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ホームスター EXTRA
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株式会社セガトイズは、家庭用プラネタリウム“ホームスター”シリーズの最高級モデルとして「ホームスター EXTRA」を12月下旬より発売する。希望小売価格は60,900円。
ホームスターシリーズはプラネタリウム・クリエイターの大平貴之氏監修の家庭用プラネタリムで、EXTRAはシリーズの第5弾として発売される。シリーズでは、業務用プラネタリウムと同じ光学式の投影方法を採用するなど、これまでになかった本格的なプラネタリウムが家庭で楽しめるのが特徴。EXTRAではシリーズで最も多い12万個の星を投影可能にした。これは家庭用プラネタリムでは最も多い投影数としている。
光源には14Wの超高輝度LEDを採用。これは従来の約5倍の明るさで、星がよりくっきり見えるようになり、室内でも奥行きのある投影を楽しめるようになったという。また、間接照明など微光な明かりがある場所でも星がしっかり見えるためリビングなどでも使用できるようになった。
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使用イメージ。写真はカラー原板を投影したもの
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また、本物の夜空に近づけるためにレンズ、原板、フィルムを改良した。もっとも明るく見える1等星の投影サイズを従来の50%以下にし、フィルムサイズを従来の約2倍にすることで、小さな星も再現し、より本物の夜空に近い星空を再現できるようになった。また、投影レンズは7枚に増やし、従来よりもシャープな画像を再現できるという。付属する原板ソフトは3種類でモノクロ、カラー、ライン入りなどが用意されている。
流れ星を楽しめる流星機能では従来では1カ所のみでの再現だったが、EXTRAではランダムな場所・タイミングで流れ星を再現できる。
また、季節ごとに変わる星空の様子を365日で設定できる。設定は月・日・時間で選べるため、誕生日や記念日など特別な日の星空を再現して楽しめるという。また、星空が回転する日周運動の早さや明るさの設定なども変更できる。これらの設定は専用のリモコンで行なうため、離れた場所からの操作が可能。
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モノクロ原板の使用イメージ
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カラー原板の投影イメージ
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モノクロ原板の投影イメージ
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本体サイズは240×246×282mm(幅×奥行き×高さ)。投影範囲は直径300cmの円状。最適投影距離は2m~2m30cm。
■URL
株式会社セガトイズ
http://www.segatoys.co.jp/
ニュースリリース
http://www.segatoys.co.jp/company_information/press_release/pdf/20081029.pdf
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( 本誌:阿部 夏子 )
2008/10/30 14:09
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