家電Watch logo
記事検索
バックナンバー
【 2009/03/30 】
やじうまミニレビュー
DO-SEE「LEDライト付きスタンドルーペ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
ツインバード「コンパクトフライヤー EP-4694」
[00:01]
【 2009/03/27 】
家電製品ミニレビュー
三菱「蒸気レスIH NJ-XS10J」
[00:02]
やじうまミニレビュー
L.L.Bean「ボート・アンド・トート・バッグ」
[00:01]
【 2009/03/26 】
やじうまミニレビュー
アイリスオーヤマ「サイバークリーン」
[00:01]
家電製品長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」(4/4)
[00:00]
【 2009/03/25 】
やじうまミニレビュー
オーエフティー「自動給餌機 Newビストロ」
[00:01]
家電製品ミニレビュー
日立「クリエア7 EP-CV1000」
[00:00]
【 2009/03/24 】
やじうまミニレビュー
「家庭菜園 かいわれくん」
[00:02]
長期レビュー
シャープ「プラズマクラスターイオン発生器&加湿空気清浄機」 (4/4)
[00:01]
【 2009/03/23 】
やじうまミニレビュー
撥水ペーパーのメモ帳と“現場仕様”のボールペンを試す
[00:01]
長期レビュー
三洋電機「eneloop bike」 (3/4)
[00:00]

家電製品ミニレビュー
コナミスポーツ&ライフ「健身計画TV/健身計画2」

~USBの歩数計を使ってPCやテレビで楽しく健康管理
Reported by 清水 理史

そろそろ重い腰を上げて

コナミスポーツ&ライフの健身計画TV、および健身計画2
 期間にすると1週間くらいだろうか、実は春先にウォーキングにチャレンジしたことがあった。

 と言っても本格的なものではなく、昼食前の30分ほど、近所の川沿いをテクテク歩くだけなのだが、歩くと食欲も適度に押さえられ、体調も良好だった。

 しかし、いかんせん夏が近づくと、暑さから休みがちになり、ついにはうやむやに。お決まりの「秋になったら本気を出そう」と心に誓ったは良いが、気がついたらもう冬が近づいていた……。

 こんな時は何かきっかけを、ということで今回入手したのが、フィットネスクラブなどの運営を広く手がけるコナミスポーツ&ライフの「健身計画TV(歩数計セット)」、および「健身計画2」だ。

 歩数計で計測したデータを家庭用のテレビやPCで管理することができる健康管理グッズで、前者がテレビ用端末+歩数計のセットで、後者が単体のPC用ソフトだ。いずれもコナミスポーツクラブのオンラインショップで購入できる。

 同社の会員でなくても購入できるが、会員向けに優待価格での販売もなされているので、同時にフィットネスクラブへの加入を検討している人は加入後に購入するのがオトクだ。

メーカーコナミスポーツ&ライフ
製品名健身計画TV健身計画2
希望小売価格8,460円3,480円
購入場所直販サイト


USB接続の歩数計「e-walkeylife2」
健身計画TVの本体

テレビとPCのどちらでも使える

 この健身計画TV、および健身計画2は、若干の機能の違いこそあるものの、基本的にはどちらも歩数計などで計測した健康データを管理するための製品だ。

 テレビ用の健身計画TVは、テレビのビデオ入力端子を利用して接続する専用端末で、一見するとテレビゲームのような印象。背面にUSB端子が用意されており、ここに歩数計を接続してデータを取り込み、テレビの画面に映し出すことができる。


背面のビデオ出力端子をテレビに接続。USBポートにe-walkeylife2を接続して利用
テレビの画面で健康管理ができる健身計画TV

PC用ソフトの健身計画2
 一方、PC用の健身計画2はCD-ROMの形で提供される純粋なソフトウェア。インストール後、PCのUSBポートに同様に歩数計を接続することで、歩数データを取り込んで表示できる。

 テレビ用の健身計画TVは歩数に応じて東海道五十三次の道程が表示される機能が搭載されている一方、PC用はデジタルカメラの写真と文字を組み合わせた日記が付けられたり、インターネット上の健身計画マイページとデータ連係ができたりと、それぞれ機能に若干の違いはあるものの、基本的には同様に歩数をベースにした健康管理ができる製品となっている。


 テレビ用の健身計画TVは歩数に応じて東海道五十三次の道程が表示される機能が搭載されている一方、PC用はデジタルカメラの写真と文字を組み合わせた日記が付けられたり、インターネット上の健身計画マイページとデータ連係ができたりと、それぞれ機能に若干の違いはあるものの、基本的には同様に歩数をベースにした健康管理ができる製品となっている。


健身計画TVでは歩数に応じて東海道五十三次を歩ける インターネット上のサービスとも連携可能なPC版は日記機能も搭載。歩数などの管理に加えて四国八十八カ所ウォーキングなども楽しめる 写真と文字による日記も記録可能。デジタルカメラを持って散歩に行くのも楽しそう

 なお、今回はテレビ用の健身計画TVに、USB接続の歩数計である「e-walkeylife2(イーウォーキーライフ2)」が同梱されているセットモデルを購入したが、すべて単体で購入することもできるうえ、PC用ソフトとのセット製品も用意されている。

 また、今回は入手しなかったが、計測した体重や体脂肪などのデータをe-walkeylife2に転送して、健身計画TVや健身計画2に取り込むことができる体組成計の「健身計測」(21,800円)も販売されている。歩数に加えて、体重などの効果も一緒に管理したい場合は、こちらも入手しておくと便利だろう。


