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家電製品ミニレビュー
タイガー「ソフトクリームメーカー ABP-A600WT」

〜手間を楽しむ家庭用ソフトクリーム製造器
Reported by 安部 陽子

タイガー「ソフトクリームメーカー ソフトホワイト ABP-A600WT」
 行楽地とソフトクリーム。夏になるとこのこの組み合わせにノックアウトされる。アイスにはないあの柔らかさに魅了されるのだ。

 以前、アイスクリームメーカーをレビューしたが、ソフトクリームも家で作れないかと探してみると、タイガー魔法瓶の「ソフトクリームメーカー ソフトホワイト ABP-A600WT」という製品を見つけた。価格はオープンプライスで、購入価格はAmazon.co.jpで8,500円だった。


箱に入れて収納しておく時の様子 部品は、本体の容器、脚部、蓄冷容器、フタ、羽根、モーター、レバー。それに、温度計が付属する 大きさは約22×27×43cm(幅×奥行×高さ)、重さは約3kgほど

存在感がある本体、蓄冷容器は予備冷却が必要

付属の説明書。操作の手順や、ソフトクリームミックスの作り方などかなり詳しく載っている
 アイスクリームとソフトクリームの最大の違いはその温度にある。ソフトクリームは、アイスクリームよりもちょっと高めの温度が、独特の柔らかさにつながっている。

 タイガーの「ソフトクリームメーカー ソフトホワイト」は、材料をソフトクリーム状になるように冷し、星型の型から押すという機械だ。

 本体の外観は、白いミルク色で、ソフトクリームを作るスペースを確保しているために高さがあり、他のアイスクリームメーカーと比べると大きい。大きさは約22×27×43cm(幅×奥行×高さ)、材料を入れてない状態での重さは約3kgほどだ。箱には分解された状態で入っている。使用する時は、組み立ててから使う。部品は、本体の容器部分と、それを支える脚部。材料を冷やす蓄冷容器、フタ、材用をかき回す羽根、羽根を動かすモーター、ソフトクリームを星型にして出すレバーに分かれている。また調理の時に使う温度計が付属する。

 本体の重さのほとんどは、蓄冷容器の重さである。予備冷却式なので、蓄冷容器は事前に冷凍庫で冷やしてから使う。この蓄冷容器の中に材料を入れて冷やし、ソフトクリームにするわけだ。容量は600mlまでなので、コーンにして約8個分が一度に作れる。


蓄冷容器は引き出し式の冷凍庫に収まる大きさだ。予備冷却式なので、事前に冷凍庫に12時間以上冷やしておく
 できあがりまでの手順をまとめると、
(1)蓄冷容器を冷凍庫に入れておく(約12時間前)
(2)ソフトクリームミックスを手作りする(約2時間前)
(3)ソフトクリームミックスを投入
(4)蓄冷容器の中のミックスがソフトクリーム状に冷えるまで待つ(13分〜17分)
(5)盛りつけ

 という形になる。結構な手間だ。中でもソフトクリームが冷えて固まる前の液体、いわばソフトクリームの素となるソフトクリームミックスを手作りするのはかなり面倒。牛乳を湯せんしながら、砂糖と、生クリームを加え、最後にお湯で溶かした粉ゼラチンを入れる。約20℃になるまで粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れ、冷蔵庫の中でミックスが11〜14℃まで冷やす、といった具合だ。

 実際にやってみたところ、粉ゼラチンの扱いに苦しんだ。材料を混ぜている時はいいのだが、冷蔵庫で冷やすと、ダマができている。粉ゼラチンは念には念を入れて溶かし、少々お湯の量を増やしてみるなど、工夫する必要がありそうだ。

 楽をするなら市販のものを買うという手もある。ただ、業務用のソフトクリームマシーン向けに作られたソフトクリームミックスは使えない。家庭用のものをヤフーショッピングで探してみたところ、1店舗しか扱っていない。手作りにするにせよ、購入するにせよ、ソフトクリームミックスの調達が一番のネックになりそうだ。


ソフトクリームの材料は、牛乳、生クリーム、砂糖、粉ゼラチン 湯せんをしながら、牛乳と生クリーム、砂糖を加える。粉ゼラチンはお湯に溶かしてから入れ、よく混ぜる 約20℃になるまで粗熱を取り、冷蔵庫に入れて11〜14℃まで冷やす

本体を組み立てる。蓄冷容器をセットする
中に羽根を入れて、フタをする
フタの上からモーターをセットする

レバーは星型に穴が空いている。この穴からソフトクリームがでてくる 組み立てて、上からみた様子。モーターにスイッチがついている 【動画】レバーのセットの仕方。取り付けてから、矢印の方向に回す(WMV形式,125KB)

スイッチを入れ、羽根を回し初める 投入口から、蓄冷容器の中にミックスを注ぎ込む ほどよく固まったら、レバーを押し、ソフトクリームをコーンの上に出す

 さて、苦労して作ったソフトクリームを、いよいよ仕上げる段階だ。

 モーターのスイッチをONにし、蓄冷容器の羽根を回したながら、ソフトクリームミックスを流し込む。ミックスがソフトクリームの適温に冷えるまで、夏は15〜17分、春、秋、冬は13〜16分の目安で待ち、適当な固さになったら、できあがり。

 注意すべき点として、蓄冷容器の中でミックスをかき回す羽根は、25分間しか回らない。サーモスタットが働いて自動的に停止するので、スイッチを入れてから約25分間以内に、ソフトクリームを作り終えなくてはならないのだ。レシピどおり約600mlのミックスでは、蓄冷容器の中でミックスをソフトクリーム状に冷やすまでに17分かかる。ということは、残りの約8分間で、コーンの上に盛りつける形になる。8個分しかないので、時間の余裕はある。

 さて、いよいよ盛りつけだが、まず断っておきたいのは、店で買うような綺麗なうずまき状のソフトクリームはできないということだ。業務用のマシンは、マシーンからソフトクリームが出てくる時、捻りが加わる構造になっているため、あのようなきれいな渦巻きができる。しかし、この機種では、星型に抜かれたソフトクリームが上から下に落ちてくるだけなので、渦巻きを作るのが難しい。


【動画】蓄冷容器の中でミックスが冷やされていく様子。この状態ではまだゆるい(WMV形式,286KB) 【動画】ちょうどよい頃合(WMV形式,318KB) 【動画】ここまで固くなってしまったら、フタを開けて、アイスクリームとして食べるしかない(WMV形式,334KB)

【動画】コーンの上でソフトクリームつくる。コーンは固定し、角度をつけて受けた場合の成功例(WMV形式,1.22MB) 【動画】コーンを少しずつ回しながら、ソフトクリームをひねっていった場合の成功例(WMV形式,1.25MB)

 ソフトクリームの味自体は、店で食べるものに近く、満足できるものだ。仕上がりを左右するのは、ミックスの固まり具合を見極める目だ。投入前のミックスの温度や、材料の分量、その日の室温によっても、固まるスピードは違ってくる。時々、レバーを下げ、固さを確認していく方がいいだろう。目安としては、レバーから出てくるソフトクリームが液状にならず、ほどよく星型に近づいてきたら、いい頃合いだ。

 手間と時間はたっぷりとかかる覚悟が必要だが、家庭用のソフトクリームメーカーは珍しい存在だけに、子供から大人まで楽しめる、パーティグッズやファミリーグッズとしておすすめする。





URL
  タイガー魔法瓶株式会社
  http://www.tiger.jp/index.html
  製品情報
  http://www.tiger.jp/product_introduction/cookware/ABP_A.html

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2007/08/22 00:00

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