特別企画

地震・台風など万が一の備えとしてオススメ

USBポート、100Vコンセント、DCポートを搭載する大容量ポータブル電源 Seneo「S262」

日本は世界に類を見ない災害大国。大きな地震の原因となる4枚のプレートが、途轍もない力で互いに押し合いつつ、体に感じない地震を発生させ、ときには大地震も引き起こす。日本列島はあらゆる方向から力がかかるため活断層の地震も多い。記憶に新しいのは、北海道胆振東部地震や熊本地震、そして東日本大震災だろう。

太平洋プレートは毎年10cm西に向けて動いている

また、沖縄や九州、四国から紀伊半島にかけては台風の通り道となっており、いつもほぼ同じようなルートを通過し、毎年数十個という台風が北上している。今年は西日本豪雨など水害も多く、その都度道路や鉄道が分断され、大規模な土砂崩れも発生した。2018年に発生した台風の経路は、気象庁の台風経路図2018年を参照いただきたい。

地震や台風など2018年までに発生した災害の情報は、内閣府の防災情報のページにまとめられている。災害への備えとして、避難勧告に関するガイドラインや災害から身を守る方法などが紹介されているほか、南海トラフ巨大地震や首都直下地震による被害と対策に係る資料映像も公開されている。もしもに備え、ぜひ参照していただきたい。

そんな中、いまでは災害情報のインフラとなり、ラジオやテレビに並ぶ情報の入手手段となったスマートフォン。しかし電池のもちは、1日、2日というところで、常に充電問題がつきまとう。

そこで、いざというときに備えておきたい大容量のポータブル電源をご紹介しよう。

Seneo「ポータブル電源 S262(60,000mAh/222Wh)」

ポータブル電源 S262(以下、S262)は、USB出力、DC出力、さらに100Vのコンセントも備える3Way電源。専用ACアダプターに加え、車のシガーソケットやソーラーパネル(別売)を使って本体を充電する。

災害時の電源として最適なのはもちろん、キャンプやバーベキュー、車中泊や夜釣りなどのアウトドア用の電源確保にも最適。スマホの充電用として友達とシェアしたり、照明機器や簡易的な暖房の電源としても利用できる。

キャンプ用電源としても非常に利用価値の高いポータブル電源。特に照明用の電源として使うと、ガスやガソリン式比べ安全性が桁違いだ

簡単でわかりやすい操作パネル

バッテリー残量や充電状態などは上部にあるバックライト付きLCDパネルに表示される。その周りに配置された4つのボタンで操作する。

電源ボタンを操作すると、出力されている系統のアイコンが表示される。ただし12Vは、表示と異なり常時出力なので注意

左上の電源ボタンは、USB出力をON/OFFするときに使用する。ボタンを押すとバッテリー残量も表示される。なお12V出力はずっとONの状態のままだが、上部のLCDパネルには出力がOFFになったかのように表示される点に注意したい。

コンセントのマークは100V出力をON/OFFするボタンで、左下にあるのがLEDライトの操作ボタン。ボタンを押すと側面についている強力なライトが点灯する。もう一度押すと、点滅し居場所などを知らせこともできる。

鍵マークのボタンは、USBポートからの出力をONのままロックするためのもの。主に、Bluetoothヘッドホンや小型デバイスなど、微弱な電流で充電するときに使用する。

S262は、USBポートとDCポートから出力しながら、コンセント(100V)も出力できる。また、充電しながらの出力も可能となっている。すべての出力ポートを同時に使用できるのは便利だが、それぞれの最大出力が下がることに注意したい。

すべての出力がONの状態

スマホやタブレットを1日複数回充電可能なスペック

一般的なモバイルバッテリーが災害用として使えないのは、容量や充電手段が少ないこと。その点S262は、スマホやタブレットが同時に4台充電でき、急速充電にも対応するポータブル電源として機能する。

S262には、パソコンやUSB充電器でおなじみのUSBポートが4つ搭載されている。このうち「USB1/USB2」の2つがType-Aで、「QC3.0 18W」はQuick Charge3.0(以下「QC3.0」)という急速充電の規格に対応している。

ポータブル電源 S262のUSB出力端子は全部で4つ

右端の「USB C」はType-Cポートで、こちらもQC3.0に対応する。QC3.0対応のUSBポートに、QC3.0対応のUSBケーブル・スマホを接続すると急速充電が可能だ。

USB Type-C出力もQC3.0対応。対応スマホと対応ケーブルを接続すれば急速充電できる

さてここからは、災害時にも使えるポータブル電源なのか? について検証してみよう。S262のUSBポートに、充電シミュレーション装置を取り付け、内部のバッテリー容量をチェックした。

