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三菱鉛筆 「KE-42」

~シンプルなデザインの電動鉛筆削り
Reported by 本誌:伊達 浩二

三菱鉛筆「KE-42」(グレー)
 仕事で使う筆記用具は、水性や油性のボールペンだが、企画の思いつきをメモするときは、鉛筆を使うのが好きだ。

 鉛筆は、持つ角度の許容幅が大きくて、素早く動かした手に遅れずについてきてくれるところと、芯が紙に当たる柔らかい感触が好きだ。ほかの筆記用具のように、微妙なひっかかりやかすれなどを気にすることなく、アイデアを紙に記録することに集中できるのだ。

 しかし、このところ、こういう用途には、0.9mm以上の太いシャープペンシルを使うことが多かった。なぜなら、気に入った鉛筆削りがなかったからだ。

 ただでさえ鉛筆削りは場所をとる存在なのに、手元に置いて置きたくなるようなデザインは少ない。かといって、不器用な私には小刀などで削るという選択はありえない。やはり電動ですっきりと削れる鉛筆削りがほしい。

 いろいろ探した末に見つけたのが、三菱鉛筆の「KE-42」という製品だ。

 メーカー希望小売価格は4,200円で、楽天市場では3,300円前後(送料別)で購入できる。

 本体色は白とグレーの2色がある。今回は汚れが目立ちにくいと思って、グレーを購入した。

 箱から取り出してみると、本体はモノトーンで、メッキの部品もない。この製品は国内外でいくつかのデザイン部門の賞を取っているが、それにふさわしい大人な印象の外観だ。


製品パッケージ
製品正面。鍵穴をイメージしたという鉛筆を差し込む部分 製品側面。前面と背面はわずかに傾斜している

製品背面
製品底面。電源コードは横からも出せる構造になっている

 デスクの隅に設置する。本体の重さは約1kgあるので安定しているが、3つある足は吸盤になっているので、スチールデスクなどであれば吸着して、より安定する。

 電源コードの長さは約1.4mあるので、デスクのそばにコンセントがあれば届くだろう。電源コードは本体の背面ではなく、後ろよりの底部から生えているので横から出すこともできる。壁にくっつけて設置してもコードがじゃまにならない。

 本体の前面には、鍵穴をイメージしたという透明な部分があり、ここの丸い穴に鉛筆を入れる。鍵穴の長方形の部分からは削りカスの量が見える。

 全体の形は長方形に見えるが、本体の前後面は少し傾けられている。この微妙な角度によって、鉛筆が差し込みやすくなっている。


【動画】鉛筆を削る様子(WMV形式,1.79MB)
 鉛筆をスッと差し込んで、軽く握っていると、どんどん削れていく感触があって、すぐに削り終わって空回りする感触に変わる。音はとくに静かというわけではなく、普通の電動鉛筆削りの音だ。自宅で深夜に使うと問題になりそうだが、オフィスなら問題ないだろう。

 以前の電動鉛筆削りはむやみに削りすぎるという批判があったが、ムダ削りストップ機構が付いているためか、無理に削っているという印象はない。

 また、ダストケースがきちんとセットされていないと動かないモーターストップや、連続して5分以上削ると(いったい何本削れるのだろう)止まるオーバーヒート防止などの機構もついている。

 削りカスを捨てるときは、本体の前面を外す。ダストケースの容量はあまり大きくないので、早めに捨てる方がよいだろう。


同社の代表的製品と並べたところ 真の部分は長めでシャープに削れる ダストケースは本体正面から引き出す

 KE-42は、電動鉛筆削りとして変わった機能があるわけではないのだが、シンプルでじゃまにならないデザインの製品というだけで貴重な存在だ。オフィスに置いても違和感はないだろう。また、子供にキャラクター物の学用品を持たせたくないご両親にもおすすめしたい。





URL
  三菱鉛筆
  http://www.mpuni.co.jp/
  独iFデザイン賞受賞のニュースリリース
  http://www.mpuni.co.jp/newsrelease/2008/1200969383.html

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2008/03/27 00:08

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