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家電製品ミニレビュー
東芝「SCF-20」

〜測定データをパソコンで管理できる体組成計
Reported by 平澤 寿康

東芝「SCF-20」
 食べること、それも脂っこいものや甘いものが大好きなので、このところとにかく体重が増えている。毎日の変化を数字で認識すればちょっとは変わるかと思い、体脂肪計を購入したのだが、測定結果を毎日メモるのは面倒で、最近はもっぱら測定するだけになっている。また、測定データを羅列しただけでは、なかなか変化を実感しにくい。

 そこで、もっと手軽にデータ管理ができる体組成計を探したところ、目にとまったのが東芝の体重体組成計「SCF-20」である。この体組成計は、測定データをパソコンに転送し、専用ソフトでデータ管理ができるという、まさにうってつけの機能が搭載されているのだ。さっそく購入して使ってみることにした。Amazon.co.jpで8,540円で購入した。


本体とデータ表示部がセパレート、かがまずに数値が確認できる

 SCF-20は、本体とデータ表示部がセパレートになっている点も特徴だ。一般的な体組成計は、体重計のように本体に液晶が取り付けられていて、そこに全データが表示されるようになっているものが多い。こうした製品では、測定後にしゃがんでデータを確認しなければならず、使い勝手はあまりよくない。一方で電極を手に持って測定するタイプでは、手に持つ電極部に液晶が取り付けられているためデータは参照しやすいが、測定のたびに電極を持ち上げ、利用後に収納するという手間もかかる。

 それがSCF-20なら、データ表示部が本体から完全に切り離されており、壁などに取り付けて利用することもできる。本体とデータ表示部の間のデータ転送は赤外線を利用したワイヤレスとなっているため、ケーブル接続などの煩わしさもない。たったこれだけでも使い勝手は全く違う。測定時や測定後にいちいち下をのぞき込まなくていいというのは、思っていた以上に便利だ。

 しかも、自分の目の高さに近い位置にデータ表示部を取り付けておけば、本体に乗っている状態でも正面を見て測定データをチェックできるため、測定時に常に安定した姿勢が保てるという利点もある。体組成の計測中は、電極から体内に微弱な電流を流すことでちょっとした姿勢の変化でも測定値に誤差が生じるため、常に同じ姿勢で測定する必要がある。測定には5〜10秒ほどかかるため、数値が気になって完了前に液晶をのぞき込んでしまうこともよくあるが、これだけでも結果に誤差が生じるケースも考えられる。その点、SCF-20なら、姿勢の変化を最小限にとどめた状態で測定が可能というわけだ。ちなみに、本体側にも液晶が取り付けられているが、体重のみが表示される。


データ表示部底面の黒い部分は、本体からのデータを受信する赤外線受信窓。その左にはPCと接続するためのUSBコネクタが用意されている 本体の液晶では体重のみが表示される。液晶の上にある黒い窓が、データを転送するための赤外線送信窓だ

 ただし、このセパレートも良いことばかりではない。1つ目の問題点は、データ表示部を壁に取り付けるため、設置場所に制約が生じてしまうところだ。データの転送に赤外線が利用されるため、本体とデータ表示部の間に障害物がない場所でなければならない。実際には、赤外線が出るところのすぐ近くに障害物を置くようなことをしなければデータは届いてくれるが、電波を利用した無線転送のような自由度はない。

 2点目は取り付け方法だ。データ表示部を壁に取り付けるためには、付属のホルダーを壁に固定して利用することになるが、これがネジ止め式となっているのだ。持ち家であっても、壁にネジ穴を開けるのは躊躇するのに、賃貸ではとてもできない。また、洗面所などは壁がタイル張りだったりすることも多く、そういった壁にネジを通すこともなど不可能だ。

 それなら両面テープなどを利用して取り付ければいいのでは、と思うが、パッケージには両面テープが付属していない。データ表示部は重量が202.5g(乾電池込み)と結構な重量があるため、両面テープでは落下の危険があるという判断かもしれないが、それにしてもネジ止め以外の設置方法が用意されていないというのはキツイ。しょうがないので筆者は、比較的強力な両面テープを用意して取り付けた。このあたりは改善していただきたいところだ。


データ表示部を収納するホルダーはネジ止め式。両面テープは付属していないため、取り付け場所には非常に困る 筆者は、ネジを利用せず両面テープで固定したが、データ表示部は200gほどあるため、粘着力の強い両面テープを利用しないと落下する危険があるので注意 ホルダーにデータ表示部を取り付けたところ

測定方法は一般的なもの。データは家族4人分を1カ月保存可能

測定方法は、本体の電極部分に素足を乗せるという一般的なスタイルを採る
 測定方法は、一般的な体組成計と大きく変わることはない。本体の電極部分に素足を当てて乗るだけで、体重や体組成が測定できる。測定できる体組成は、体脂肪率、BMI、体水分率、筋肉率、推定骨量、内臓脂肪の6種類。手で電極を持つ製品のように、部位別の測定はできないものの、これだけでも十分豊富な体組成データを得ることができる。測定にかかる時間はトータルで9秒ほど。前半5秒ほどで体重を測定し、後半4秒ほどで体組成を測定している。測定時間は、他の製品と比べてもほとんど変わらない。測定結果はデータ表示部の液晶画面に表示されるが、測定後に表示データが自動的に切り替わることはなく、画面下の「▲」「▼」ボタンを利用して手動で切り替えながらの確認となる。

