やじうまミニレビュー
タイガー魔法瓶「まほうびん弁当箱 LWY-BA36」
タイガー魔法瓶「まほうびん弁当箱 LWY-BA36」 |
桜前線が日本列島を北上中だ。気温が上がった先週末は、公園や川原で花見や宴会に興じたという方も多いことだろう。
これからの季節、昼間に近くの公園のベンチに腰掛け、木々の緑を眺めながらランチなんていうのもいい。
ということで今回は、野外や車中といった外での食事に便利な弁当箱、タイガー魔法瓶の「まほうびん弁当箱 LWY-BA36」をご紹介したい。
メーカー | タイガー魔法瓶 |
製品名 | まほうびん弁当箱 LWY-BA36 |
希望小売価格 | 6,825円 |
購入場所 | Amazon.co.jp |
購入価格 | 2,950円 |
LWY-BA36は、ご飯専用の飯器と、飯器を保温する保温容器が1個ずつに、おかず容器2個、箸と箸箱、専用ケースがセットになった製品だ。カラーは今回使用したブラックのほか、ビビットなピンクもラインアップしている。
一番の特徴は、専用ケースが固い素材だということ。ケースの上に飯器やおかず容器を置けば、さながらランチプレートのように膝の上で広げて食べられる。公園のベンチなど、安定したテーブルのない場所でご飯を食べる時にもってこいなのだ。
専用ケースのサイズは約207×115×106mm(幅×奥行き×高さ)。容器類とケースを含めた全重量は約700gで、おかずを詰めなくても既に重たい気もするが、飯器の容量は茶碗1.8杯分(0.36L)とたっぷりあるので、しっかり食事を摂りたい方にはちょうど良いサイズだろう。さらに専用ケースには断熱材が入っており、保温効果を高める。
セット一式。飯器1個とおかず容器2個、箸と箸箱、容器を全部入れて持ち運べる専用ケース、取扱説明書 | 専用ケースに容器類を収めた様子 |
専用ケースを開けたところ。横から見ると斜めになっていて、ケースに容器類を入れたまま、箸でご飯やおかずをつまみやすい | ケースは固く、押しても型崩れしない |
ご飯を入れる飯器には、専用の保温容器が付いてくる。保温容器はステンレス製真空二重構造となっており、飯器がすっぽりと収まる。
飯器と保温容器 | いずれも円柱型。飯器にはフタが付属し、密封できる |
おかず容器はそれぞれ容量0.25Lで、フタに4カ所のロックが付いており、汁漏れしにくい構造になっている。
容量0.25Lのおかず容器が2つ付属する | フタに4カ所のロックが付いている | 箸と箸箱 |
■膝の上で、おかずをこぼさずに食べれる
LWY-BA36に料理を詰め込んだ |
さっそくLWY-BA36に料理を詰め込んで会社へ向かう。この日詰めたのは、白飯と、ローストビーフのサラダ、ハッシュドビーフの3品。
13時を回ったころ、待ちに待ったランチタイムがやってきた。LWY-BA36を携えて、公園にGO。ベンチに座って、飯器のフタを開けると、朝9時に詰めたご飯はまだ温かい。米が冷えて固くなっておらず、このままでも十分美味しく食べられる。
公園のベンチに腰掛けて、膝の上にLWY-BA36を広げる。外した飯器やおかず容器のフタは、ケースの隅に置けるスペースがあり、あたりが散らからない。
固いケースのおかげで、膝の上に水平に飯器やおかず容器を並べられる。個別に容器を持ち上げて食べてもいいし、ケースごと持ち上げて食べることもできる。ケースを持ち上げても容器類はひっくり返らず、安定している。
専用ケースは取っ手付きで、持ち歩きやすい | 外した飯器やおかず容器のフタは、ケースの隅に置けるので、あたりが散らからない | 固いケースのおかげで、膝の上に水平に飯器やおかず容器を並べられる |
LWY-BA36のおかげで、公園のベンチでも料理をこぼさずに食べられた。お腹も満腹。飯器にご飯を詰め込みすぎると、女性の私にはちょっと量が多すぎるようなので、好みで加減したいところだ。
なお、飯器とおかず容器は、電子レンジの加熱に対応する。ただしその際は、フタを外しておくのを忘れずに。親切なことに、飯器とおかず容器の各フタには「電子レンジで加熱しないでください」と明記してあるから、家族に持たせるときにも安心だ。
飯器やおかず容器はもちろん水洗いできる |
手入れの面では、飯器やおかず容器はもちろん水洗いでき、食洗機にも対応している。パッキンも全部外して洗えるので、清潔感がある。
ご飯とおかずを1つの容器に盛り付けるタイプの弁当箱に比べ、おかず容器が2つあると洗う手間がかかるが、しっかりした味付けのおかずを詰めたい時や、汁が出る料理を詰める時、あるいはサラダと肉料理など温度差があるおかずを詰める時には、容器が小分けされているほうが、本来の味を楽しめる。
別の日にしょうが焼きをメインのお弁当を作ったが、卵やトマトをしょうが焼きとは別の容器に入れたので、味移りもなかった。
また食欲のない日には、ご飯を入れた飯器だけ会社に持ってきて、別売りのレトルト具をかけてレンジで温め、スープご飯を作った。飯器に深さがあるため、汁物や丼モノを入れるにもちょうど良いのだ。
しょうが焼きをメインのお弁当。卵やトマトを別のおかず容器に分けたので、味移りがない | 食欲のない日には、飯器だけ盛ってきて、スープご飯を味わった | 飯器に深さがあるため、汁物や丼モノにもピッタリ |
ここ最近、外が寒かったせいもあるが、平日いつも会社のデスクで食事をとっていたので、野外でご飯を食べるのは久しぶり。いつものご飯でも、外だとなんだか美味しく感じて、箸が進むから不思議だ。今は桜が満開だが、桜が散った後もピクニック日和は続くので、皆様もぜひ機会があれば、外でランチをとってみてはいかがだろう。その際、デスクのない場所でも食べやすい弁当箱を使えば、快適なランチタイムが過ごせるはずだ。
2012年 4月 11日 00:00
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