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ハリオ「水出し珈琲ポット MCP-7B」

~簡単に淹れられるおいしいアイスコーヒー
Reported by 本誌:伊達 浩二

水出し珈琲ポット MCP-7B
 そろそろ、日によってはホットよりもアイスの飲み物の方が、おいしい季節になってきた。

 ハリオの「水出し珈琲ポット」は、おいしいアイスコーヒー作りに便利な道具だ。

 ポットの大きさは2つあり、小さいMCP-7Bが5人分(約600ml)、大きいMCP-14Bが8人分(約1,000ml)作れるようになっている。最初は自分専用にするつもりだったので、MCP-7Bを選んだ。Amazon.co.jpでの購入価格は、1,260円だ。

 水出し珈琲ポットの原理は、挽いたコーヒー豆を水に漬けて抽出するだけで、特に複雑なことはしていない。したがって、パーツも、ポット本体とフタ、それに茶こしの機能をするストレーナーの3つだけだ。

 まず、ストレーナーをポットにセットする。

 次に、ストレーナーに挽いたコーヒー豆を入れる。使用する豆は、「深煎り」で「中細挽き」が推奨されている。今回は「アイスコーヒー用」として販売されているパッケージを購入した。

 驚くのはコーヒー豆の分量で、5人分のMCP-7Bだと50g使う。挽いてあるレギュラーコーヒーのパッケージは、150g~200gぐらいのものが多いので、3~4回で使い切ってしまう計算だ。400gの大袋でも8回という計算になる。

 実は、コーヒー一杯分は10gなので、通常のドリッパーでホットコーヒーを淹れるのと同じ分量なのだが、5杯分まとめて入れるので、大変に多く感じてしまうのだ。

 続いて水を入れる。水は味に直接影響するので、ブリタの浄水機を通したものを使っている。

 水をストレーナーに注ぐときは、粉全体が湿るように、少しずつ注ぐ。このあたりは、ドリップ式のコーヒーと同じ要領だ。スプーンを使って、粉と水を軽くかき混ぜることも推奨されている。ただし、かき混ぜすぎると、苦くなってしまうそうだ。

 冷蔵庫に入れて、8時間を目安に抽出を行なう。ストレーナーを取り出せば、作業は終了だ。


パッケージ外観
本体はポットとフタ、コーヒーをこすストレーナーの3点

1回に使うコーヒー豆の量は50g。5杯分を一気に入れることになる 冷蔵庫に入れて、8時間放置する。ストレーナーを取り出せば作業は完了

できあがり。渋みや苦みがなく、すっきりとして飲みやすい
 さっそく、グラスに注いで味見をする。よく冷えて、ちょうど飲み頃の冷たさだ。

 あまり良い豆は使っていないのだが、渋みや苦みがなく、すっきりとして飲みやすい。

 その一方で、コーヒーらしい濃い香りが感じられておいしい。濃いめにホットコーヒーを淹れて、氷で冷やした作り方に比べると、より強く、かつ素直な味がする。ガムシロップやミルクを入れず、ストレートで味わいたい出来だ。私自身の好みとしては、氷も入れたくないぐらいだ。

 水出しコーヒーの意外なおいしさに、よく飲むようになって、1本だけでは切らしてしまうので、8人用の「MCP-14B」も買い足した。驚いたことに、Amazon.co.jpではこちらの方が安く789円だった。

 こちらの方も、大きさが違うだけで使い方は変わらない。一度に80gのコーヒー豆を使い、8人分のコーヒーができる。

 なお、ストレーナーは、かなり細かいメッシュなので、コーヒー豆だけではなく、お茶を水出しでいれることもできる。

 一般の緑茶のほかに、そば茶や麦茶も試してみたが、いずれも問題なく使用できた。水出しにすると、どのお茶もコクがありながら、苦みのないまろやかな印象になって好ましい。

 手入れについては、ポット本体とフタは洗いやすい形状で手入れもしやすい。ただし、ストレーナーについては、メッシュの細かさが影響してコーヒー豆の粉が残りやすい。また、ストレーナーの底部がメッシュになっていないので、流水で流す場合も左右のメッシュから注ぐしかなく、もどかしい感じだ。


ストレーナーのメッシュは細かいので、お茶などにも使える メッシュが細かい分、洗うときもコーヒー豆の粉が残りやすい

 ストレーナーだけは、もう少し手入れしやすいように改良を望みたいが、それ以外は、欠点もなく好ましい印象だ。コーヒーだけではなく、お茶などにも応用できるので、この夏に向けて、冷蔵庫に1本入れておくと良いと思う。





URL
  ハリオグラス株式会社
  http://www.hario.com/
  製品情報
  http://www.hario.com/seihin/mcp_exp.html

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2007/05/14 00:00

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