ぷーこの家電日記

第48回:ミシンで洋服から犬の介護用品まで。創作意欲満点!

 10年前にミシンを買った。めっちゃ犬の洋服を作りたくなってしまって。

 元々せっかちな性格ゆえに、学校の家庭科の授業で習う裁縫は大嫌いだった。型紙を綺麗に起こして、チャコペンで綺麗に印をつけて、まち針付けて、1.5cmの幅を開けて切って、そしてそして……。「もう、ばーーーっと切って、だーーーっと縫って、ちゃちゃーーっと作っちゃえばいいじゃん!!!」なんて思ってたもんだ(がさつ!)。

 そして順番に皆で使うミシンというものも嫌いだった。慎重に慎重に丁寧に縫っている人を見ると、じれったくて仕方がない。まぁ単純に集団行動と人に合わせるのが苦手だっただけかもしれないけれど(笑)。裁縫に限らず、調理実習でも同じ様な理由で苦手だった。おかげで家庭科の成績はあまり良く無かったけれど、家で思い立って何かを作るのは好きだった。

 実家の大きな足踏みミシン(電動ミシンではない!)で、時々思いついたように洋服リメイクしたり、小物作ったりしてたっけ……。

 そんな私が愛犬の洋服を作りたくてミシンを買った。

 2匹のフレンチブルドッグのうち、まだ1匹は子犬だったので、作っても作ってもすぐに小さくなって成長を感じたものだ。適当に作って少し大きすぎて肩ひもがずり落ちて無駄にセクシーな姿になったり、無駄に凝ってアイロンプリントシート使ったり刺繍したりもしたっけ。

左画像のものをプリンターでアイロンプリントシートに印刷してTシャツ作成

 凝り性なので、ミシンも刺繍用ミシンを買った上に、刺繍カードに自分でデザインしたデータを読み込めるお高いソフトまで買っちゃったもんね! ただそのソフト、ちょっとだけデータ作成に不具合があるというか、微妙にずれたり変な仕上がりになったりして、中々うまくいかなかった。きっと今のバージョンとかだったら綺麗にできるんだろうなぁ……(ほ、ほしい)。

自分で刺繍データを作成できるソフトで作ったTシャツ。刺繍範囲ずれているけれどレトロで可愛いかも。2005年作
大きさも作りもテキトーな為に、肩から紐がずり落ちそうな作り。1カ月後には成長して丁度よくなる(笑)

 凝り性な以上に飽き性な私。しばらく洋服を作りまくったけれど、暑がりで寒がりなフレンチブルドッグゆえに、夏は素っ裸の方が快適だっていうのと、冬は手作りの薄い洋服よりも、既製品のダウンジャケットみたいなぶ厚くて暖かい洋服が良いということに気付いてしまったのだ!!!!!

 さらに決定的だったのは、布切ったり私が何か作ったりしてると、「ねぇ、何してるの? それより遊ぼうよぉーーー!」と邪魔ばっかりしてくる。そりゃ、洋服作って放置されてるよりも遊んであげた方が何倍も嬉しいに決まってる。

 そんなこんなで、洋服作りの熱も冷めてしまって、それっきりミシンも収納の奥深くに眠ったままで、自分のバッグ作りたいなとか、洋服でも作ってみるかなとか、時々自分の脳内ブームは起きるものの、面倒臭さが勝って使ってなかった。

 あれから時も経ち2014年夏。

 2匹居た犬の1匹は既に亡くなり、もう1匹は寝たきりとまではいかないけれどほとんど動けない半寝たきり状態。あまり動けない中、ほふく前進(正確にはなぜかほふく後退で、後ろに進むのだけど 笑)で動きまくったりするので、床ずれという症状で、4本足とも肘関節部分がハゲて軽く血まで出たりする始末。

 これは痛くてかわいそうと思って、犬用介護用品の足サポーターを買ってみたんだけど、寝たきりでの床ずれではないので、バレーボール選手みたい! って付けてたサポーターが一瞬にして、事務用腕カバーみたいになってて、全然肘をカバーできていない(笑)。

 うむ。これは私のテキトー手芸能力を爆発させる時が来たか!? 買ったサポーターの作りを参考に、体系に合わせて私が作るぞ! と久々に手芸屋さんに行ってみたりした。子供用の靴下を改造するのだ! 足のかかと部分を肘に当たるようにして、アップリケでちょっと分厚くしつつ無駄に可愛く作るか! と、久々の手芸にワクワクしているのです。

 私のミシンは、買ったきっかけも再ブームのきっかけも御犬様かぁ。サポーターはそんなにいくつもいらないので、このブームがいつまで続くかは謎(笑)。姪っ子の保育園バッグでも作ろうかなぁ。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まない30代後半。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。