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サンワサプライ「省エネタップ TAP-255WSV」
~今、使っている電気代が一目でわかるタップ
Reported by 本誌:伊藤 大地
サンワサプライ「省エネタップ TAP-255WSV」
最近の電気製品は省エネ性が高く、洗濯機にしてもテレビにしても、10年前のものとは比べものにならないくらい消費電力は低くなっている。しかし、実感として1カ月の電気料金が安くなったような気はしない。おそらく、個々の機器の消費電力が下がっている以上に電気製品の数が増え、トータルの消費電力はそんなに変わっていないのだろう。
そこで、消費電力をリアルタイムに表示する電力計を備えたタップを買った。サンワサプライの省エネタップ TAP-255WSV」だ。Yahoo!ショッピングでの購入価格は、2,280円だった。
コンセント口は5つ。5つの口にはそれぞれ個別に電源をON/OFFするスイッチと、タップ自体への電源供給をON/OFFするスイッチが付いている。個別のスイッチには、ONの状態でオレンジ色に点灯するランプが、全体のスイッチには緑色に点灯するランプが備えられている。
なんといっても、このタップの特徴となっているのは本体左端に付けられた電力計だ。これは、5つの口に流れているワット数の総計を示すもので、タップの容量上限となる、1,500Wが目盛りの上限にもなっている。さらに、目盛りの周りには、電気料金の目安額が書かれたシールが貼られており、現在針が指し示している状況が1時間続いたら、電気料金がいくらになるかの目安が円単位で表示されるようになっている。
これはあくまでも、そのときに使用しているワット数を示しているだけで、使用した電力の積算量ではない。1日で使ったトータルの電気料金などを求めることはできないので注意が必要だ。また、編集部で購入した製品には1kWhあたり23円と旧基準のシールが貼られていた。現在の基準は22円なので注意が必要だ。もっとも、この製品は正確な電気料金を割り出すものではなく、どのくらい使っているかが目で見てわかることに意義があるので、大きな影響はないだろう。
なお、電源の許容量を超えると、自動的に電力供給をシャットダウンする機能も備えている。安全を十分確認した上で、ティファールの電気ケトルと撮影用の照明器具を同時に使用してみた。ケトルの定格消費電力は1,450Wだ。照明の方は800W近くあるので、確実にタップの容量は超えることになる。両方の電源を入れると、すぐにワット数を示す針は右に振り切れた。電源投入から約1分たったところで、タップ全体への電力供給を操作するボタンが自動的にOFFになった。
パッケージ
周囲の安全を確保した上で、電気ケトルと撮影用の照明を同時に使った。
合計のワット数は2,000を超えている。上限を超えているので表示は1,900台に留まっている
電力計が本体左端に付いている
撮影用の照明を接続すると800Wまで行った。電気料金でいうと、20円をちょっと切るくらいだ
ここに電気ケトルを使うと、一気に許容量を超えた
生活家電でいうと今使った電気ケトルのほか、電子レンジや炊飯器は消費電力が高い。心配しながら使うよりは、こうした安全機能のついたタップを使った方が精神衛生上も良いだろう。
逆に、冷蔵庫は、安全機能が働いたのに気づかずに放っておくと、冷凍食品が溶けたり、生ものが傷んだりとダメージが大きい。使用する場合はあらかじめ組み合わせを考えておく必要があるだろう。
ちなみにコンセント口の下には、接続している機器を示すシールを貼る枠が刻まれている。「パソコン」「ディスプレイ」「テレビ」「ビデオ」「ゲーム機」などイラストが描かれたシールがパッケージに同梱されており、これを貼り付けるわけだ。「ゲーム機」のイラストが初代Playstationっぽいものだったり、「TA/ルーター」や「モデム」といったシールがあったり、全体的に一昔前の雰囲気で、懐かしさを醸し出している。
テーブルタップはたくさんコンセントを差して、テーブルや机の裏に置いたまま、陰の存在になりがちだ。だが、こうした消費電力チェック機能や個別に光るスイッチがあると、電気の無駄遣いが明確に「見える化」され、こまめにスイッチをOFFにするようになる。電気代が気になる家庭には有効なツールだろう。また、電気を消す習慣をつけるために、子供部屋に使うのもおすすめだ。
添付されているラベルシール。イラストは一昔前を感じさせる
電源をONにしている口のスイッチが光る
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URL
サンワサプライ株式会社
http://www.sanwa.co.jp/
製品情報
http://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=TAP-255WSV
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