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家電製品ミニレビュー
パナソニック「リフターツインPa HFAZ8778」
~デスクライトいらず! リモコンで上下するメイン照明
Reported by スタパ齋藤
パナソニック「リフターツインPa HFAZ8778」
東京・有明にある
パナソニックセンター
に行ってみた。家電の何たるかを考えるため、ってわけではなく、何となく見学に。いろいろな電気製品に触れられて非常にオモシロかったが、さておき、俺的にスゴ~く興味深い製品を発見した。
リフターツインPa
という照明器具である。
リフターツインPaは天井に取り付けるタイプの照明器具で、パナソニックのツインパルックプレミア蛍光灯を光源としている。蛍光灯の室内照明ですな。
一見、何の変哲もない蛍光灯照明だが、実は!! リモコン操作により照明自体が昇降するのであるッ!! すなわち!! ときには天井に!! ときにはスタンドランプのような位置に!! 自由自在の高さにセットして使えるっ!! 素晴らしい!! これだ!! 俺にとって必要なのはリフターツインPaだッ!! てなわけで速攻で購入した。
メーカー
パナソニック電工
製品名
リフターツインPa HFAZ8778
メーカー希望小売価格
87,990円
購入価格
36,500円
購入店舗
楽天市場
ちなみに、リフターツインPaは
18機種もある
のだが、基本的な違いは照明器具のデザインと対応畳数。9種のデザインがあり、それぞれに6~10畳向けと8~12畳向けの2モデルがある。
6~10畳向けと8~12畳向けの違いは、
ツインパルックプレミア蛍光灯
の85形を使っているか100形を使っているかで、つまり明るさの違いですな。
なお、光源は、基本的にはツインパルックプレミア蛍光灯となるが、型番によってナチュラル色か電球色の違いがある。
昇降機構としては、天井部分に昇降機(電動昇降部)があり、そこからワイヤーで照明器具部分が吊り下げられるカタチ。昇降機でワイヤーを巻き取ることで、自由な高さに照明を下ろしてこられるという、わかりやすいシクミ。
購入したHFAZ8778は、100形ツインパルックプレミア蛍光灯×1灯を光源としている。ランプ型番はFHD100ENW/H
天井に電動昇降部を取り付ける。照明器具部分はそこからワイヤーで吊り下がっている
照明器具部分を上から見たところ
で、早速取り付け。天井に角型や丸型の引掛シーリングなどがあり、それらがリフターツインPaを支えるのに十分な強度で取り付けられていれば、わりあい容易に取り付けることができる。が、リフターツインPaの質量は7kg前後あるので、基本的には業者さんに取り付けを依頼するのが無難だと思う。
取り付け完了後に早速使用開始。いよいよ俺の最強に強まった昇降可能な照明器具に灯がともるゼ!! てなテンションでリモコンを操作する。と、下がってくる!! し、上がっていく!! 楽しい~!!
