やじうまミニレビュー
貝印「ウィンナーカッター 動物」
貝印「ウィンナーカッター 動物」 |
先日、娘から「お友達みたいに可愛いお弁当が食べたい。キャラ弁作って!」と言われてしまった。
キャラ弁は苦手だ。不器用なので時間がかかってしまうし、何より上手にできない。数年前の話だが、娘が一時期好きだったアンパンマンの中からカレーパンマンのキャラ弁を必死に作ったが、それが娘から酷評だったという悲しい思い出もあって、なかなか作る気にもなれないのだ。
キャラ弁とまではいかないまでも、不器用な人でも簡単にかわいいお弁当に変身させることはできるモノはないのか。探していたところ、貝印「ウィンナーカッター 動物」というおもしろそうなキッチングッズを発見した。
メーカー | 貝印 |
製品名 | ウィンナーカッター 動物 |
希望小売価格 | 420円 |
購入場所 | 東急ハンズ |
購入価格 | 420円 |
「ウィンナーカッター 動物」は、その名の通り、ウィンナーで動物を作ることができるカッターだ。作れる動物はゾウとブタの2種類。ソーセージを乗せ、ガチャンと挟むだけで、動物のパーツの形にカットしてくれるので、あとは組み立てるだけで、簡単にゾウとブタができる。
使用するソーセージは薄皮か皮なしの細挽きウィンナーで、5cmまでの小さめものを使用する。ブタとゾウを1つ作るには、2本のウィンナーを使う。まずは、ウィンナーを1分ほど茹でてから作り始めた。
サイズは126×120×29mm(幅×奥行き×高さ)。食器洗浄機は不可となっている | 本体は左が受け部、右側が刀部となっている |
それぞれどのパーツを作る場所か刻印されているので迷わない | 使用するのは小さめのウィンナーで皮なしタイプのものがよい |
初めにブタを作った。最初に受け部にウィンナーを置き、刀部を上からギュッと押し込むと、胴と耳の部分ができる。同じように所定の場所に置いて耳は半分にカットして、切れ目に耳を挟めば完成だ。
組み立ても、1分かからなかった。これだけでもブタだとわかるが、目をゴマなどでつけたほうがわかりやすそうだ。
受け部にソーセージを置き、刀部を上に重ねる | 両手でギュッと押し込む | きれいに切れた! |
耳と胴体ができた | 丸い輪に切れたウィンナーをさらに半分にする | 切れ目に挟めばブタの完成 |
次にゾウを作ってみることにした。ゾウは向きを正しく置かなければ鼻の部分がうまくできないので、少し注意が必要だ。パーツを組み立てる際、胴の部分は重ねるだけなので、お弁当箱に入れる時は、楊枝やパスタなどで固定した方が、バラバラにならない。我が家の子供はまだ小さく、楊枝を使用するのは危ないので、そのままにしておいた。
なお、ブタを作ったときにできる丸いソーセージはゾウの耳にも使う。作るときは一度にゾウとブタを一緒に作ったほうが無駄がない。
顔の部分と胴体部分ができた | ゾウの鼻の部分を作る。向きに注意して置く | 耳を挟んで顔と胴体が完成 |
簡単に作れて、しかも見た目も良いのだが、ちょっとした衝撃ですぐに崩れてしまうという欠点もある。特に、耳の部分は挟んでいるだけなので、すぐに落ちてしまう。また、どちらも胴の部分は足があるわけではないので、安定感はいまひとつ。耳が上にあるのでバランスも悪い。
そんなわけで、お弁当の盛り付けにはかなり悩んだ。他の食材にぶつかると耳がとれてしまうので、「どこに配置するか」が重要だ。お弁当箱の上に直接置くのではなく、野菜やごはんの凹凸をうまく利用して、下の部分をしっかり固定したほうがよい。また、色々詰め過ぎるとフタをしたときに耳がとれてしまうので、ある程度ゆとりを持って盛り付けるのがポイントだ。
盛りつけたところ。お弁当の中にあるとやっぱりかわいい! ちゃんとゾウとブタに見える | 数分でできてしまうので、キャラ弁が苦手な人にもおすすめ |
お弁当を詰めるには色や食材の配置にセンスが出るので、私のようにセンスがない人はなかなかキレイできないのではないか・・・と不安だったが、そうでもなかった。ゾウとブタがお弁当をパッと明るくしてくれるので、それほど悩まなくても大丈夫そう。お弁当箱にゾウとブタが顔を出していて、とてもかわいらしくできたので、親としては満足だ。
■不器用な人でも失敗なし!誰でも簡単にできる
娘に見せたところ「ゾウとウサギだ!」と言われて少々ガッカリしたが、下の息子はきちんと「ゾウとブタ!」とちゃんと言ってくれたので嬉しかった。
ウィンナーカッターは「動物」の他にも、たこやカニができる「ベーシック」、ひまわりやチューリップができる「植物」、ねずみやうさぎができる「小動物」も販売されている。数分であっという間にできるので、全部欲しくなってしまった。
失敗なくできるので、普段料理はしないというお父さんでも大丈夫。小さいウィンナーを使うため、手の大きな男性は多少やりづらいかもしれないが、お子さんの運動会や遠足など特別な日に作れば、きっと子供は喜んでくれるだろう。
2011年 8月 22日 00:00
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