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家電製品ミニレビュー イモタニ「ピュアエア エクセレント RZ-302」
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~1台で除湿・加湿・消臭の3役に使える
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Reported by
清水 理史
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● シーズンごとの機器の入れ替えを軽減したい

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イモタニ「ピュアエア エクセレント RZ-302」
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まったく、寒いんだか、暖かいんだか……。季節の変わり目を迎えて、そろそろ悩み始めることがある。仕事場で使っているセラミックヒーターをしまう時期をいつにするかだ。
まだ寒い日もあるので、現実にはもう少し先になるが、本格的に暖かくなってくるとさすがにヒーターはいらなくなる。しかしながら、我が家のヒーターは、加湿器が一体型となった製品となっており、花粉の季節を考えると、加湿器がなくなってしまうのは避けたいところだ。
いっそのこと加湿器を単体で買うか、加湿機能付の空気清浄機でも買えばいいじゃないかとも思うのだが、これはこれで梅雨から夏にかけて、またまたいつ機器をしまえばいいのかが悩ましいし、そんなに家電が増えると、そもそもしまう場所もなくなってしまう。
まあ、要するに季節の変わり目に欠かせない家電の入れ替えが少しでも楽にならないかと思っているわけだ。
そういう意味では、イモタニから発売されている「ピュアエア エクセレント RZ-302」はなかなか面白い製品だ。1台で3役のマルチモイストコントローラーとなっており、除湿と加湿と消臭に1台で対応できるようになっている。
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側面
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背面
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上部
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部屋の隅に置いても邪魔にならないコンパクトな製品
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付属品の違いによって、「ピュアエア(RZ-300:ベースモデル)」、「ピュアエア ビタミンC(RZ-301:ビタミンCフィルター付)」、「ピュアエア エクセレント(RZ-302:ビタミンCフィルター+銀イオンカートリッジ+単2乾電池2本付)」があるが、今回試した上位モデルのピュアエアエクセレントはメーカー希望小売価格は5,000円、Amazon.co.jpで4,724円で購入できる。
● 加湿器として使ってみる
ピュアエアは除湿・加湿・消臭の1台3役ということになっている製品だが、実質的には除湿+消臭、もしくは加湿+消臭という組み合わせで使うのが一般的だ。
もちろん、消臭単体での利用も想定できるが、せっかく除湿や加湿ができるのだから単体で利用するのはもったいたない。かと言って、除湿と加湿はそもそも同時には利用できないので、必然的に前述した2通りの使い方が妥当となる。
どちらで使うかは季節次第ということで、まずは今の時期に欠かせない加湿器として利用してみた。
ピュアエアは除湿と加湿で内部にセットするパーツを入れ替えるしくみになっている。除湿についは後述するが、加湿器として利用する場合は、本体下部の水タンクに円筒状の吸水フィルターをセットしてから利用する。水タンクに入れた水をフィルタが吸い上げ、それによって湿気を含んだ空気を本体上部のファンで部屋に放出するというしくみだ。
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加湿器として利用する場合は水タンクに給水フィルターをセット
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水を入れてから本体にスライドさせるようにしてセットする
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本体内部のファン。写真の右側(本体正面から見ると左)から空気を吸い込み、写真左側(本体正面から見ると右)のファンで排気する
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使い方はカンタンで、水タンクに水をセットして上部のスイッチをオン。操作としてはこれだけだ。ファンの音はほとんど無音。上部の動作ランプの点灯を確認しなければ動いているかどうかさえわからないほど静かだ。
加湿能力はというと、小型の製品であるうえ、前述したようにファンが非常にゆるやかに回転するため、さほどパワフルな能力ではない。試しに水タンクの容量いっぱい(700ml)に水を入れ、部屋で一晩中動作させてみたが、翌朝になっても2/3程度の水がタンクに残っていた。水を換える頻度が少なくて済むのは確かだが、逆に言うと、さほど加湿されていないということにもなりそうだ。
消臭効果は、というと、こちらは水タンクの上部にセットしたケースに付属の消臭剤(透明なジェルタイプ)を入れて利用する。これにより、本体上部の左側半分から吸い込まれた部屋の空気が、消臭剤によって消臭され、さらに前述した気化式の加湿機構によって加湿されて本体上部の右半分から放出されることになる。

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ピュアエア エクセレントに付属のビタミンCフィルタ。本体上部の排気側にセットする
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なお、今回利用したピュアエア エクセレントには、ビタミンCフィルターと銀イオンカートリッジが付属している。このうち、ビタミンCフィルターは排気側にセットして排出される空気に作用させ、銀イオンカートリッジは水タンクにセットして除菌に利用する。
ビタミンCフィルターがどのような効果があるのかについては、パッケージにも説明書にも詳しくは触れられていないが、特に香りが付けられているわけではないのでニオイなどは気にせず利用できるだろう。
● 除湿器として使ってみる

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除湿器として利用する場合は、水タンクに付属の除湿剤を入れて利用する
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一方、除湿器として使う場合は、水タンクの中のパーツを入れ替える必要がある。水タンクの水を捨てて中の吸水フィルターと銀イオンカートリッジを取り出す。この状態で、水タンクに除湿剤ケースをセットし、その中に付属の除湿剤(市販の除湿剤と同様の白い粒状のもの)を入れる。消臭も一緒に利用する場合は、同じく消臭材のカートリッジもセットしておく。
準備はこれで完了だ。加湿器として利用する場合と同様に、上部のスイッチをオンにすると、同じくファンが回転して、本体上部の右側半分から空気が吸い込まれ、左側半分から排出される。この過程で、水タンク内の除湿剤に水分が吸収され、除湿できる。中身が変わっただけで、機器としての動作はまったく同じというわけだ。
使ってみて実感したのは、この製品は除湿器として使った方が便利かもしれないということだ。
というのも、ピュアエアの電源は単二乾電池2本となっており、外部の電源を必要としない。そのうえ、本体は126×245×175mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトなので、設置場所を選ばない。
このため、押し入れ、さらには十分な高さが確保できれば下駄箱などにも設置することができる。梅雨時のじめじめした季節に、下駄箱の除湿、さらには消臭までできれば、これは確かに便利だ。
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単二乾電池2本で動作するため外部電源は必要ない
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コンパクトなため、高ささえ確保できれば下駄箱の除湿消臭などにも利用できる
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残念ながら、今回のテストでは乾燥した季節であったため、その効果を体験できなかったが、湿気の多い季節には強い味方となりそうだ。
このように、イモタニのモイストコントローラー「ピュアエア エクセレント RZ-302」を利用してみたが、今の季節は加湿器として、そして梅雨から夏場を迎えたら除湿器と、カンタンに使い分けることができるのが魅力の製品だ。
さほどパワフルではないが、その分、電池で駆動するうえ、静粛性は抜群に高い。常に動かしておいてもまったく気にならないのは他の製品と比べたときの大きなアドバンテージと言える。部屋での利用はもちろんのこと、比較的小さな空間での利用におすすめできる製品だ。
■URL
株式会社イモタニ
http://www.imotani.com/
製品情報
http://www.imotani.com/CONVINIENCE/RZ-302/RZ-302.html
除湿器/加湿器関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/air.htm
■ 関連記事
・ 家電製品レビュー ダイキン「クリアフォース MCZ659-W」(2007/11/26)
2008/02/29 00:07
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