ぷーこの家電日記

第95回:絵を描いてオーブンで焼くだけでオリジナル作品! らくやきマーカーが楽しい

 先日寝る前にいつものようにFacebookを見ていて、思わず「なんじゃこれー!!!」と心を鷲掴みにされるものが流れてきた。エポックケミカルから出ている「らくやきマーカー」というペンを使って作った陶器写真たち。

 なんと、陶器やグラスにそのマーカーで絵を描いて、家のオーブンで焼くとオリジナルの食器ができてしまうという、なんとも楽しそうでワクワクするアイテムなのであーる。ベッドに横になったまま、速攻で買ってしまった。16色セットで2,000円程度。手作り大好きな私には、もう夢のようなアイテム。小学生の頃なんかに持ってたら、絶対に夏休みの自由研究とか手作りの大作の大皿とか作ってただろうなぁ~!

 ワクワクしながら用意したのは白いお皿。オーブン対応OKなお皿なら、100円均一ショップで買ったものでも十分に作れる。ペンが届いて即使いたかったので、私は家にある白いお皿で挑戦。16色のペンがあるから、カラフルなお皿にしよう! と思いながら悩む悩む。

 和柄にしようかなぁって思ったけれど、これが中々難しい。紙に描くのとは違い陶器なので、発色が少し弱く、少し滲むような感じ。コツを掴むまでは結構難しいのだ。描いては濡れティッシュで消して、描いては綿棒で消しての繰り返し。和柄細かい難しい! 1日目は結局最終的に白いお皿のままで終わってしまった(笑)。まぁトレーニングだ。感覚はつかめた。

 翌日にリベンジで工作に勤しむ。初っ端から細かい和柄とか無理無理無理。ということで、方向性を変えることに。カラフルで描きやすそうな柄……。ポーランドの食「ポーリッシュポタリー」風で行ってみよう!

 2時間弱ひたすらお絵描き。1度塗りでは発色がイマイチだったのでほとんど全箇所2度塗り。肩が凝ってバッキバキ!

 焼いたら少し色が濃くなって、塗りムラも馴染むかなって思ったけれど、ほとんど書いたままの色で変わらない。逆に描いたものと出来上がりのイメージがほぼ変わらないので「出来上がってみたら何か違う!」ということは起こらないと思う。

 オーブンレンジで焼くことで色を定着させる。予熱してからお皿を入れる。230℃で20分、250℃で25分間焼く。焼いたお皿は熱々なので、1時間以上冷ましたら完成! 塗りムラが気になったり、もっと発色を良くしたい場合は、1度焼いて冷ました後に2度塗りの2度焼きをすると良いとのこと。

 そんな2度焼きというコツを知らなかったものだから、2度塗りの労力の使い所間違えた! 焼いた後に塗ればよかった(笑)。焼きあがった後にもう1回塗るという3度塗りの根性は無かった! 2度焼きしなくても結構ちゃんと可愛い。初作品にしては結構良い出来じゃないかな! 自画自賛(笑)。

 そして、ついでにじゃないけど、わが夫用の「夫皿」作った。カフェ風な絵皿にしたけれど、別名「hage皿」(笑)。

 中心の絵はいつもここでも描いている絵の通りの夫。それだけじゃ寂しいから、周りに英語(アルファベット)とか書いているけれど、読むと「愛すべきハゲ」とか、「ハゲフォーエバー」とかとか。

 我が家の場合、夫が全然気にしていないので、二人で「ハゲ」「ハゲ」大盛り上がりするコンテンツなのですが、私が文字を書いている横で、「フレンドリーハゲ!」などと自らも考えてくれました(笑)。

 最初に緑色のマジックで描き始めて、やっぱり青がいいなと思い、濡れたティッシュ拭き取ったときに緑色のペンが点々と残って、普段使っているお皿には普段見えないような小さな傷がたくさんあることに気づく。絵を入れるお皿はやっぱり新品が良いなって思った。出来上がったお皿を見て夫も大喜び。

 手作りのお皿は作るのも楽しいし、食事も楽しくなるね!まだまだたくさん作るぞー! ガラスにも使えるので、かわいいグラスも作りたいなー!

徳王 美智子