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やじうまミニレビュー
無印良品「ウォールクロック・ブラック」

~部屋のアクセントになる壁掛け時計
Reported by 西村 敦子

“計測器”をモチーフにした、シンプルだけど凝ったデザイン

無印良品「ウォールクロック・ブラック」
 今回の「ウォールクロック・ブラック」は、無印良品の時計シリーズ「Wall Clock」の1つで、普通の「時計」ではない、温度計や計測器のようなデザインがモチーフの文字盤が特長のシリーズ。同じシリーズの腕時計も発売されています。特長は、横から見たときにお皿やお盆のように見える丸みを帯びたフォルムと、ちょっと変わったデザインの文字盤が特徴です。同じシリーズで文字盤が白の「ウォールクロック・ホワイト」もあります。直販サイトでの価格は4,900円(送料別)でした。

 時計のサイズは直径26.5cm、高さ4.16cmのプラスチック製。壁掛け時計によくあるちょうどいいサイズ。箱のフチには単三形電池と壁掛け用のねじ、中央に時計本体がセットされています。黒い文字盤に白の目盛りと数字が配置され、長針・短針とも白、秒針は赤。最初の印象は、プールやサウナで見る温度計のイメージ。時計の「カチカチ」という音がせず、秒針がなめらかに動くサイレントムーブなのも、計測器の雰囲気をよりアップさせているようです。

 少し内側に配置された文字は、0、2、4、6、8、10と全部は書かれていないのですが、実際使ってみると文字が少ない分、逆にすっきりして案外見やすくて、文字がすべて書かれていないことは思ったより気になりませんでした。

 裏や横から見ると、全体が「お皿」のように見えるこのデザインは、正面から見るとあまり目立たないのですが、直接手にとると確かに「お皿」そのものです。裏にはお皿で言う「高台」まで作られていて、シンプルですが凝っています。


外箱のイラストは中身の時計とほぼ同じ大きさ。乾電池やねじはフチにあります
本体裏側には本物のお皿と同じように高台があります。乾電池用のフタはありません


横から見ると、時計ではあまりみない不思議なデザインです
前面のカバーは全体的に少し丸みがあります
横から見ると少し深さがあるカレー皿のような雰囲気です

前面のカバーに少し丸みがあり、やや光が反射しやすく感じました
長針・短針は白、秒針は赤。秒針はなくなめらかに動くサイレントムーブ

文字盤が黒のデザインが、テレビやパソコンにしっくり

似合わないと思っていたリビングに設置したところ、視界に入るテレビとよく合って驚きました
 今回の「ウォールクロック・ブラック」は、計測器のようなデザインと文字盤が黒ということで、設置場所を選ぶかと思っていたのですが、家の中には思っていたよりも黒を使ったデザインが多く、似合う場所が多くて意外でした。

  たとえば、黒のテレビの上に設置すると似合いますし、パソコンのディプレイのフチも黒だったので、これもぴったり。白い壁に配置すると浮いてしまうかなと思ったのですが、黒い文字盤が目立って存在感があり、時間も確認しやすいです。また秒針の音が気にならないサイレントムーブなので寝室に設置するのにも向きます。


サイレントムーブで静かなので、寝室に設置するのにも向きます
パソコンなど黒を使ったデザインの周りにはやはりよく似合います
窓際に設置すると、時間や角度によっては反射が強くなります

どこかで見たことのあるような不思議なデザインの時計シリーズ

 しばらく使っていて少し気になったのは、表面の反射。ある程度は仕方ありませんが、どうしても反射して見えづらい角度があるようです。前面のカバーが腕時計のようにカーブしていて、全体がまったく見えなくなるという感じではないものの、窓から入る光によっては見えづらい角度がありました。

 それ以外は、リビングでも寝室でも問題なく使え、夜中の薄明かりのなかでも、文字盤に針が浮かび上がってだいたい何時頃か確認することができました。本体の設置は光がたくさん入ってくる部屋よりも、光が届かない場所の方が向いているでしょう。


昼間の文字盤の見え方。表面に反射して角度や時間帯によって見えづらいときもあります
夜の文字盤の見え方。光の反射が少ないので見やすいです
夜中に電気を消した状態。数字までは見えませんが、長針・短針が浮かび上がってだいたい何時ごろかわかります

 無印良品の時計には、この「Wall Clock」のほかにも、“見慣れている時計だけれど、家庭の時計にはないデザイン”を使った、ちょっとおもしろい雰囲気のシリーズがいくつかあります。

 たとえば、鉄道の駅のホームでみかける、あの四角い時計のデザインを採用した「駅の時計」シリーズや、よく公園にぽつんと立っている丸い時計の「公園の時計」シリーズ、さらには学校で使ってきた「定規」によくつかわれるデザインをイメージした「円周」シリーズなど。今年の春には「Taxiの時計」のリストウォッチも予定されているそうです。

 どれも、文字は見やすく「どこかで見たな……」という不思議な感覚が楽しいものです。ちょっと変わった時計で部屋のアクセントにしたいという方におすすめのシリーズです。





URL
  株式会社良品計画
  http://ryohin-keikaku.jp/
  製品情報
  http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247469066

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2008/02/13 00:02

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