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大賞を受賞した「Vacua」シリーズ。一番右が最新の冷蔵庫に搭載されている「U-Vacua IV」
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経済産業省所管の省エネルギーセンターは16日、1年に1度、省エネルギー性が高い製品やシステムに対して賞を贈る「省エネ大賞」の2006年度の受賞機器を発表した。
もっとも価値のある賞に位置づけられる「経済産業大臣賞」には、ナショナルの冷蔵庫に用いられている真空断熱材「Vacua」シリーズが選ばれた。この断熱材は松下電器グループの松下冷機が開発し、冷蔵庫や自動販売機、住宅建材などに用いられている。アルミホイルのような外観からも想像できるように、形状の自由度が高く、応用範囲が広いのが特徴。発表資料では「究極の高性能真空断熱材」と最高の評価を与えている。
このほか、家電製品関連では、ナショナルのヒートポンプななめドラム洗濯乾燥機「NA-VR1100」が「経済産業大臣賞」に次ぐ賞となる「資源エネルギー庁長官賞」を受賞。
3番目の賞となる「省エネルギーセンター会長賞」には、ナショナルの電球型蛍光灯「パルックボール プレミア」、「気流ロボット&フィルターお掃除ロボット搭載ルームエアコン CS-X227Aシリーズ」、三菱電機のエコキュート(CO2冷媒給湯器)「ダイヤホット」シリーズ、日立アプライアンスの冷蔵庫「たっぷりビッグ すみずみクール」シリーズが受賞した。
受賞機器は、1月31日~2月2日まで、東京ビッグサイトで開催される、省エネルギー関連の展示会「ENEX2007」で展示される。また、初日の31日には、会場で表彰式が行なわれる予定。受賞機器の詳細について記したパンフレットは31日から、省エネルギーセンターのWebページにおいてPDF形式で配布される。
■URL
財団法人省エネルギーセンター
http://www.eccj.or.jp/
ニュースリリース
http://www.eccj.or.jp/pressrelease/070116aw.html
関連情報
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■URL
ナショナル、取り出しを楽にした冷蔵庫(PC)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0831/yajiuma.htm
( 本誌:伊藤 大地 )
2007/01/16 18:59
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