ナショナル(松下電工株式会社)は31日、同社が製造するマッサージチェア「EP3510」「EP3515」「EP3010」「EP30101」「EP30002」「EP30001」の6機種について、発煙・発火に至る可能性があることを発表。ユーザーに使用を中止するよう呼びかけている。対象ユーザーに対しては、ユーザー宅へ訪問し、点検・修理対応を行なう。
今回対象となった6機種は2005年6月~2007年1月に製造されたもので、対象台数は68,762台。型番が合致する場合は、すべてのロットが対象となる。「機器内部のモーター電源線がまれに断線し」、そのまま使用を続けると、発煙・発火に至る可能性があるという。
これまで確認されている事故は「EP3510」による焼損事故が2件。いずれも、モーターの電線が屈曲して断線したことによるものだった。「EP3510」以外の5機種に関して事故の報告はないが、事故原因となった部分に同様の構造を持っているため、対象機種に追加されている。
型番は本体肘掛け部の側面に記されている。なお、今回発表された6機種以外に関しては、「安心してご使用になれます」としている。
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対象機種と型番の判別方法
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松下電工株式会社 電器事業本部 マッサージ椅子市場対策室
Tel.0120-274-081
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ナショナル(松下電工株式会社)
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ニュースリリース
http://www.mew.co.jp/corp/news/0701/0701-15.htm
ナショナルマッサージ椅子をご愛用のお客様へお詫びとお願い
http://national.jp/wellness/info/important/massage_chair/
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( 本誌:伊藤 大地 )
2007/01/31 12:26
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