【動画】このようにゆっくりと昇降する。昇降速度は固定。アラーム音はオフにできない
リフターツインPaの昇降範囲は0cm(ほぼ天井ピッタリの位置)~110cmとなっている。拙宅の天井高は約240cmなので、リフターツインPaを最も下ろした状態だと、照明器具の位置が床から110cmくらいになる。70cmの高さの机上面からおよそ40cm上方まで下りてくる。
昇降の速度は上の動画を参照して欲しいが、天井ピッタリの位置から最も低い位置まで下ろすのに約70秒かかった。ゆ~っくり下りてくるって感じですな。ま、安心&安全な速度なのでいいんですけど。ちなみに、昇降中に揺れや吊り下げワイヤーのたるみを検知すると自動停止する。また、リモコンにはチャイルドロック機構も備わっている。
照明のオンオフや昇降は付属の専用リモコンで行なう。蛍光灯の調光(100%~10%)や、常夜灯となるLED(電球色)のオンオフや調光(6段階)も行なえる。なお、壁のスイッチでも点灯消灯などを制御できるが、昇降させるにはリモコン操作が必要になる。
最も高い位置(天井にほぼピッタリ)にある状態。ちなみに拙宅の天井高は約240cm
自由な高さで止めることができる
最も低い位置まで降ろした状態。拙宅では、照明器具の下面が床から約110cmの位置になった
【動画】このようにリモコン操作で照明をON/OFFできる
使っていてビミョーに気になるのは、蛍光灯の調光度合い。メーカー公称では100%~10%の調光ができるとあるが、いちばん明るくした状態といちばん暗くした状態の差がそーんなにナイように感じる。でも、仕事のときに明るくして使ったり、リラックス時に暗めにして使う、くらいの使い分けはできるので大きな不満はない。
それよりも!! やはりこのリフターツインPaは超マグナム使えるんであった!! マジ便利!! とか、先ほどから“!!”を多用して興奮してる感じの拙者なんですけど、俺にとって本当に何かと便利でイロイロ好都合なのだ。
例えば、細かい作業をするときは実に役立つ。机上で小さな部品をルーペで見ながら何かするとか、小さな文字がビッシリの資料をジックリ読むときとか。そんな場合は低めの位置にこの照明器具を下ろしてきて作業。
要はいちいち手元を照らすスタンドランプなどを出してこなくて済むんですな。その分机上が広く使える。あるいはスタンドを出し入れする手間もなくなる。
それから小物撮影。上のリモコンの写真はリフターツインPaでブツを照らしてデジカメで撮ったものだが、この照明器具の光源が大きめも輪(蛍光管)でありかつ、カバー部は大きなディフューザーとなっているので、本格的な照明機材を使わずともある程度キレイなブツ撮りを行なえる。だいたい20cmくらいの大きさまでの小物なら、リフターツインPaでサクッとブツ撮りできちゃう感じ。
あと、照明器具の昇降および調光も撮影向き。昇降により、光の当たり方と光量を変えられるからだ。撮影用照明としてフラットな面光源であることと、光量の調節が可能なことを考えると、お手軽ブツ撮り用光源としてチョイと理想に近いリフターツインPaだと感じたりして。……でもまあ、蛍光灯光源なので、厳密な色味を求めるとなると若干物足りないのだが。
それと、メンテナンスもラク。何しろ照明器具が目の前まで下りてくる。無理のないラクな位置&姿勢でお掃除できるわけですな。カバー部は取り外しも装着も容易なので照明器具内側の掃除や蛍光管の交換もラクだ。もっとも、照明器具自体が低誘虫UVカット仕様なので虫が寄りつきにくく、採用されている蛍光管(ツインパルックプレミア蛍光灯)は約16,000時間も寿命があったりするので、たびたびメンテする必要はなさそうな気も。
付属のリモコン。照明のオンオフや昇降、調光などを行える。子供などによる誤操作防止のためのチャイルドロック機能も備わっている
リモコンはこんなサイズ。照明器具用リモコンとしては少々大きめですな
リモコンの電源は単三形乾電池×2本
【動画】100%~10%の調光も可能。調光した状態を[お好みの明るさ]ボタンで呼び出せる
リフターツインPa、使い始めてから半月程度が経つが、毎日使っている。って、仕事場の室内照明なんで毎日使うのは当然なんだが、上記の利便を伴って毎日活用中なので、なんつーかリフターツインPaのリモコンを操作するたびに嬉しさを感じる。フツーの照明を点けるときは無意識に点灯させている感じだが、リフターツインPaの場合は「コレがまた便利なんだよネ~」的な満足感とともに点灯、みたいな。
てなわけでリフターツインPa、拙者的にはかなりスゲくオススメな室内照明器具である。天井に取り付けるタイプの照明器具の購入やリプレイスをお考えの方は、ぜひ一度チェックしてみてほしい。
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URL
パナソニック電工株式会社
http://panasonic.jp/sumai/
製品情報
http://denko.panasonic.biz/Ebox/catalog/detail/shouhin.php?at=mvdetail&ct=zentai&id=00015750&hinban=HFAZ8778
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