三洋電機株式会社は、製品の両面が温かくなる充電式のカイロ「eneloop kairo KIR-SL1S」を10月10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5,000円前後。
同社では昨年より充電式のカイロを発売していたが、片面だけしか温められないことから、ユーザーからは両面が温められる製品を望む声が寄せられていたという。そこで本製品では、専用のアルミケースを採用し、さらに熱源となるPTCヒーターを2個搭載することで、両面の発熱が可能になった。本体を握ることで、手の平から指先までを、同時に温められる。
運転モードには、強と弱に加え、急速に温めるターボモードを追加。また、自己温度制御機能を備えたPTCヒーターとマイコン制御により、温度の上がりすぎを抑える仕様になっている。
電源には、単三形のeneloopを2本使用。本体にAC電源を接続することで、eneloopの充電器としても使用できる。なお、eneloopは購入時に同梱される。
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「eneloop kairo KIR-SL1S」ホワイト
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ブラック
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従来までは本体の片側のみが暖かくなっていたが、本製品では両面が暖まる仕様になっている
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強/弱運転のほか、約46℃で急速に温めるターボモードを搭載
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電源は単三形eneloop2本。本体に同梱される
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AC電源を接続することで、eneloop充電器としても使用できる
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本体サイズは84×46×20mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約50g。表面温度は、弱モードが約37℃、強モードが約40℃、ターボモードが約46℃。電池の持続時間は、弱で約5時間、強で約4時間。充電時間は約4.5時間。本体カラーはシルバーとブラック。
このほか、昨年発売した「eneloop kairo」「eneloop anka」の2製品についても、2008年モデルとしてリニューアルする。「eneloop kairo」では携帯に便利な専用ケースを搭載。「eneloop anka」では使用時間が強モードで1時間、弱モードで2時間延びた。デザイン、カラーバリエーションに変更はない。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「eneloop kairo」が4,000円前後、「eneloop anka」が15,000円前後。
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昨年のモデルから専用ケースが追加された「eneloop kairo KIR-S3S」も発売する
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「eneloop anka KIR-S5S」は、一晩中使えるよう運転時間が延長された
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手の平など末端神経を暖めると、血行がよくなり、全身が温かくなるという調査結果も発表された
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■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0809news-j/0902-1.html
カイロ関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/heat.htm#cairo
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( 本誌:正藤 慶一 )
2008/09/02 19:42
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