マニュアルには「222Wh 20Ah/11.1V(60000mAh 3.7V相当)と記載されている。

しかし、本体自体が制御回路で使う電気や、充電時にスマホやバッテリーから発する熱が電気エネルギーとしてロスするため、実際に充電可能な容量を検証している。

USB出力に1Aで充電するスマホ2台、2.1Aで充電するタブレット1台を接続しているとして、何時間連続で充電できるかを測定する

結果はおよそ9時間連続して充電が可能。数値で示すと50600mAh(187.2Wh)相当という、ロスの少ない優秀なバッテリーと言える。

この数値を元にスマホを何回充電できるか計算したところ、およそ13回。充電するスマホは、自分で電池交換ができない容量3000mAh(iPhoneならXシリーズ相当)のバッテリー内蔵のもの、かつ空の状態から100%まで充電する想定だ。なので容量の小さいiPhoneシリーズなら、この倍近く充電ができるだろう。タブレットでも5、6回は充電できる。

スマホやタブレットは災害時に情報入手や連絡手段として欠かせないものとなる。その電源として余裕を見込んで確保できるのは心強い

S262なら、スマホやタブレットを1日1回充電しても十分な容量が残っている。USB機器の充電だけでなく、100Vのコンセントも使えるので、緊急時に役立つだろう。

非常時こそ役立つ「QuickCharge3.0」の急速充電に対応!

スマホのバッテリー大容量化に伴って、充電にかかる時間が長くなっている。これまでは主に5V/1AのUSB ACアダプターで充電していたが、最近は2.1A出力が必要なものや、QuickChargeという規格に対応した充電器もラインアップが揃ってきている。

QC3.0対応のスマホを「USB1」ポート(Type-A)に繋いで検証。S262は4.84V/1.26Aで出力している

しかし災害時はどうだろう? 一刻を争う事態もあれば、電池の消費が多いナビゲーションアプリを使う機会も増えるため、バッテリーの消耗も早くなる。また通信基地局が被災すると、別の基地局をスマホが探し続けるので、これもバッテリーの減りを早める原因となる。

筆者のスマホはQC3.0対応。Type-Cポートを装備

そんなときにもS262は活躍。スマホやUSBケーブルがQC3.0に対応していることが前提となるが、充電時間はQC3.0非対応の半分で済む(機種によって異なる)。例えば、避難場所へ向かうときにナビゲーションアプリを使ってバッテリーが切れそうになっても、QC3.0対応ならいち早く充電できるので安心だ。

「QC3.0 18W」のUSBポートで検証。通常は5V/1A(もしくは1.3A程度)だが、S262は8.5V/1.27Aで急速充電している(バッテリーの発熱や充電具合などにより電圧と電流が可変)

QC3.0対応のUSBケーブルを用意しておくと、「QC3.0 18W」と「USB C」の両ポートで2台同時に急速充電が可能だ。QC非対応のスマホを接続しても、Type-Aの充電器として機能するので便利に使える。また「USB1/USB2」のUSBポートも使えるので、合計4台を同時に充電することもできる。

Type-C→Type-A変換コネクターを用意しておき、4台同時充電できるようにすることをおススメする

変換コネクターを使えば、Type-AのUSBケーブルで急速充電ができる。写真は8.06Vで充電中

S262のUSB出力は、スマホが完全に充電されると自動で電源が切れる仕組みになっている。ただし、Bluetoothヘッドホンや小型デバイスの充電は微弱な電流で行うため、S262が充電完了と勘違いしてしまう場合がある。

そんなときは、操作パネルの鍵マークボタンを押すとUSB出力がONのままロックされる。自動的に電源が切れないので、微弱な電流で充電するデバイスもフル充電できるのだ。

USB出力ロックボタンを押しておくと、Bluetoothイヤホンもフル充電!

暗い夜でも100Vのコンセントで家族に安全と安らぎを

停電で一番困るのは何だろう? 寒さは服を着込めばなんとかなるだろう。しかし夜の暗さだけはどうしようもない。懐中電灯は乾電池が貴重品となる災害時には、できるだけ使いたくない。もちろんスマホのライトもだ。そんなときにもS262は活躍する。

