ニュース
Wi-Fi対応で、世界3,000カ所の空気の状態までチェックできる「Blueair Sense+」
(2015/10/19 12:14)
セールス・オンデマンドは、Wi-Fi対応で専用アプリからの操作にも対応した「Blueair Sense+(ブルーエア センスプラス)」と、室内の空気の状態を可視化するエアーモニター「Blueair Aware(ブルーエア アウェア)」を12月9日に、ブルーエア公式ウェブサイトで発売する。希望小売価格は順に54,500円、25,000円(税抜)。発売前に予約すると、いずれも5%オフになる。
スウェーデンの空気清浄機専業メーカー、ブルーエア社の最新モデル。ブルーエアの製品は、加湿機能などを一切搭載せずに、空気清浄だけに特化した点が特徴。目詰まりしにくく、風量を維持できるという、目の大きさの異なる3層フィルターと、粒子イオン化技術を組み合わせた独自の「HEPASilent(ヘパサイレント)テクノロジー」を搭載しており、米国の消費者テストでも高い評価を得ている。
Blueair Sense+は、スチール製の本体に、強化ガラスを組み合わせたデザイン性の高いBlueair Senseシリーズの製品にあたり、操作ボタンは一切設けずに、天面で手をスライドさせて操作する「モーションセンサー操作」などを継承する。
本体機能においては、適用床面積が従来の8畳から、11畳に広くなった。空気清浄機が清浄な空気を供給する能力を表す「CDAR値」も従来より20%以上高くなるなど、性能がアップしている。
Wi-Fi対応で、スマートフォンからの操作が可能
新たな機能としては、Wi-Fiを搭載。製品と同時にリリースされるスマートフォン用アプリ「Blueair Friend(ブルーエアフレンド)」と連動させることで、本体のON/OFFを外出先から操作できるほか、運転モードや電源ランプの照度、タイマー運転などの操作が可能となった。
また、同アプリでは、世界各都市の空気環境を確認できる機能も備える。これは空気環境を発表している各国、各都市との連携により実現したもので、世界約3,000都市の空気環境を確認できる。日本でも、北海道、東京、横浜、福岡など、各都市に対応している。
アプリは、AndroidとiOSに対応しており、無料でダウンロードできる。対応製品は、現時点でBlueair Sense+のみ。
空気を可視化するエアーモニター「Blueair Aware」
同時発売するエアーモニター「Blueair Aware」は、室内のPM2.5、VOC(揮発性有機化合物)などの微粒子やニオイ、温度、湿度をリアルタイムに観測する。これらのデータは、スマートフォン用アプリ「Blueair Friend」で確認できるほか、Wi-Fiを搭載した「Blueair Sense+」と連動させることで、室内の空気環境データをもとにして運転を自動制御することもできる。
Blueair Aware本体では、一目で空気環境を把握できるインターフェースを採用。オレンジとブルーのライトを組み合わせることで、室内の空気環境を6段階で表示する。本体サイズは80×185mm(直径×高さ)で、重量は350g。
空気清浄機本体「Blueair Sense+」の本体サイズは、470×170×492mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約11kg。1時間あたりの清浄回数は約11畳を5回。本体カラーは、ポーラーホワイト、グラファイトブラック、ウォームグレー、ルビーレッド、ミッドナイトブルー、リーフグリーンの6色。
Blueairのアジア地域、セールスディレクターを務めるJonas Holst氏は今回の新製品について「次のステップに進んだ製品。世界中のどこにいても、自宅の空気環境をチェックして、Blueairを操作できる」と話した。
価格については「Blueairの製品は、様々な消費者テストで高い結果を出している。高額ではあるが、性能も高いということを理解してほしい」とした。