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やじうまミニレビュー

無印良品「ソーラー電波カレンダー 置時計」

〜ソーラー発電、電波時計付きのデジタルカレンダー
by 片岡 義明


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


無印良品「ソーラー電波カレンダー 置時計」

 近年の防災意識の高まりにより、ソーラー発電機能を搭載した機器が増えてきているが、ひと口にソーラーと言っても、屋外で日光に当てて蓄電するタイプもあれば、蓄電機能を持たないものもあり、その方式や仕組みはさまざまだ。

 今回紹介する無印良品の「ソーラー電波カレンダー 置時計(以下、ソーラー電波カレンダー)」は、液晶に日時をマンスリーで表示するカレンダー機能付きの電波時計なのだが、メイン電源の単三形乾電池2本のほかに、補助バッテリーとしてソーラーパネルを搭載している点が特徴だ。

 このソーラーパネルは室内灯用で、約200lx程度の明るさがあれば、液晶表示に必要な電力を賄え、乾電池の消耗を抑えることができるのだ。


メーカー 無印良品
製品名 ソーラー電波カレンダー 置時計
購入場所 無印良品
販売価格 2,900円

 さっそく本体の様子を見て行こう。本体サイズは93.5×36×75mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は電池を含めて185g。それほど大きくはないが、旅行に持っていくには少しかさばるサイズだ。

 本体上部にはソーラーパネルを搭載し、さらに本体前面には大型の液晶パネルを備えている。液晶パネルに表示するのは日時と曜日がわかるマンスリーカレンダーだ。

 本体の前面は液晶パネルだけでボタンが無く、すっきりとした印象だ。ボタンは裏面に「+」と「-」、そして「表示切替/決定」の3つがあり、これでカレンダーの表示などを切り替える。

 本体は横から見るとわずかに後ろに傾いた形のため、上方から見下ろす場合でもカレンダー表示の視認性は良い。

前面にはボタンが一切無し 上部にはソーラーパネルを搭載 設置するとわずかに後ろに傾く
単三形電池を2本使用する

 電源には単三形乾電池2本を使用する。ソーラー発電を補助バッテリーとして使わない場合、電池寿命は約1年だが、ソーラー発電を併用した場合、寿命は約1.5年に伸びるという(1日8時間ソーラー発電した場合)。明るい部屋に置いておくほど寿命が長くなるが、前述したように室内灯のため、直射日光が当たらない場所に置く必要がある。

 なお、製品に同梱されているのはマンガン電池だが、アルカリ電池や充電式電池も使用可能。充電式電池を使用する場合は、満充電してから使うように記載されている。

電波を受信して、正確な日時と時刻を表示

電波の強さをアンテナの本数で表示

 使う前には、標準電波による時刻合わせが必要だ。電波を受信するには、受信しやすい窓際に置く必要がある。電波の受信状況は画面右下の電波受信マークのアンテナの本数で確認できる。指示通り窓際に置いたところ、アンテナが2〜3本立ち、3分ほどで受信が完了して正しい日付と時間が表示された。一方、窓際ではなく部屋の奥に置いたところ、アンテナが立たず受信に失敗してしまった。

 電波の受信回数は1日8回で、午前1時、2時、3時、4時、午後1時、2時、3時、4時、各時間帯の16分40秒に受信開始する。設置する場合はアンテナの本数を見て受信状況をチェックした上で決めたほうがいいだろう。

 このほか機能面では、リセットボタンや電波時計の強制受信ボタン、時刻合わせボタンなどといったボタンが電池蓋内におさまっている。

 時刻合わせボタンは、何らかの理由で電波時計の電波を受信できない場合に使用する。リセットボタンは電池を交換したときや静電気などにより誤作動を起こしたときに押すもので、このボタンで電波受信機能のON/OFFも切り替えられる。強制受信ボタンは、設置場所を変えたときなどに意図的に受信を開始させるときに使う。

背面に3つの操作ボタンを配置 使用頻度の低いボタンを電池蓋の中に集約

試験日や記念日のカウントダウン/カウントアップできる

 カレンダーは背面のボタンを押すと、ほかの月も表示できる。画面の下部には今日の年月日と時刻が並んでいるほか、先勝・友引・先負などの六曜や、電波の受信状態を示すマークなども表示される。ちなみにカレンダーは2002〜2099年まで、六曜は2002年〜2030年まで対応する。年の表示は西暦と平成を切り替えることが可能だ。

 また、指定日を設定し、その日までのカウントダウンや指定日からのカウントアップ(経過日)もできる。あらかじめ指定日を設定した上で背面の「表示切替/決定」ボタンを押すと、画面下部の日付表示の部分に「あと○日」または「○日経過」という表示に切り替わる。試験日や記念日などの特別な日を設定すると、残り日数や経過日がひと目でわかるので便利だ。

表示形式はマンスリーカレンダー形式のみ カウントアップ表示 カウントダウン表示

 物足りないのは、液晶にバックライト機能が無い点、1週間や1日という単位ではカレンダーを表示がない点、そして祝日の表示がない点が気になる。また、アラーム機能も搭載されていないので目覚まし時計の代わりには使えない点にも注意しよう。

 また、液晶パネルに表示されるカレンダー自体は数字が多く、正直言って少しゴチャゴチャした印象だ。しかし、使用頻度の低いボタンを電池蓋の中に集約したことで、全体的にはシンプルなデザインとしてまとまっていると思う。

 ソーラー発電により電池の寿命を長持ちさせられる点は魅力だし、デザインも悪くはない。上記の点に納得できるのであれば、正確な日時を把握できる卓上電子カレンダーとしてオススメしたい。





2012年 4月 17日   00:00