S262は、コンセントの差し込み口を2つ備えている。LED電球やLEDランタンなどの照明器具が安全に灯せる。火災の火元になるロウソクなどを使う必要もない。

コンセントの差し込み口を2つ搭載。200W以下ならテーブルタップを使って分岐しても問題ない

なおコンセントに使える電力は、次のような装置で測定した。

S262は、最大200W(一時的に300W未満)までの機器が同時に使える。そこで100Wの電球を2つ点灯して、電力量を調査した。

100Wの電球を2個セットし何分間点灯できるかを検証。これで電力量がわかる

その結果、点灯時間はおよそ50分。電気代などでおなじみの電力量に換算するとおよそ153Whとなった。

60W相当のLED電球の電力消費量はおよそ7Wなので、公式にあてはめて計算すると153Wh÷7W=21.9hとなり、約22時間点灯できる。

60W相当のLED電球を22時間点灯できる

なお、消費電力の大きい電化製品をつなげて200W以上になっても、内部の保護回路が働き、内蔵電池に負荷がかからない仕組みになっているため、安全に使える。

許容量をオーバーすると、保護回路が働き自動的に出力停止となる。実験では260W程度で瞬時に保護回路が作動した

ただひとつ注意点がある。S262のコンセント出力は、家庭用のコンセントと電気の質が異なる。

家庭用のコンセントの電気は、次の写真のようにきれいな波線を描いている。一方S262の電気は、階段状の波線を描く。

家のコンセントの波線。東京電力の50Hzで、波の頂点から頂点までが4マス

S262の波線。階段状で波の幅も少し狭い60Hz。波の頂点間も3マスと短い

電化製品の多くは、きれいな波線の電気を想定して作られているため、階段状の波線では動作しない家電や、異音、動作不良を起こす製品もあるので注意して欲しい。

特に扇風機などモーターを使用している製品は、異音がすることが多く利用はオススメできない。また省エネ性を謳う家電も動かない場合が多い。

家電の一部には「西日本用」「東日本用」と区別されている製品がある。S262は「東日本用」の電化製品をつなぐと、異音、動作不良、チラつきなどが発生する場合がある。だが、ノートパソコンなどACアダプターを使用する機器なら、西と東を区別する製品はないので問題なく使えるだろう。

このようにS262を含むポータブル電源は、使用する家電によって相性があるので、災害時に使えるかどうかをあらかじめチェックをしておきたい。

西日本と東日本では電気の種類が異なる。ちなみに、東海道新幹線は東京駅まで60Hzの電気で運行。北陸新幹線E7系は50/60Hzの両方で運行できるが、E5/E6系は東日本の50Hz管内のみ運行できる

車のシガーソケットを使う機器もOK!

S262のもうひとつの特長は、DC出力を持っている点。USB出力やコンセント出力と違い、内部のバッテリーから直接電源をとるので変圧回路などのロスがなく効率よく電力を出力できる。DCポート(DC OUTPUT)にプラグを差し込むと12Vの電源がとれる。

12V出力は4系統。間違ってACアダプターを差し込まないよう注意!

バッテリー直結なので、本体のスイッチをONにしなくても12Vが出力されるが、乾電池と同じように使用中に電圧が低くなることがある。満充電時は12.2V程度出力できるが、充電切れ直前だと9Vまで電圧が低くなる。

USBポートと同様に、電力を消費させて出力できる時間を計測してみたところ、結果は207.5Whとなり、USBやコンセントより多くの電気を取り出せることがわかった。

USBポートと同じく電力を消費させて出力できる時間を計測

なお、車のシガーソケットの差し込み(メス)が付属されており、このプラグの電線をDCジャックに差し込むと、車用のアクセサリーが利用できる。

シガーソケットの電圧は、エンジンをかけていない場合は約12Vで、エンジンがかかっているときは14V程度となる。

またエンジンをかけていても、ワイパーやエアコン、ヘッドライトやカーオーディオを使用し、渋滞にはまっている場合などは、11Vまで電圧が下がる可能性がある。なので車用のアクセサリは、11~14Vの範囲ならほぼ確実に使用することができる。

シガーソケットの電圧は車内の状況により変動する。今回はエンジン停止時で12.1V、エンジン作動時で14.4V

災害用として一家に1台 アウトドア用の電源としても大活躍!

災害用の非常電源として多用な出力を備えるS262。キャンプや屋外でのバーベキューなどでも、その便利さを発揮するだろう。

キャンプでも活躍すること間違いなし!(写真はイメージです)

キャンプではUSB充電器として役立つだろう。スマホの充電はもちろん、Bluetoothスピーカーの充電にも使える。夜はテント内の照明用電源とし、また強力なライトとしても機能する。

スマホだけでなく、Bluetoothスピーカーなどの充電にも使える

直視できないほどまぶしいLEDライト搭載

また災害時にはじめて使うとなると、手間取ってしまうこともあるので、一度キャンプなどに持って行き予行演習することを強くおススメする。

実際に体感することで、こんな使い方もできる! という発見や、こんな風に使うとバッテリーが早くなくなってしまうなど、機能を理解できるはず。

ハンドルも付いているので携帯にも便利

なお防水・防塵などの規格には対応していないので、屋外で使う場合は雨や粉塵に注意して欲しい。

S262は、災害時、家族に安心と安らぎをもたらしてくれる電源として、ピッタリの容量と機能とサイズを持つポータブル電源。地震や台風など災害の備えとして、価格の安さも含めオススメしたい一台だ。しかも12月7日から12月20日までの期間は、16,999円(通常価格19,500円)で販売される。

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Seneo ポータブル電源 S262