やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」

~カラーとネームロゴで個性が出せる丈夫なトートバッグ
by 阿部 夏子


やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです


 

L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
 仕事柄とにかく荷物が多い。イベント取材の時が一番ひどく、パソコン、デジカメ、一眼レフ、ノート、ペン、メモ帳……など取材道具一式を持ち歩くことになる。身体は当然、悲鳴を上げることになるが、それはバッグも一緒。レディース用のオシャレバッグだとすぐに壊れてしまうのだ。実際、この仕事に就いてから2年ほどしか経っていないが、もう3度もバッグが壊れている――

 キャスター付きのキャリーバッグという選択肢もあるのだが、人混みの中をあれを引いて取材するのはどうも気が引ける。と言うわけで私が愛用しているのがとにかく丈夫なL.L.Beanのトートバッグだ。

メーカーL.L.Bean
製品名ボート・アンド・トート・バッグ、ジップ・トップボート・アンド・トート・バッグ、オープン・トップ
サイズミディアムスモール
本体サイズ300×330×150mm(幅×奥行き×高さ)270×240×130mm(同)
希望小売価格4,900円4,900円2,900円
購入場所L.L.Bean直販サイト

 

 L.L.Beanはアメリカのカジュアルブランド。数年前にリュックが大流行したので、名前を聞いたことがある人も多いだろう。今回紹介するボート・アンド・トート・バッグは、同社のロングセラーの製品。大きさはエキストララージ、ラージ、ミディアム、スモールの4種類が用意されている。

 トートバッグというとどうしてもシンプルなイメージが強いが、L.L.Beanのバッグは、サイドのオーバーラップ部分の色が12種類あったり、ネームロゴを入れられたりと自分だけのアレンジができる。ちなみにロゴの種類は13種類用意されていて、入れる場合、バッグとは別に525円かかる。

 持ち手の長さもレギュラーとロングから選べる。どちらも肩にかけて使える長さだが、私の場合、イベント取材などでカメラやメモ帳など、物を何度も出し入れするときは中身が確認しやすいロングを、それほど荷物が多くないときはレギュラーを使っている。

 

一番左がスモールサイズ。あとの2つはミディアムサイズ。色は季節や時期によってもバリエーションが異なる。ネームロゴはサイドの色と同じ糸で刺繍される。ネームロゴの種類は3種類、違う物を選んだ

左が持ち手の長さロング、右がレギュラー

中の様子。裏地はない。また小物を入れるポケットなども特に設けられていない

 最近ではそのデザイン性や、比較的、安価な値段で人気を集めているという。が、私の場合とにかく気に入っているのがその大きさと、丈夫さだ。冒頭に述べたようなかさばる荷物が全てラクラク入るサイズと、出し入れがしやすいトップ部分。入り口が広いので、中に入っているものを一目で確認でき、サッと取り出せるのが嬉しい。

 バッグの生地は24オンスのキャンパス地を採用しているため、丈夫さに関しては折り紙付きだ。メーカーによると180kgまで運ぶことができるという。ただし、その丈夫さゆえ、バッグそのものの重さはずっしりとある。ただし、いくつものバッグを壊してしまった私にとっては、その丈夫さがなによりありがたいのでここは妥協しよう。

 

ミディアムサイズの重さは583g。ずっしりと重い

上部のジップ部分。ジップがないタイプのものもあるが、貴重品などを入れることを考えるとジップ・トップタイプのものがおすすめ

持ち手部分を除いた本体サイズは300×330×150mm(幅×奥行き×高さ)。底部にはマチが設けられている

 

 形・色違いで複数を所有しているほどのお気に入りの製品。丈夫で使いやすいので、買い物の際のエコバッグとしても活躍している。普段遣いでどんどん使い込んで欲しいおすすめの一品だ。




2009年3月27日 17:57