GfK Japan(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社)は、2007年8月におけるエアコンの市場動向についてのレポートを発表した。
同社のデータによると8月の記録的猛暑により、販売台数は前年同月比で約2割伸びたという。しかし、梅雨が長引いた7月に大きく前年割れしたのが響き、6~8月の夏全体では前年の約9割程度になったとしている。
冷房能力別に見ると、メーカーが注力する広いスペース向けの高性能機も、2.2kW(6畳以下向け)の小型機も割合には変化がなく、買い換えや個室への導入が需要の中心を占めると分析している。
一方、自動フィルター掃除機能は3割を占めており、富裕層を中心に伸びているという。
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■URL
GfK Japan(ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社)
http://www.gfkjpn.co.jp/
市場動向レポート(PDF)
http://www.gfkjpn.co.jp/report/documents/ProFiMonthlyMarketComment_0708_AC.pdf
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/09/18 13:04
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