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【 2009/03/23 】 |
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やじうまミニレビュー |
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～キッチンにすんなりと収まる清潔感のあるゴミ箱
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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これまで我が家のキッチンでは、100円ショップで買った円筒形のゴミ箱に、スーパーのレジ袋を入れて使っていた。しかし、生ゴミを捨てる際に、やっぱり猫のことが気にかかるようになった。 たとえば、我が家で言うところの「猫の軟らかいご飯」こと、「カルカンデリカスタイル まぐろ 子猫用」のレトルト袋を捨てる場合、蓋のないゴミ箱で良いものだろうか、と考えてしまうのだ。猫がゴミ箱を荒らしてから叱るよりも、人間の側がそれを予測して、叱らずにすませる方が、お互いストレスも少ない。というわけで、きっちりと蓋ができ、匂いも漏れないようなゴミ箱を導入することにした。 蓋付きのゴミ箱は、いくつかあったのだが、家人の要望は「大げさなデザインではないこと」「ペダルを踏むと蓋が開けられること」「巨大ではないこと」だった。どうも金属製のがっしりしたものや、単純なバケツスタイルなどは避けたいようだ。
kcudシリーズには、もともとの大きさの「kcud」と、一回り小さい「kcud mini」の2つの製品がある。それぞれ2色あるので、都合4機種となるわけだ。 今回は、可燃ゴミ用に「kcud」のブラウンを、不燃ゴミ用に「kcud mini」のレッドを購入した。同じ大きさで揃えても良かったのだが、今後買い足す時のために自宅に置いた大きさを見ておきたかったのだ。Amazon.co.jpでの購入価格は、kcudが3,990円、kcud miniが3,780円で、ほとんど差がなかった。
到着したkcudを輸送用の段ボール箱から出して並べる。大きさは違うが同じデザインなので、並べても違和感はない。 サイズは、大きい方が約23.2×約41.5×約55cm(幅×奥行き×高さ)で、小さい方が約21×約33×約47cm(同)となっているが、実際に置いてみると、奥行きの差が一番大きく感じられる。大きい方の奥行きは、電子レンジや炊飯器を置くスチールの棚とほぼ同じぐらいある。ただし、ペダルの部分が引っ込んでいるので、キッチンの中を歩く際に特に邪魔には感じない。 対応するゴミ袋は、「kcud」が45L級、「kcud mini」が20L級だ。袋を止めるストッパーは、“コ”の字型をしており、止める面積が広くてずれにくい。また、蓋を手で開けると大きく開いて固定できるので、袋の取り付け作業はやりやすい。 なお、ゴミ袋の代わりに、レジ袋を2つ並べて使うこともできる。この場合、kcudはLLサイズが、kcud miniがLサイズが適合する。しかし、近所のスーパーではLサイズのレジ袋が中心で、大量の買い物をしてもLLサイズではなく、Lサイズ2つをくれるので、miniの方でしか使えない。無理にkcudにLサイズのレジ袋をはめても、底まで届かず宙ぶらりんになってしまうのだ。結局、レジ袋はほかの部屋のゴミ箱で使うことにして、kcudでは東京都指定のゴミ袋を使っている。 なお、kcudとkcud miniで迷っている人は、キッチンで使うのであればkcudをお勧めする。やはり容量の差は大きい。とくに、家族が多かったり、ゴミ捨ての周期が長い場合はkcudにした方が良い。
半年ほど使っているので、kcudはすっかりキッチンの一部になっている。今は2台並べてシンクの反対側に置いている。調理中や洗い物をしていて、ゴミを捨てるときは、くるっと振り向いてペダルを踏んで蓋を開ける。ゴミ袋に入れて、ペダルを離すと蓋が閉まる。 ペダルや、蓋を開ける構造の部分も樹脂製なので強度を心配していたが、今のところ特に問題はない。蓋の密閉度も高く、猫が匂いを嗅ぎまわることもない。猫によるゴミの襲撃と散乱という惨事は避けられ、台所は今日も平穏だ。 ■URL 岩谷マテリアル株式会社 http://www.imcjpn.co.jp/ 製品情報 http://www.imcjpn.co.jp/design_project/html/product/001kcud/index.html アッシュコンセプト http://www.h-concept.jp/html/index2.html グッドデザイン賞公式サイト(デザイナーの意図) http://www.g-mark.org/search/Detail?id=29538&sheet=designer ■ 関連記事 ・ やじうまミニレビュー 岩谷マテリアル「RETTO ユテオケ&バスチェア」（2007/05/25）
2007/07/25 00:02 - ページの先頭へ-
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