東芝コンシューママーケティング株式会社は、4月1日付けの組織改編に伴う人事を発表した。生活家電事業を統括する新会社「東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス」の取締役社長には、現在、東芝執行役専務を務める横田親廣(よこた ちかひろ)氏が就任する。
今回の組織改編では製品ジャンルや、企画、製造、販売といった役割ごと、細かく分れていた組織をまとめ直し、経営の効率化を図ることが目的。持ち株会社「東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングス」を頂点に、白物家電と電池の企画・製造および販売を行なう「東芝ホームアプライアンス株式会社」、AV機器を含むコンシューマ機器のマーケティングを司る「東芝コンシューママーケティング株式会社」を新設する。
東芝コンシューマエレクトロニクス・ホールディングスの取締役社長に就任する横田氏は、1972年に入社。これまで、東芝で携帯電話事業に携わり、モバイルコミュニケーション社社長、執行役上席常務などを歴任している。
東芝ホームアプライアンスの取締役社長には山下文男(やました ふみお)氏(現 東芝情報機器株式会社 取締役社長)、東芝コンシューママーケティングの取締役社長には梶田龍三(かじた りゅうぞう)氏(現 東芝コンシューママーケティング株式会社 取締役 東芝コンシューマフィールドマーケティング社社長、東芝エルイーマーケティング株式会社代表取締役社長)がそれぞれ就任する。
なお、現在、東芝コンシューママーケティングの社長を務める小野聰(おの さとし)氏は4月1日付けで、照明事業を手がける東芝ライテックの相談役に就任する。
■URL
東芝コンシューママーケティング株式会社
http://www.toshiba.co.jp/tcm/
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( 本誌:伊藤 大地 )
2008/02/29 18:34
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