基本は歩数計の携帯

PCに接続したところ。常駐ソフトによってつなぐだけでアプリが起動する
 PCにソフトをインストールする、本体をビデオケーブルでテレビにつなぐなど、簡単な準備は必要になるものの、基本的な使い方はごくシンプル。歩数計のe-walkeylife2を常に携帯するだけで良い。

 付属のストラップでベルトなどに固定して常にe-walkeylife2をポケットに入れておく、これで自動的に歩いた歩数が記録されていくことになる。内蔵メモリには1年分のデータを保存できるうえ、本体の液晶画面で最長14日分の記録を参照できるので、単体でも十分に多機能な歩数計だ。

 で、もちろん毎日結果を見るのが基本なのだが、PCを使ってメールチェックをするついでなどに、e-walkeylife2をサッと外してPCや健身計画TV本体のUSBポートにつなぐ。すると、自動的にこれまでの歩数データが転送され、画面に表示されるというわけだ。

 なお、PC版の場合、e-walkeylife2の接続を監視する常駐ソフトがインストールされるため、つなぐだけで自動的にアプリケーションが起動し、データの転送が開始される。テレビ版もつないで電源をオンにするだけと手軽だが、PC版もかなり手軽だ。


健身計画2(PC用)のトップ画面。歩数や消費カロリーなどの情報が表示される
 接続後、最初に表示されるのは以下のような画面だ(以後PC版を中心に解説)。その日の総歩数、消費カロリー、さらには初期設定時や日々の測定時に入力した身長、体重、体脂肪、ウエストなどの基礎情報、さらにこれらのデータから計算された健康参照年齢と体型が表示される。

 まあ、予想はしていたが、筆者の場合、慢性的な運動不足が響いているようで、健康参照年齢は43.9歳と実年齢+約7歳、体型も見事に「肥満型」と表示された。

 そうはっきりと現実を直視させられると、少なからず「運動しなきゃ……」と思わされるところだ。


一日2,000歩未満!?

最近の最小歩数記録は1980歩。確かに食事とトイレ以外はPCの前にいた
 というわけで、しばらく歩数計を携帯してみたのだが、原稿を書くという仕事柄、マジメ(?)に家で仕事に没頭していると、驚いたことに最小の歩数は何と1,980歩。24時間携帯していたわけけではないので、正確とは言えないが、一日2,000歩も歩いていないことに愕然とした。

 確かに、一日、一歩も外に出なかったという日もしばしば、食事とトイレ以外はPCの前で座りっぱなしという生活も珍しくないのだが、これはさすがにヒドイ。

 もちろん、毎日、そんな調子というわけではなく、近所に買い物などに出かければ5,000歩前後は歩くし、打ち合わせに出かければ7,000歩くらいは歩く。打ち合わせ2件はしごすれば、1日の目安となる10,000歩も夢ではない。

 とは言え、平均すると5,000歩となると、さすがに運動不足を痛感させられるところだ。

 ちなみに、グラフは1週間、1カ月、3カ月、1年の歩数だけでなく、歩数から計算された距離や消費カロリーでも表示できる。筆者の場合、ここ1週間で最大歩いた7,269歩の日でも、消費カロリーに換算するとわずか308.3kcalとなっていた。

 歩数といい、消費カロリーといい、現実というのは、やはり直視するとイタイものだ。


距離の換算も可能
カロリー換算。もっとも歩いた日でもわずか300kcal……

続けることが大切

 このように、健身計画TV、健身計画2を利用すると、漠然と考えていた「運動不足」が目に見える形で数値化されるため、「これではイカンなぁ」という危機感を実感することができる。

 この危機感というのは実に大事で、思いつきで運動を始めても続かないのは、この危機感が次第にうすれ、段々と面倒さが優ってしまうことが主な原因と言える。

 というわけで、おそらく今流行のレコーディングダイエットもそうだと思われるが、毎日、e-walkeylife2を携帯する、そして毎日データを登録するという健康に対する意識の習慣化を手伝ってくれるのが、本製品の最大のメリットと言えそうだ。

 なお、レコーディングダイエットと関連するが、本製品にも日々の食事の記録から摂取カロリーを記録するための機能が搭載されている(PC版は初期登録メニューだけでなく、後からマスターデータにメニューとカロリーを追加可能)。


食事の記録も可能。レコーディングダイエットにも使えそう マスターデータが少ないので、必要な項目は自分で追加する必要がある

 この食べたものを記録するという現実を直視するのも、なかなか酷なのだが、一日の終わりに、歩数と体重や体脂肪、さらに食べたものを記録していけば、かなり正確なデータを記録できる。

 これらの情報を元にアドバイスを表示することもできるので、記録とチェック、そして後はこれを日課として続けられる精神力さえあれば、メタボ退治もワケはなさそうだ。





URL
  株式会社コナミスポーツ&ライフ
  http://www.konamisportsandlife.co.jp/
  「健身計画TV」製品情報
  http://online.konamisportsclub.jp/ecitem/item318.html
  「健身計画2」製品情報
  http://online.konamisportsclub.jp/ecitem/item317.html
  ビューティ&ライフ関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/beauty.htm

関連記事
やじうまミニレビュー
富士通「F906i」(2008/06/23)

家電製品ミニレビュー
セイコースポーツライフ「五街道 WZ750」(2008/07/02)




PR  




2008/11/04 00:03

- ページの先頭へ-

家電Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.