 体組成を測定するには、年齢や性別、身長などのデータを登録しておく必要がある。SCF-20では最大4人までのデータが登録可能で、測定時にはデータ表示部の1〜4のボタンを押して測定することになる。また、その都度年齢や性別、身長を入力する必要があるが、ゲスト測定も可能となっている。

 測定データは、個人設定ごとに30件と、ゲスト30件の計150件まで記憶される。1日1回測定するとして、家族4人の約1カ月間のデータが蓄積できる計算だ。1件のデータには、体重と測定される全体組成データに加え、測定日時も含まれる。蓄積データが30件を超えると、古いデータから消去されていく。


データ表示部の1〜4のボタンを押して自分のデータを登録した設定を呼び出し、本体に素足で乗って測定する。測定データはそれぞれ30件まで記録可能 体重測定後、体組成が測定される。計測データは、液晶下の▲▼ボタンを押すことで切り替えて表示できる。これは体脂肪率だが、かなりヤバイ数字だ…
BMI数値。これもかなりヤバイ

体水分率。こちらはやや少ないようだ
筋肉率。思っていたよりも多い
基礎代謝。筋肉率から計算されているため数値が高い

推定骨量。これは、ほぼ平均的な数値のようだ 内臓脂肪率。こちらは”ふつう”だったが、ちょっとヤバめか……

専用ソフトでパソコンへ簡単に転送、グラフ表示や専門医の診断を受けられるサービスも

データ表示部とPCをUSBケーブルで接続して測定したデータをPCに転送できる
 では次に、最大の特徴であるパソコンとの連携機能について見ていこう。

 SCF-20には、「ホームケアアドバイザーLight Ver.3.0」というWindows用ソフトが付属しており、データ表示部をUSBケーブルでパソコンに接続することで、測定データを吸い上げて管理できるようになっている。もちろん、4人の個人設定も別々に管理できる。

 利用方法も簡単で、データ表示部のUSBコネクタにUSBケーブルを接続してパソコンに接続した後、ソフトを起動して登録番号を入力し、データを吸い上げるだけだ。どうせなら、ソフトを起動したらデータ吸い上げも自動で行ってくれると便利なのだが、ボタンを1個クリックするだけなので、特に難しいことはない。吸い出したデータは、表で一覧表示できるのはもちろん、体重、体脂肪率、内臓脂肪率、体水分率の4項目については折れ線グラフでも表示できるため、体重や体脂肪率の推移を簡単に把握できる。

 実際に使ってみて、とにかく便利に感じた。これまでのようにたくさんのデータをいちいち手で記録していく必要はないし、グラフも瞬時に作成されるため、煩わしさを一切感じないのは非常に新鮮。また、1人につき30件までデータが記録されるため、毎日データを吸い上げる必要もない。一度この便利さを体験してしまうと、手入力にはもう戻れない。

 この測定データをさらに活用するサービスも用意されている。SCF-20では、東芝が提供しているWebサービス「カラダのみはり番ネット」に測定データを転送することで、Web上で体重や体組成の変化をチェックできるだけでなく、測定データを専門医がチェックし、3カ月に1度の割合で健康アドバイスが受けられるというサービスも用意されている。年に1度の健康診断のようにその日の測定データだけで判断するのではなく、毎日の測定結果をもとに判断されるため、より良いアドバイスが受けられるはずだ。カラダのみはり番ネットは有料サービス(コースによって料金は変わる)で、医師のアドバイスを受けるにも別途料金がかかる(1回につき2,000円〜3,000円)ものの、健康診断がなかなか受けられない自営業の人やお年寄りなどにとって、かなり魅力のあるサービスではないだろうか。


データ管理ソフト「ホームケアアドバイザーLight Ver.3.0」。最大4人までのデータを個別に管理できる データの転送は、データ転送メニューから「取込」ボタンを押すだけと簡単だ 転送されるデータは、測定した全データに加え、測定日時となる

体重、体脂肪率、内臓脂肪率、体水分量は折れ線グラフでの表示も可能 「健康一口メモ」には、用語の解説が掲載されている

体組成データ以外にも、東芝製の電子血圧計「SCS-P10R」や心電図記憶装置「SCS-H10R」で記録したデータも転送し管理できる 「カラダのみはり番ネット」に取り込んだデータを転送すれば、Web上で測定結果を参照できるとともに、そのデータをもとに定期的に専門医のアドバイスを受けることもできる

とにかく便利な自動転送&管理

 2週間ほど使ってみたが、測定データをパソコンに転送して管理できるという点はとにかく便利この上ない。これまで、記録するのが面倒で捨てていたデータもしっかり記録され、体組成計が持つ機能をフルに活用できるという意味でも、非常に有効な機能だ。一度この機能を体験してしまうと、パソコン接続機能のない体組成計はあり得ないと感じてしまうほどだ。とにかく、これまで体組成計のデータ管理に煩わしさを感じて使うのをやめてしまったという人はもちろん、これから体組成計を買おうと考えていた人にも広くお勧めしたい。

 ……しかし、手軽に測定データの管理ができるとはいっても、そこから先は本人の心がけ次第。筆者もこれを機に、食事内容を見直したり、適度に運動するなど、生活改善を心がけたいと思う。





URL
  東芝ホームアプライアンス株式会社
  http://www.toshiba.co.jp/tha/
  製品情報
  http://www.toshiba.co.jp/living/cosmetic_health/scf_20/
  カラダのみはり番ネット
  http://www.toshiba.co.jp/living/count/tops_karada050514.htm

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2008/05/13 00:09

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