家電製品ミニレビュー

温度が自動調節され、汗をかかずに髪を乾かせるナノケアドライヤー

ヘアードライヤー ナノケア EH-NA96

 10月に入って、だいぶ涼しくなってきた。しかし、お風呂上がりは依然、暑い。

 入浴後にドライヤーで髪を乾かしていると、せっかくシャワーを浴びたのにまた汗をかいてしまう。しかも髪の量が多いので、きちんと乾かそうとすると15分以上熱風を当て続けねばならず、汗が髪に張り付いて不快な思いをする。

 そんな状態を改善するために、パナソニックのナノケアドライヤーの最新モデル「EH-NA96」を使ってみることにした。なぜこの製品なのかというと「EH-NA96」には、室温に応じて風温が自動で調節される「インテリジェント温風モード」があるからだ。

メーカー名 パナソニック
製品名 ヘアードライヤー ナノケア EH-NA96
希望小売価格 オープンプライス
購入場所 Amazon.co.jp
購入価格 13,800円

 まずは、基本機能から説明しよう。

 「EH-NA96」は、パナソニック独自のナノイーと、ダブルミネラルマイナスイオンを放出するヘアードライヤーだ。ナノイーとダブルミネラルマイナスイオンが髪に浸透することで、キューティクルの密着性が高まり、ダメージに強く美しい髪になるという。

 風の吹き出し口は、縦型の速乾ノズルを採用している。縦型にすることで風速が早まり、髪を素早く乾かすという。ノズルの上部には3つの穴があり、真ん中がナノイー、左右からはダブルミネラルマイナスイオンが吹き出す。

 最大風量は、TURBO時で約1.3立方m/分。温風温度は約125℃。

風の吹き出し口は縦型で風速を早めた速乾ノズルになっている。上部中央の穴がナノイーの吹き出し口。左右の穴はダブルミネラルマイナスイオンの吹き出し口
裏面の空気の吸い込み口。面積が広い
付属品はセットノズルのみで、シンプルな設計

 操作は、ハンドルの電源スイッチで風量を、側面の丸いボタンで風温を切り替えられる。

 風量は、SET→DRY→TURBOの順で大きくなる。

 風温は、「HOT(約125℃)」、「COLD」、「SCALP(約60℃)」、温風と冷風を交互に出る「温冷リズムモード」などに切り替えられる。

操作部は、ハンドルと側面の2カ所
ハンドルの電源スイッチでは風量を切り替える。SET→DRY→TURBOの順で風量が大きくなる
風温表示部。下部の丸いボタン「風温切替ボタン」を押すごとに、HOTから順に時計回りで風温が切り替わる
温風と冷風を交互に吹き出す「温冷リズムモード」。風の温度を示す文字と矢印「⇔」が光る
60℃の温風で地肌をやさしくケアするスカルプモード

心地良い温度で汗をかかずに髪を乾かす!

 まず、最大風温/風量の「HOT/TURBO」で使用してみた。風量がとても大きく、熱風も地肌に伝わり髪がみるみるうちに乾いていくのがわかった。時間を計ってみると、5分程で乾いてしまった。しかし、温度も高い分やはり汗をかき、顔周りに髪の毛が張り付いてベタベタする。

 早く乾くのは嬉しいが、汗をかくのは避けたいので、今度は「インテリジェント温風モード」で髪を乾かしてみた。

 「インテリジェント温風モード」は、周囲の温度を本体内部のセンサーが感知し、室温に応じて風温が変化するというもの。室温約18℃のときで風温約110℃、室温約30℃のときで風温約60℃になるという。その間は室温に応じて自動でコントロールし、風温が変化する。

 操作は、HOTモードで風温切り替えボタンを1秒以上押すと「インテリジェント温風モード」になる仕組み。このとき、風量がSETになっていると作動しないので注意したい。

電源スイッチをTURBOもしくはDRYに入れて、HOTモードでボタンを1秒以上押すと「インテリジェント温風モード」になる
モード起動中はHOTのランプが点滅する
室温18〜30℃のときに、風温が60〜110℃の間で自動調節される
頭皮付近に温風が当たっても熱くない

 使用時の室温は約27℃。風の勢いはあるが、頭皮付近に温風を当てても熱いと感じることはなかった。心地良い温風が髪に当たり、汗をかかずに乾かすことができた。乾くまでにかかった時間は約10分だった。

 モードが沢山あるのでいろいろ組み合わせて髪を乾かしてみたが、一番良かったのは、「HOT/TURBO」の最大風量/風温で全体を乾かし、汗をかき始めたら「インテリジェント温風モード」で温度を下げる。全体が乾いたら「SET/COLD」で冷風を当てるという、3段階で温度調節して髪を乾かす方法だ。

 髪が乾くまでにかかった時間は、約8分。「HOT/TURBO」使用時に比べるとスピードは少し遅くなるが、汗をかかずに髪を乾かせてかなり快適だった。

 なお、最後に冷風を当てるのは、髪は温風を当てた状態だとキューティクルが開いた状態になるが、最後に冷風を当てることでキューティクルが引き締まり、髪全体にツヤが出るからだ。

 乾かしきった髪はナノイーとダブルミネラルマイナスイオンのおかげで、毛先はサラサラ、頭頂部はツヤツヤ、全体はしっとり。ずっと触っていたくなる手触りで、納得の仕上がりだった。入浴後にドライヤーで汗をかかなくなっただけでなく、ツヤツヤでまとまりのある髪に仕上がるのは嬉しい効果である。

最後は冷風で引き締め、まっすぐツヤのある髪に
ブラシを使ってブローをしなくても、左右どちらも内側にきちんとまとまっている

 これまでドライヤーを使うときは、風量だけを調節していたが、風温を調節することで汗もかかないし、髪にも良いことがわかった。モードが沢山あり最初は操作に戸惑うが、その分自分に合った髪の乾かし方を見つけられる。髪を乾かすのが楽しくなる一品だ。

(西村 夢音)