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家電製品ミニレビュー
ELPA「リモコンアダプター&入切リモコン LR-RCA」

~手持ちのリモコンでライティングバーの照明を操作する
Reported by 藤原 大蔵

ELPA「リモコンアダプター&入切リモコン LR-RCA」
 複数のスポットライトなどを一本のバー上に取り付けた「ライティングバー」は、間接照明として壁面や、絵画、対象物などを照らす照明器具としてとても便利である。今回はそのライティングバーに取り付けてある照明器具を個別にON/OFFするためのリモコン式スイッチ「LR-RCA」を紹介したい。

 ライティングバーは、別名として「スライドコンセントレール」、「インテリアダクト」、「ライティングレール」、「ライティングダクト」、「コンセントレール」といった、複数の名前が商品名として見受けられる。商品名は違えども器具の規格は統一されているので、いずれにも取り付けられる。

 この商品の親切な点は専用のリモコンが要らない事だ。リモコン学習機能があるアダプターなので、現在手持ちの赤外線式リモコンが使える手軽さが嬉しい。わざわざ専用のリモコンを買い足さずに、取り付けたらすぐに使うことができる。

 本体はまずまずの大きさ。もともと天井面に取り付けられるものなので、あまり目につきにくいものである。色はアイボリー系。

メーカーELPA
製品名LR-RCA
希望小売価格オープンプライス
購入場所ヨドバシカメラのネット通販
購入価格1,480円


リモコンアダプターはライティングバーと、器具の間に取り付ける
本体サイズは93×37×30mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は66g

 定格入力は110V、定格最大許容電流は1Aとなっている。しかし熱の問題からか、白熱灯なら60W、蛍光灯なら25W(100Wの明るさ相当)となっている。使用器具の重量は2kgまで。調光器が内蔵されている器具には使用できないので、注意が必要だ。


取り付けは簡単

 取り付け方はいたって簡単。しかし、取り付けるアダプターは天井面に近いと思うので、足場をしっかりと確保し、くれぐれも転倒しないよう十分注意しよう。

(1) リモコンアダプターをライティングバーに取り付ける

 この時にライティングバーの元の電源は切っておこう。


極性の部分を確認しながら
バーに対して90度の角度で差し込む

反時計回りにくるりと90度回す
レバー/ストッパーが"カチッ!"と言うまで完全に回す。完全に取り付けられると、リモコンアダプターの長辺とライティングバーは平行になる

(2) リモコンの設定を行なう

 ライティングバーの元の電源を入れる。次に、アダプターの黒い設定スイッチを3秒間長押しする。


 設定スイッチを長押しすると、緑色のLED通電ランプが点滅する。それは赤外線リモコンの信号を学習する準備ができているという事。点滅している間に手持ちのリモコン(誤動作を避けるために、あまり使わないボタンを選ぼう)を受信部に向けて押す。LEDの点滅が消えれば設定が終了。

 登録したリモコンのボタンを押して、動作を確認する。ONになると、小気味良い「カチッ」という音とともにLEDランプが点灯すれば設定が成功している。最後に照明器具をリモコンアダプターに取り付ければ完了だ。


設定スイッチを約3秒間長押しする 画像は撮影のためにリモコンをわざと近づけている ライティングバーに取り付けるように、アダプターに照明器具をとりつける。画像は点灯状態

(3) 取り外し

 必ずライティングバーの電源を切ってから行なうこと。また、安全のために照明器具は取り外した状態で行なおう。


アダプターのレバーを押し下げ、ストッパーを解除する
レバーを押し下げながら時計回りに回転させる
ストッパーがレールの外にでたら、レバーを手放してもOK

ライティングバーをスポットライト以外にも活用できる

天井に設置されている引掛ローゼット
 ライティングバーは、一般的には複数のスポットライトを1つの電源を利用して同時に使用する際に便利な器具である。天井に直付けされるものの他、引掛けローゼットに対応したライティングバーもあり、気軽に一般家庭でも取り入れられる状況にある。その値段も1万円前後から取り揃えられている。

 我が家の台所には、天井には引掛ローゼットが設置されている。本来ならそのローゼットに単体の照明器具を取り付けて、台所の照明とするところだろう。



複数の照明器具などを用途に応じて使い分け
 しかし引掛けローゼット対応のライティングバーと、今回紹介したリモコンアダプターを組み合わせる事によって、複数の器具を用途に応じて使い分ける事を考えたのである。

 左の画像の左から、夜間壁面を照らし出す間接光用スポットライト(22W)、昼間の補助照明として昼白色のサークル蛍光灯(22W)、ダイニングテーブル用のペンダント(15W)、電球のソケットを利用できる扇風機(25W)。

 ライティングバーの長さに応じて、必要な器具を自由な位置に配置することが可能だ。電源はあくまでも天井の引掛ローゼットから。リモコンアダプターがなければ、全て同時に作動してしまうところだが、生活のシーンに応じた使い方が可能になり、台所がとても楽しい空間になった。


複数使うと少々ゴツイ印象

複数並べると少々無骨かも……
 アダプターは大きくはないが、目立たないほど小さくもない。画像のように、アダプターが連続して並ぶと少々ウルサイ印象を持つかもしれない。また、使用する照明器具などのワット数にも制限がある事は覚えておかなくてはならない点である。


手軽に導入できるところがイイ

専用リモコンとして、ELPA LA-RC5も発売されている(実売700円前後)
 多少使用に制限はあるものの、取り付け、設定はとても簡単。そして手持ちの赤外線リモコンが利用できるのも良い点だ。単機能としてスポットライトに使われがちなライティングバーに、今回紹介したリモコンアダプターを組み合わせる事によって、それ以外の多彩な利用方法が生まれる。天井に単体の照明器具を取り付けるのも良いが、生活のシーンに応じた照明を作り出すのも楽しいだろう。





URL
  ELPA(朝日電器株式会社)
  http://www.elpa.co.jp/index.html
  製品情報
  http://www.elpa.co.jp/product/li01/elpa166.html

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2008/10/01 00:01

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