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やじうまミニレビュー
岩谷マテリアル「RETTO ユテオケ&バスチェア」

~バスルームの雰囲気を変えるデザイナーズグッズ
Reported by 本誌:伊達 浩二

 梅雨時に向けてバスルームのリフレッシュを図っている。前回、汚れていた浴槽のフタを交換し、雰囲気を変えることができた。

 次は、やはり汚れて疲れが見える洗面器とイスを交換する番だ。

 まず洗面器だが、ずっと欲しい製品があったので、迷わずそれを購入した。岩谷マテリアルの「RETTO ユテオケ」だ。以前は、積水ライフテックが販売していた製品なのだが、2006年に岩谷マテリアルに事業が譲渡されている。

 これは、通常の洗面器よりも一回り小さい。そして、高くなったフチの部分に穴が開いており、そこを持つことで、手おけとしても使えるという製品だ。これまで大きめの洗面器と手おけのセットで使っていたものが1つにできる。

 しかし、本当のことを言えば、それは後付の理由だ。なんといっても曲線で構成された全体の形と、清潔な白い素材に一目惚れし、買う機会を待っていたのだ。

 Amazon.co.jpでの購入価格は、1,575円だった。正直に言えば、こんなに高い洗面器を買ったのは初めてで、これまで使っていたのは確か550円だったと思う。

 到着したユテオケは、硬質感のある素材と、表面のなめらかさとで、かなり高級感がある。そこに置いてあるだけでも雰囲気が変わる。使う前にすでに満足している状態だ。

 大きさは思っていたよりも小振りな印象だ。シャワーを中心に使う人には、これで良いと思うが、洗面器でお湯をざぶんとかぶりたい人には物足りないかもしれない。


RETTOユテオケ
穴が開いている部分が取っ手となり、持ちやすいように傾斜が付けられている
素材はプラスチック

 迷ったのはイスだ。

 選択肢は3つあった。

 まず、同じRETTOシリーズのバスチェア。これは、同じシリーズだけに治まりもよく、似合っている。ただし、値段が高い。Amazonマーケットプレイスでの価格は5,040円だった。デザイナーズものとしては妥当なのかもしれないが、一生活者としては、右から左に出せる金額ではない。だって、ただの風呂のイスなんだよ。


Revolcのバスチェア。これはブラウンのLサイズだが、ホワイトとグリーンも用意されている。洗いやすい4本足のパイプイスが特徴
 次に、ユテオケと同じデザイナーによる「Revolcバスチェア」。ちょっと説明すると、RETTOシリーズのデザインはアッシュ・コンセプトという会社が企画/プロデュースしている。そして、ユテオケのデザイナーは野田純江さんという方で、バスチェアのデザイナーは橋田規子という別の方なのだ。で、RETTOとは別にアッシュ・コンセプトが関わっているRevolcというプロジェクトがあって、そっちのバスチェアは西川雅人さんと野田純江さんがデザインしている。つまり、シリーズは異なるものの、野田純江さんのデザインで揃えるという手もあるのだ。

 Revolcは樹脂製の台座から4本のパイプ足が生えたシンプルな形で、RETTOとはだいぶデザインの方向性が異なる。ただし、ホワイト、グリーン、ブラウンがあるので、ホワイトにすれば色は揃えられる。大きさはLとSが選べる。Amazon.co.jpでの価格はホワイトのLで、4,515円だ。RETTOより少し安いが、それなりの値段ではある。

 3つめの選択肢は、困ったときにいつも頼る無印良品の「ポリプロピレン風呂いす・大・白」だ。本当に普通の形で、“バスチェア”ではなく“風呂いす”と名乗っているのは正しい。オンラインでの価格は1,500円だ。正直に言えば、1,500円の風呂いすだって、普段の自分なら「高い」と思うのだが、なんだかとっても安く感じてしまう。


RETTO バスチェア
 さんざん迷った末に、どうせお金をはたくなら、後悔しないようにという理由で、RETTOのバスチェアにした。やはりデザインテイストを揃えたかったのだ。しかし、風呂の洗面器とイスのセットで6千円を超えるなんて、すごく身分不相応な贅沢をしている気がする。少なくとも親や親戚には言いたくない。

 到着したバスチェアは、堂々とした大きさだった。

 座面が高く、体格が良い私でもゆったりと座れる。また、ごく低くてアテにしていなかった背もたれが、かなり有効だ。


座面が高く、ゆったりと座れる
背もたれは低いが、実際に座るとかなり有効に感じた 背もたれの内部は空洞になっている。脚の部分はエラストマー(弾力のあるゴム状の素材)が張られており、すべりにくい

 もちろん、同じシリーズなので、色合いや質感がそろっており、バスチェアとユテオケを並べると、バスルームの雰囲気はかなり変わる。価格面で賛意を示しかねていた妻も、結果にはおどろいていたほどだ。

 気になることといえば、あまりの白さに、周囲の壁や床のよごれが目立ってしまうことだ。これを購入する方は新築の際に購入するか、バスルームの大掃除をしてから購入されることをお勧めする。逆に言えば、新築された方へのプレゼントには最適の製品なのかもしれない。


こちらがイスと湯おけを新調する前のバスルーム RETTOの2製品に交換したところ。同じシリーズなので色も質感も統一されており、バスルームの雰囲気が一変した




URL
  岩谷マテリアル株式会社
  http://www.imcjpn.co.jp/
  RETTO製品情報
  http://www.imcjpn.co.jp/design_project/html/product/004retto/index.html
  Revolc製品情報
  http://www.imcjpn.co.jp/design_project/html/product/003revolc/index.html
  無印良品(株式会社良品計画)
  http://www.muji.net/
  ポリプロピレン風呂いす・大・白 製品情報
  http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247027891
  アッシュコンセプト 有限会社
  http://www.h-concept.jp/

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2007/05/25 00:02

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