ長い点灯時間を保証しているのは珍しい。実際に試したところ、付属していた電池で約16時間、交換した富士通製のボタン電池で約18時間点灯した。15時間という点灯時間はアテにして良い数字だ。これぐらい長い時間点灯すれば、イザというときの明かりとして期待できる。

 使用するボタン電池は「CR1220」という、ちょっと変わったタイプだ。直径が12.5mm、高さが2.0mmの3Vリチウムコイン電池だ。電池寿命やデザインの関係で、この電池を採用したと思われる。CR1220は、特殊というほどではないが、LR44やCR2032のように、どこでも買えるわけではないので、注意が必要だ。自宅周辺では、スーパーやコンビニの店頭には無く、大型ドラッグストアで見つけた。

 電池の交換は、本体をパカっと開けて、ボタン電池をずらして交換する。開くときはLED側から、閉じるときはストラップホール側からとおぼえておけば、そんなに苦労しないだろう。

交換用の電池は、ちょっと珍しいCR1220。今回購入した際は1個280円だったので、交換には560円かかる
取扱説明書の電池交換の部分。裏面には英語で同様の説明がある
本体は2つに分かれる
基板の状態
LEDがちょっと引っ込んだ位置にあるのがよくわかる
CR1220電池は押すとホルダーから外れる
横から見ると電池の薄さが分かる
スイッチは基板側にあるので、この状態でも点灯できる

 なお、ストラップホールは、2つに分かれる本体の片側だけを通しているので、カバンの中などで本体が開かないか心配だったが、1週間ほどラフに使ってみても大丈夫だった。内部のツメが3カ所あるので、割りとしっかりとはまっているようだ。それでも、自転車やオートバイの鍵などの振動が多い用途は避けた方が良いと思う。

 また、ストラップホールは、穴が小さめで角度がきついので、太いリングは通らない。細いリングか紐タイプのものを準備したい。

尾部にストラップホールがある
ストラップホールに紐型のストラップを通す
手首が通るぐらいの長さのストラップがとても長く見えるぐらい本体が小さい
ストラップホールは狭くて角度が付いているので、こういう大きなリングは通らない
細くて径が小さいリングは通る
細いリングを通した状態

無印ファンへの実用性のあるプレゼントに

 キーチェーンライトは、電池寿命が当てにならない製品が多く、ソーラーパネルが載った製品でも意外と寿命が短い。ある日、突然使用できなくなって、それっきりということになりやすい製品なのだ。

 しかし、この無印のLEDミニ懐中電灯は、電池寿命は当てになるし、造りも悪くない。使う気になれば、ちゃんと長く使える製品だと思う。今の値段であれば価格相応以上の魅力はあるので、無印ブランド好きの人への手頃なプレゼントとして推薦できる。

 なお、無印良品の店頭でも、在庫のある店とない店があるので、無印のWebで在庫を確認してから店頭へ向かうことをお勧めする。

(伊達 浩二)