やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
~両手で作業したいときに便利! LEDライト付きルーペ
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」 |
製品名どおり、LEDライトが付いた自立型のルーペですな。写真のような丸いスタンドで自立し、アーム部はフレキシブルなので自由な位置にルーペをセットできる。マグネットで交換できるルーペが3枚付属。LEDライト部は6個の高輝度白色LEDで構成され、付属のACアダプタから電源を取っている。
メーカー | DO-SEE |
製品名 | LEDライト付きスタンドルーペ |
購入場所 | レンズ屋虫めがね |
購入価格 | 5,840円 |
アーム部はフレキシブルなので、比較的に自由なルーペ位置調整ができる。ただし、極端に曲げると破損するタイプのフレキシブルアームだ | 高輝度白色LEDを6個内蔵したLEDライト。小型のACアダプタ(付属品)が電源となる | マグネット式で容易に交換できる3枚のルーペが付属する。倍率は、それぞれ約2倍、約3.5倍、約5倍となる |
で、使ってみたらイイ感じであった。細かい部分が使いやすく、とりあえずコレ買っときゃ据え置きルーペ方面の必要性をカバーできる、と思わせてくれた。
まずルーペだが、前述のように3種類が付属する。それぞれの倍率は約2倍、約3.5倍、約5倍。
約2倍は、細かい文字を読んだり、縫い物とか模型作りなどの一般用途にちょうどいい。常用はコレですな。
約3.5倍は、非常に小さな文字を読んだり、細かな部品を精査したりするのに良い倍率だ。表面実装の電子部品を扱うとか、手芸で極小の丸カンを加工する、てな場合に便利。
約5倍になると、ICチップ上のレーザー刻印なんかもビシッと読めるし、印刷物の版ズレあたりまで検査できる。あまり使う機会がないが、指先に刺さったトゲまでバッチリ見える。
通常、主に使うのは約2倍のレンズだと思うが、より倍率の高いレンズへ手軽に交換(マグネット式)できるのが便利ですな。ちょっとした手間で最適な倍率のルーペを扱えるので、交換する気になるし、結果、当然だが目が疲れにくい。
ただし、レンズはプラスチック(アクリル樹脂)製。また、傷防止のコーティングなどは施されていないもよう。なので、わりと丁寧に扱わないと傷がすぐ付いちゃう。けれど、各レンズに合うサイズの布製カバーが付属するので、これを使えば安心できる。
ちなみに、このタイプのルーペでレンズカバーが付属する製品は意外にも少ない。だが使う場所によってはレンズカバーは必需品。てのは、砂埃が付いたりすると、アクリルのレンズだけに拭くときに傷が付きやすいからだ。それ以上に、ルーペ不使用時に太陽光がルーペに当たり、燃えやすいモノに焦点を結んでしまったりすると火事ですな。
各ルーペにそれぞれ合ったサイズのレンズカバーが付属する | カバーは柔軟な布製で、衝撃やホコリからレンズを守ってくれる感じ。とは言え、アクリルのレンズは傷つきやすいので、扱いは注意深く | 本体にレンズを付けた状態では、レンズの角度によってはカバーがずり落ちてしまうので、輪ゴムで固定している |
LEDライトにはCの字型の口があり、アームのどの部分にでも移動できる。取り外しも可能 | 上下への首振り機構もある。首振りの硬さはツマミで調整できる | ACアダプタは手のひらサイズ。ケーブルも細身で扱いやすい |
難点としては、フレキシブルとはいえ、アーム部がややカタいこと。両手で持って力を入れないと曲がらない感じ。ただ、実使用上、同一人物が同じ目的で使うことが多い場合、そうそうアームを曲げる必要が出ない。ので、まあ、そんなには気にならない感じかも。
ほかに特に難点らしい難点はナイんだが、てゅーか使いやすいルーペなんだが、それゆえ、やはりガラスレンズにして欲しかった!! というのはある。
結局、アクリルのレンズ(で傷防止のコーティングがなされていないもの)は傷つきやすいんであった。気をつけていても、不意に硬めの布とかで拭いちゃうと細かな傷が付いてしまう。ま、細かな傷がそーとー増えない限り、実使用上問題ナイんですけどね。
また、傷防止のハードコーティングにしてくれ!! それよりガラスレンズにしてくれ!! とか言い出すと、とてもじゃないけど6,000円弱の値段ではなくなるんだと思う。
てなわけで、使用感にもコストパフォーマンスにも満足できた次第。照明付きでレンズ交換式で据え置きで使える(両手がフリーになる)ルーペを探しているなら、一度チェックしてみてほしい製品といえよう。
2009年3月30日 00:00
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