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やじうまミニレビュー
和気産業「蓄光テープ」

~自在に切り貼りできて暗くなると光るテープ
Reported by 林 佑樹

 以前「蓄光ポイント」を導入して、暗闇で頭をぶつけたり、足の小指を柱の角にぶつけたりといった家屋内でよくあるイベントからようやく逃げることができたハズの筆者だったが、慣れは怖い。「はいはい、わかってますよ」という油断からなのか、またしても頭を強打してしまったのだ。ということで、放射性物質を含まない蓄光アイテムはまだあるだろうと訪れたホームセンターで見つけたのが和気産業「蓄光テープ」だった。購入価格は1,155円。インターネット上でもほぼ同様の価格で販売されている。

 「蓄光テープ」は、光を吸収して暗くなると発光するというもの。放射性物質を含まない素材を使用しているため、安全にガムテープのように扱えるアイテムが誕生したわけだ。とても革新的。


わかりやすい商品名。サイズは幅50mm、長さ3mだ 放射性物質を含んでいないとの強調はナシ。してもいいと思う 周辺が暗くなると光り出す。未開封状態でもちゃんと光る

 今回購入したものは幅50mm、長さ3mで、この他にも幅18mm、幅20mmのタイプがあった。見た目と使い勝手はとてもよくガムテープと同様にぺたぺたと貼り付けることができる。粘着面にははく離紙があり、それをはく離させる必要があるので、両面テープに近い感覚だ。


ガムテープと並べてみた。こうするだけで使い方はすぐわかると思う
はく離面がある分「蓄光テープ」のほうが厚い

 粘着面の保護シールを剥がす前は、硬いと感じるが、本体自体は薄いのでよく曲がるし、粘着性能もいいので丸みを帯びた部分にもしっかりと貼り付けることができる。またハサミで形を自在に加工できるため、細かくすればスイッチボタンだけに貼り付けるといったことも可能だ。自分の用途に合わせて加工できるというのは、やはり使い勝手がいい。


ガムテープのように粘着面がないので使わないときは先端をテープ止めしておく必要がある はく離紙を剥がした状態。特に問題なく剥がせる

 長方形で貼り付けておくよりも、三角形や円形といったアイコンなどの形状のほうが目に止まりやすい。加工がやや難しいが、丸を作るのが一番だと思う。またカッティングもできるので、何かしらの文字を作ってみるのも面白い。


ハサミで自在にカッティングができる。とても便利
柔軟性も十分あるので、どこにでも貼り付けることができる

 というわけで、再び頭をぶつけたり、柱に足の小指を激突させたりしないように加工して貼り付けることにした。まずは頭上から。新宿駅構内ではお馴染みとなったテープ文字のように「アタマ▼」と見るからにわかりやすい目印を作成。1週間ほど経過して慣れてきたころだが、いまのところ頭をぶつけていない。寝ぼけ眼でもかなり目立つためだろう。


「アタマ▼」とこれでもかとわかりやすい目印を作成
暗くするとこんな感じでよく目立つ

 柱の角には三角形に切った蓄光テープを貼り付けた。これも効果があるようで、いまのところ表現しがたい苦痛に身もだえるハメになっていない。もしまたしてもぶつけてしまったら、今度は目線の近くに三角形を3つほど並べてみようと思う。


柱の2面に三角形にした蓄光テープを貼ってみた
写真の通り存在感があり、よく目立ってくれるのだ

 明るさだが当たる光の強さで光量が変化する仕組みで、別の蓄光アイテムと比べてみたが、やや暗め。しかし光る面積が大きいため暗中での確認に問題はなかった。むしろとても確認しやすい部類に入ると思う。

 「蓄光テープ」は固定形状の蓄光アイテムではできないカッティングによるアイコン作りで、さらに視認性を高めることができるナイスな防災アイテムだ。何も加工せずとも危ない場所に貼り付けておくだけでも十分に目立つ。ゲリラ豪雨や地震など自然災害も多い。そろそろ台風が遅れてやってきそうなので念には念を入れて「蓄光テープ」を用意してはどうだろうか。





URL
  和気産業株式会社
  http://www.waki-diy.co.jp/index.html

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2008/09/04 00:00

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