家電Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/03/30 】
やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
ツインバード「コンパクトフライヤー EP-4694」
[00:01]
【 2009/03/27 】
家電製品ミニレビュー
三菱「蒸気レスIH NJ-XS10J」
[00:02]
やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
[00:01]
【 2009/03/26 】
やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「サイバークリーン」
[00:01]
家電製品長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」(4/4)
[00:00]
【 2009/03/25 】
やじうまミニレビュー
オーエフティー「自動給餌機 Newビストロ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」
[00:00]
【 2009/03/24 】
やじうまミニレビュー
「家庭菜園 かいわれくん」
[00:02]
長期レビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生器&加湿空気清浄機」 (4/4)
[00:01]
【 2009/03/23 】
やじうまミニレビュー
撥水ペーパーのメモ帳と“現場仕様”のボールペンを試す
[00:01]
長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
[00:00]

やじうまミニレビュー
タカラトミー「節約戦士おサイフセイバー」

~ドラマティック家計簿でゲームをしながら節約サクセス!
Reported by 林 佑樹

やじうまミニレビューは、生活雑貨やちょっとした便利なグッズなど幅広いジャンルの製品を紹介するコーナーです



タカラトミー「節約戦士おサイフセイバー」
 以前に紹介したタルガ「電車銀行」をはじめとして、最近はゲーム要素や貯める喜びを誘い出すことに注力した節約・貯金グッズが多い。淡々と貯めていくよりは、RPGみたく何かしらの結果で貯まっていくというスタンスのほうが楽しく、筆者はとてもナイスな切り口だと思っている。数あるグッズのなかで、かなり力の入った製品を発見した。タカラトミー「節約戦士おサイフセイバー」である。

メーカータカラトミー
製品名節約戦士おサイフセイバー
希望小売価格4,410円
購入価格3,132円
購入店Amazon.co.jp


 おサイフセイバーは、タッチペンで操作する節約ゲームで、家計の黒字や赤字によってドラマが進行していく。先にバックボーンを説明しておこう。パッケージサイドにもあるように、プレイヤーは節約戦士レッド、イエローといった戦隊モノな構成のメンバーのひとりとなって、浪費家の悪の浪費三姉妹と戦っていくことになる。お約束で、節約戦士を支援する節約の神がいて、悪の浪費三姉妹のバックには浪費大魔王が……とかなりわかりやすい世界観だ。


タッチペンは本体に内蔵可能で、どこでも操作できる
がま口な形状でパカッと開ければレシートを収納できる。使い勝手がよくお気に入りのポイントだ
パッケージにはちゃんと相関図も。個人的には浪費家の浪費父と上司部下の関係にあるイエローの立場がとてもシビアだと感じる

入力で主にタッチするのは、支出アイコンと数字。操作が煩雑でなくていい感じ
 初期設定では、カレンダーを設定したあとに目標を決める。このとき、目標となるアイテムやイベントをひらがなかカタカナで「れいぞうこ」など最大10文字まで入力可能だ。続いて目標金額の入力で、こちらは500万円まで設定できる。ゲーム中でもアドバイスが流れるのだが、はじめは1~3万円程度がオススメとのこと。なお、お金に絡むことなので、プレイするためのパスワードの設定もできるなど、プライバシーの面もしっかりとフォローされている。

 次に節約メニューの設定を行なう。メニューには「食費」「オシャレ費」「光熱費」「交際費」「レジャー費」があり、選んだメニューによって節約を進めていくパートナーが決まる仕組みで、「食費」なら「食費レッド」、「オシャレ費」なら「オシャレ費ピンク」、「光熱費」なら「光熱費グリーン」、「交際費」なら「交際費」イエロー、「レジャー費」なら「レジャー費ブルー」と決まっている。ちなみにレッドはお母さんが担当。戦隊モノとしては異例なのだが、お母さんは家計の首領なので適任だと思う。

 そして、パートナー決定後は、家計簿モードの選択に入る。「かんたんモード」「しっかりモード」の2つがあり、「かんたんモード」は、1カ月に使うお金を決定し、1日の予算を決定する。お小遣いのある人や月に一定の金額を自由にしているのなら、このモードでOK。

 「しっかりモード」は、月収と家賃、光熱費、通信費、その他固定費など毎月確定している収支を入力して、その月に自由に使える金額をはじき出し、1日の予算を割り出すというもの。本格的な家計簿として扱うなら「しっかりモード」がオススメだ。

 各設定を終えるとゲームスタート。サイクルは1日で、支出があるごとにそのデータを入力していく。そして日付の変わる午前0時になると自動的に計算が行なわれ、赤字か黒字かの判定がなされる。たとえば1日の予算が50%以上残っているならごほうびドラマとして、日替わりで戦士と浪費三姉妹のバトルドラマが発生。ドラマは全30話用意されており、1レベルアップごとに3話を見ることができると……しっかりとゲームしているのだ。また節約額が目標額の1/10貯まるごとに選んだ戦士専用のドラマが発生。こちらは全10話となっている。


漠然と貯金ではなく、ちゃんと目標を入力できるので、しっかりと節約を考えてしまう
ドラマは浪費家VS.節約家で、戦いの内容も節約で勝利的なものばかり。鍋底にこびりついたカレーでスープを作るなど、いい感じの小ネタ満載だ

 小生は月〆にまで達していないのだが、短期間使ってみただけでも、ドラマが気になってしっかりと節約できている。予算度外視の衝動買いか予想外の支出がなければ、問題なく目標を達成できそうだ。単純な節約ワークではなく、楽しんで節約したいと思っているならぜひ体験してほしい。





URL
  タカラトミー
  http://www.takaratomy.co.jp/
  製品情報
  http://www.takaratomy.co.jp/products/osaifu/index.html

関連記事
タカラトミー、楽しく節約できるデジタル家計簿
「節約戦士 オサイフセイバー」(2008/12/15)

やじうまミニレビュー
タルガ「電車銀行」(2009/02/02)

やじうまミニレビュー
バンダイ「イケメンバンク」(2008/10/09)




PR  




2009/02/13 00:01

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.