![](/cda/static/image/2007/09/04/kairo_00s.jpg)
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eneloop kairo KIR-S2S
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三洋電機は新カラーの追加などを行なったリチウムイオン電池内蔵の電気カイロ「eneloop kairo KIR-S2S」を9月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4,000円前後。
「繰り返して使う」ことをコンセプトとした「eneloop universe」シリーズとして発売される電気カイロ。昨年発売された「KIR-S1」の後継に位置づけられ、使用時間や充電時間を改善したほか、従来のホワイトに加え、「新色への要望のうち、半数を占めた」ピンク、「スーツ姿の男性でも使えるカラー」のブラックが新たに追加されたことが主な変更点となる。
楕円形の本体内部にヒーターと制御マイコン、リチウムイオン電池を内蔵し、弱モードで39℃、強モードでは43℃で本体表面の金属部を暖める。従来機では充電時間が5時間だったのに対し、3時間に短縮。また、弱モードでの使用時間を6時間から7時間に延ばした。強モードは5時間のままとなっている。
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パッケージもカラーリングに合わせたものに一新される
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展示用の什器にはキャッチコピーとなる「Cool, But Warm」の文字が
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手のひらにすっぽり収まるサイズ
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さらに、従来機にはなかった電池残量を表示する機能も追加された。LEDで4段階で表示されるため、いつ充電すればよいかの目安にもなる。
従来機同様、内部のヒーターには温度が上がれば上がるほど抵抗が増える発熱体を利用したPTCヒーターを採用。これをマイコン制御することで、ポケットの中に入れた場合などでも、温度が上がりすぎず、低温やけどを防ぐことができる。約500回繰り返して使える点も従来から変わっていない。
本体サイズは62×84×19mm(同)、重量は約80g。発売から来年の3月までに、7万台の販売を見込んでいる。
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前機種のユーザーアンケートの結果、使用時間を長くすること、カラーバリエーションなどが求められていることがわかった
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基本的な外観はそのままに、要望に応える仕様へと進化させた
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■URL
三洋電機株式会社
http://www.sanyo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0709news-j/0904-1.html
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/09/04 16:52
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