やじうまミニレビュー

貝印「シリコーンうずら用目玉焼き型」

~うずらの卵で丸・ハート・花・星のかわいい目玉焼きが作れる
by 石井 和美


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


貝印「シリコーンうずら用目玉焼き型」

 子供のお友達のお弁当を見ると、とてもカラフルだ。気合いを入れてキャラ弁を作るママもいて、飾り切りや小物使いも上手。私は不器用なのでキャラ弁のセンスはなく、栄養バランスには気を配っているものの、「かわいいお弁当」には程遠い。煮物などが多く、全体的に黒っぽくなってしまうのも悩みで、お友達のかわいらしいお弁当を見ると引け目を感じてしまう。

 子供は毎回完食してくれるが、もう少しかわいくしたい。何か簡単にできるものはないかと探していたところ、「シリコーンうずら用目玉焼き型」というグッズを見つけた。うずらの卵で丸・ハート・花・星のかわいい目玉焼きが作れるというので、さっそく購入することにした。


メーカー貝印
製品名シリコーンうずら用目玉焼き型
希望小売価格367円
購入場所Amazon.co.jp
購入価格368円

 サイズは87×87×65mm(幅×奥行き×高さ)で材質はシリコーンゴム製。耐熱温度は210℃で、食器洗い乾燥機にも対応している。

形は丸、ハート、花、星の4種類裏側はフライパンに乗せる部分なので平ら上には取っ手が付いている

 使い方は簡単。薄く油を塗ったフライパンの上に目玉焼き型を載せて、うずらの卵を1つずつ落とす。あとはフタをして蒸し焼きにすれば完成だ。目玉焼き型は高さがあるので、フライパンのフタに接触してしまうこともあるが、多少ならば問題ない。

 じっくり蒸し焼きして8分ほどで丸、ハート、花、星のかわいらしい小さな目玉焼きができあがった。厚みは1cm近くあって、全体的にコロンとした形だ。

うずらの卵を一つずつ落とすフタをしてじっくり弱火で焼くしっかり火を通す
キレイにはずれた! かわいらしい目玉焼きの完成1cm近く厚みのあるものも…裏側は焦げ目がつく

 キレイに仕上げるコツは、目玉焼き型の内側にも薄く油を塗っておくこと。キッチンペーパーなどに含ませて塗るとうまくいく。油を塗らないで試したところ、卵がうまく外れず、崩れてしまった。また、半熟でもキレイに外れないので、固焼きになるまで火はしっかり通したほうがよさそうだ。とれにくい場合は爪楊枝でグルッとまわりに切り込みを入れるとすぐにはずれる。

半熟だったので型抜きに失敗! 崩れてしまった

 難点は、火がしっかり通るまで時間がかかること。できあがりの形はころんとしてかわいらしいが、時間短縮のためにもう少し厚みを少なくして、火の通りを早くして欲しいところだ。時間を短縮したかったので、少しだけ火力を強くしたところ、底の部分が焦げてしまった。もっと短時間でできれば嬉しい。

お弁当がパッと明るく! 大人用のスリム弁当箱にも便利

 小さな子供のお弁当箱には卵1個は大きすぎる場合があるが、うずらの卵ならぴったり。ハンバーグの上に乗せればロコモコ風になって食欲をそそる。ハートや星など、子供が喜ぶ形で、子供達も「私はハートにする」「星がいい!」と大喜びだ。

 うずらの卵をかわいい形にするだけでも、お弁当箱は華やかになる。本格的なキャラ弁というわけにはいかないが、子供の喜ぶ反応を見て十分満足している。

子供のお弁当もかわいく変身子供のハヤシライスにも乗せてみた。お弁当だけでなく色々使えそう大人用のスリムなお弁当箱にもぴったり

 子供だけでなく、大人用の幅が狭いスリム弁当箱に入れてもかわいい。普通の卵焼きを目玉焼きにすると大きすぎるが、これなら入れても邪魔にならなず、ランチタイムが楽しくなる。大人でも、やはり見た目が華やかになるとウキウキするものだ。

 火加減などのコツをつかんでしまえば簡単だ。収納時も場所をとらないのも助かる。手軽にかわいいお弁当を作りたい方におすすめしたい調理グッズだ。





2012年 7月 3日   00:00