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【 2009/03/30 】 |
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【 2009/03/24 】 |
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【 2009/03/23 】 |
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家電製品ミニレビュー |
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～風と光で暖める卓下暖房器具
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Reported by
本誌：伊達 浩二
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デザインは奇抜で、丸いベースから太いパイプが経っており、途中で3本のパイプに分岐する。そのパイプが円盤状のヒーターユニットを支えている。ちょっと見ると、逆三角形のフォルムなので、不思議な印象を受ける。暖房器具と言うよりも照明器具のようなデザインだ。 購入はPCサクセスで、購入価格は11,800円だった。 到着した製品は、部品の状態で、自分で組み立てる必要がある。 まず、円盤形ヒーターに3本のパイプを差し込み、ジョイントで固定する。次にベースに太いパイプを立てる。この2つの部品を組み合わせると完成だ。 組み立てるときに気がついたのだが、パイプは金属製ではなく、メッキされた樹脂製だ。したがって、見た目よりも本体はずっと軽い。約4.6kgという重量のほとんどは、ベースとヒーター部分に集中している。 重心が高く倒れやすいのではないかと心配していたが、設置する際に高さが50～62cmの間で調整できるので、テーブルぎりぎりにしておけば倒れることはない。一応、テーブルの裏面から2cmは空けるように指示されている。
電源スイッチは電源ケーブルの中間に用意されている。温度調整は強弱の2段階で、こちらはヒーターユニットにスイッチがある。消費電力は強で820W、弱で500Wで、1時間当たりの電気代は約18円と約11円となっている。 電源を入れると、ハロゲンヒーターが点灯するとともに、内蔵されたファンが回転する。つまり光と熱風の両方で暖房するようになっている。 風は単純に下に吹いているのではなく、周囲は上から下に、中央部は下から上に吸い上げるような形になっている。うまく対流させることでテーブルの下を全体的に暖めようとしているようだ。 テーブルに着席している人間から見ると、膝の上あたりから暖かさがくるので、足全体が暖まる。音と光はそこそこ漏れるが、これぐらい奇抜なデザインであれば、環境の一部としてイベント性すら感じてしまう。 サイクロンウォーマーは、分野的には、昨日紹介したメトロ電工のフットヒーターと同じだが、設計思想は正反対で面白い。フットヒーターが保守的で確実性重視なのに対し、サイクロンウォーマーは革新的なデザインとアイデアを持っている。 どちらを選ぶかは難しい問題だが、この2つにテーブルの下に敷けるフローリングタイプのホットカーペットを加えればダイニングテーブル暖房の候補は出そろったといえるのではないだろうか。
■URL 森田電工 http://www.moritadenko.co.jp/ ■ 関連記事 ・ 家電製品ミニレビュー ナショナル「かんたん床暖 DC-2F1」（2006/11/24） ・ 家電製品ミニレビュー メトロ電気工業「フットヒーター MFH-320ET」（2006/12/13）
2006/12/14 00:01 - ページの先頭へ-
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