三洋電機は、業務用の電動アシスト自転車「eneloop bike CY-SPG226」を4月1日に発売する。希望小売価格は167,790円。
2008年12月に改正された道交法の規制緩和に対応し、時速10km未満の低速域で人力に対するモーターの力の比率が1:2になった点が特徴。一般向けのeneloop bikeは、2月にすでに発売されているが、今回のモデルは業務利用に耐えるよう、フレーム、タイヤ、リム、スタンドなど主要な部品について耐久性が高いパーツを使用している点が異なる。
また、前カゴは一般向けが3kgまでの積載量なのに対し、10kgまで対応。後輪部分についたキャリアも、段ボール箱などを運べるように幅広のものが採用されている。こうした部品の違いにより、車両重量は一般向けの約22.8kgから、約32kgと増えている。それに伴い、オートモード使用時の最大航続距離も一般仕様の100kmから、85kmに短くなっている。
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フレーム部
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スタンド
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後部キャリア
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前カゴ
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一般向けと同じ仕様としては、下り坂やブレーキをかけた際にモーターを発電機として利用し、バッテリーを充電する「ループチャージ」機能や、前輪をモーターで駆動し、後輪を人力で駆動させ、安定した走行感が得られる両輪駆動機能などを継承する。
本体サイズは1,895×580×775~905mm(全長×全幅×サドル高)。バッテリーの充電時間は約3.5時間。充電器の消費電力は約67W。
■URL
三洋電機
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0903news-j/0319-1.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
2009/03/19 16:44
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